ありがとうございます。
まず、覚書の主要な点について少し御紹介をさせていただきたいと思います。この覚書、かなり包括的な内容になっております。まずは、レバノンを含む全ての戦線での軍事作戦の終了、これが規定されております。その上で、ホルムズ海峡の開放の在り方、そして資産凍結の解除の問題、さらに核問題、そして制裁解除を含む最終合意に向けた交渉、その先のイランの復興、経済開発のための計画、こういったものが主な項目として定められております。そして、この覚書を実施するために、この二十一日にアメリカとイランが、パキスタンとカタールの仲介の下で、早速スイスでこの覚書署名後初めての協議を行っております。
そして、ただいま委員から御指摘ありましたとおり、その後、確かにアメリカとイラン双方から様々な発言がなされております。例えば、核の査察についてIAEAの査察官がイランを訪問するのかどうか、またイランのこの資産の凍結がすぐに解除されるのかどうか、こういった点については双方の発言の内容は食い違っております。一方で、石油の、イランの石油の輸出の解禁については、双方ともこの必要な措置を講じたということになっておりますので、一致している点もあるということが言えるかと思います。
さらには、今回のスイスの協議で、今後の話合いの進め方について、委員会の設置ですとか仕組みがかなり明らかになってきております。今日も、報道ですと、来週にもまた実務者レベルの協議が行われるという情報もございます。
日本としましては、これまでも、アメリカ、イランはもちろんですけれども、仲介国とも意思疎通を緊密に行ってまいりましたので、この努力は続けてまいりたいと思っております。そのことで、この協議ができるだけ円滑に進むように、そういった環境醸成に日本としても貢献をしていく必要はあると考えております。
129
里見隆治(公明)
ただいまから外交防衛委員会を再開いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、堀井巌君が委員を辞任され、その補欠として松川るい君が選任されました。
─────────────
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130
里見隆治(公明)
休憩前に引き続き、防衛省設置法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
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131
平木大作(公明)
公明党の平木大作でございます。
まず冒頭、私の方からも、今朝、岩手県沖で発生をいたしました地震、青森県内では最大震度六強を観測したということでございます。朝方から大変住民の皆様は不安な思いをされたかというふうに思っております。被災をされた皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、今現在、対応ですとかあるいは復旧に当たられております自治体の皆様、警察、消防、そして自衛隊の皆様にも感謝を申し上げたいというふうに思います。
まず、今日の本題に入ります前に、私も、ちょうど午前の審議の続きになるかなと思うんですが、アメリカとイランの戦争、戦闘終結の覚書につい…
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- (上の発言)
132岩岩本桂一外務省中東アフリカ局長
ありがとうございます。
まず、覚書の主要な点について少し御紹介をさせていただきたいと思います。この覚書、かなり包括的な内容になっております。まずは、レバノンを含む全ての戦線での軍事作戦の終了、これが規定されております。その上で、ホルムズ海峡の開放の在り方、そして資産凍結の解除の問題、さらに核問題、そして制裁解除を含む最終合意に向けた交渉、その先のイランの復興、経済開発のための計画、こういったものが主な項目として定められております。そして、この覚書を実施するために、この二十一日にアメリカとイランが、パキスタンとカタールの仲介の下で、早速スイスでこの覚書署名後初めての協議を行っております。
そして、ただいま委員から御指摘ありましたとおり、その後、確かにアメリカとイラン双方から様々な発言がなされております。例えば、核の査察についてIAEAの査察官がイランを訪問するのかどうか、またイランのこの資産の凍結がすぐに解除されるのかどうか、こういった点については双方の発言の内容は食い違っております。一方で、石油の、イランの石油の輸出の解禁については、双方ともこの必要な措置を講じたということになっておりますので、一致している点もあるということが言えるかと思います。
さらには、今回のスイスの協議で、今後の話合いの進め方について、委員会の設置ですとか仕組みがかなり明らかになってきております。今日も、報道ですと、来週にもまた実務者レベルの協議が行われるという情報もございます。
日本としましては、これまでも、アメリカ、イランはもちろんですけれども、仲介国とも意思疎通を緊密に行ってまいりましたので、この努力は続けてまいりたいと思っております。そのことで、この協議ができるだけ円滑に進むように、そういった環境醸成に日本としても貢献をしていく必要はあると考えております。
133
平木大作(公明)
覚書、私自身は正直、中を見て、これは一体何を勝ち取ったのかということを正直戸惑いました。
先ほども、午前中、例えば最後に山田吉彦先生が触れられておりましたけれども、これ、項目でいうと五番目ですかね、イランは商船の無償安全航行を六十日間限定で確保するとなっています。これ、本当に素直に読むと、つまり六十日間限定の無償ですから、その後は有償化するんだろうというふうに普通は読むわけでありまして、何でこんな条件で結んでいるのかということを、正直言うと戸惑いしかありません。
実際に、これも先ほど御答弁いただいたんで、もう更問いをすることはないですが、もうイランと…
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134岩岩本桂一外務省中東アフリカ局長
今御紹介のあったイランの復興、経済開発の計画でございますが、確かに覚書の中にこの三千億ドルといった数字も出てきております。一方で、今御紹介のあった報道の内容については、必ずしも現時点で本当にそういうことが起こっているのかははっきりしておりません。私どもの理解は、ここの復興、経済開発については、やはりこの覚書の最終合意がなされたところでより具体的な形になっていくのかなという具合に感じているところでございます。
今後の米国とイランのその交渉全体の動向、さらには、ここの復興開発計画の詳細がどういう具合に話し合われていくのかよく見ていく必要があるとは考えており…
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135
平木大作(公明)
そもそもホルムズ海峡依存度の高い日本でありますし、イランのこの復興に日本としてできる貢献、当然しっかり検討していただきたいと思います。
ただ、今御答弁いただいたように、政府としてもまだ正直言うと、何を内容とするものなのか、あるいはこの金額は一体何なのか、そういったところについては承知をしていないというふうにお伺いをいたしました。一方で、米国の方では、いろいろ、ここにはお金を自分は出さないんだとか、いろんな発言ももう既に聞こえております。
しっかりとこれは、関わるんであれば、これは日本としてどう関わるのかということ、そういったところは米国とも、また他国…
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