これは非常に難しいところだと思います。
私自身は、今のAIが持っている力というのは大変大きいところでありまして、我が国において労働力が不足するときに、それを補うという意味でのAIの活用というのもございますし、さらに、医療分野で見ますと、これからはAI、特に生成AIによって、医師の負担が減ると同時に医療の安全性が非常に高まるというので、今、いろいろな形で開発が行われているところです。
ただ、裏返して、規制もあるということですね。基本的に、私自身が考えますのは、データそのものを使ってAIを進めていくというのはいいわけですけれども、それを、先ほど申し上げましたように、誰が何のために使うかということについて、きちっとコントロールする仕組みができるかどうか。できない場合に使わせるなというところはなかなか言いにくいところがございますけれども、それはきちんと管理していかなければならないと思います。
悪用するというリスクの話と、もう一つは、AI自体がまだ完全でない、それがいろいろな誤った結果をもたらすことについてどうするのか。そこはとにかく、私の考え方としましては、気をつけて使っていくことによって学習し、いい仕組みを考えていく方向がいいのではないかと思います。
したがいまして、最初はかなり厳しめに、使うな、使わせるな、安全なところだけ使えというやり方は、世界との関係も比べて必ずしも今はいい結果を生まないのかなというふうに思っております。
まだちょっと勉強不足ですので、その程度でお許しいただきたいと思います。
64森森亮二弁護士法人英知法律事務所弁護士
御質問ありがとうございます。
私は、子供の情報の保護ということについて、一般的な考え方みたいなことをお話ししたいと思いますけれども、先ほど、医療の場面では利活用が優先するというお話をいたしました。それに対して、例えば広告のような商業目的ということであれば、これはやはり保護を優先していただくということになろうかと思います。
子供はどうなのかということになりますと、子供の場合、非常にビジネス的にも利活用の価値が高いですよね。ですので、これまで子供の情報についてのいろいろな検討に参加して拝見をしておりますと、いろいろな意見があって、やはり、それはビジネスと…
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65森森田朗東京大学名誉教授/一般社団法人次世代基盤政策研究所代表理事
お答えいたします。
非常にこれは難しいところで、私自身に関しても専門としておりませんけれども、いわゆる大人と違って、自身で判断をしたり、自分で権利を主張するということができない子供たちをどう保護するかということだと思いますし、それに対して、実際に個人情報を使う、あるいは最近の技術によってどういう権利侵害が起こるか、それに対してどのような対策を講じることかと思っております。
いろいろなケースが考えられますけれども、最初にお話がありました、例えば、親の所得と、歯の具合であるとか成績であるとか、その相関という、これについてはきちっとデータを取って分析をする…
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西岡義高(国民)
ありがとうございます。
引き続き、質問を続けさせていただきます。
AIの規制全般について伺いたいんですけれども、昨年はやったのが、写真をジブリ風のものに加工してというものがはやったときに、クリエーターの権利をどうするんだ、AI学習において、そういった議論がなされたと記憶しております。
今、この法改正の議論が進む中でも、やはりEU並みの厳しいAI規制が必要だという意見もあれば、その逆もしかりというところで、皆様御自身がお考えになるAI規制の在り方、我が国においてAI規制というのはどのような形であるべきかというところを、皆さんそれぞれのお考えをまた伺い…
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- (上の発言)
67森森田朗東京大学名誉教授/一般社団法人次世代基盤政策研究所代表理事
これは非常に難しいところだと思います。
私自身は、今のAIが持っている力というのは大変大きいところでありまして、我が国において労働力が不足するときに、それを補うという意味でのAIの活用というのもございますし、さらに、医療分野で見ますと、これからはAI、特に生成AIによって、医師の負担が減ると同時に医療の安全性が非常に高まるというので、今、いろいろな形で開発が行われているところです。
ただ、裏返して、規制もあるということですね。基本的に、私自身が考えますのは、データそのものを使ってAIを進めていくというのはいいわけですけれども、それを、先ほど申し上げましたように、誰が何のために使うかということについて、きちっとコントロールする仕組みができるかどうか。できない場合に使わせるなというところはなかなか言いにくいところがございますけれども、それはきちんと管理していかなければならないと思います。
悪用するというリスクの話と、もう一つは、AI自体がまだ完全でない、それがいろいろな誤った結果をもたらすことについてどうするのか。そこはとにかく、私の考え方としましては、気をつけて使っていくことによって学習し、いい仕組みを考えていく方向がいいのではないかと思います。
したがいまして、最初はかなり厳しめに、使うな、使わせるな、安全なところだけ使えというやり方は、世界との関係も比べて必ずしも今はいい結果を生まないのかなというふうに思っております。
まだちょっと勉強不足ですので、その程度でお許しいただきたいと思います。
68森森亮二弁護士法人英知法律事務所弁護士
御質問ありがとうございます。
日本のAIの規制につきましては、規制強度が低いということは一般に共有されていると思いますし、恐らくその背景には、規制をすると産業振興が進まない、特にAI開発、AI利活用が進まないということだと思いますけれども、ちょっと私はこの点については若干疑問を持っておりまして、規制があったらその産業が進まない、進展しないというシンプルな因果関係が果たしてあるのかどうかということは、再考の余地があるのではないかというふうに思っております。
これは、例えば、高いレベルのAI規制を持っているEUのようなところで、それでは日本の商品が通用す…
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69村村上明子独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティ・インスティテュート所長
御質問ありがとうございます。お答えいたします。
AIの規制についてというところでございますけれども、これは昨年、日本でもAI法というのが成立いたしまして、しっかりこのAIの規制について考えていくということが進んだ昨年であったというふうに考えております。
諸外国と比べますと、ほとんど規制のないアメリカ、そして、きちんと規制はあって、確立しようとしているEU、これの間の、言ってしまえばいいとこ取りである、ハードローを用いてソフトローであるガイドライン等を規定するというこの日本の法律というのは、世界的に見てもかなり評価されているというふうに考えられます。
…
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70小小原成朗日本労働組合総連合会総合政策推進局長
ありがとうございます。
私が配付させていただいた三ページから四ページにかけて、EUのAI規則を抜粋させていただきました。
先ほども発言させていただきましたけれども、活用に関しては、特定の人々の脆弱性につけ込むようなことはやってはならないであるとか、例示を、採用の例をお話しさせていただきましたけれども、評価又は分類に使ってはならないであるとか、若しくはプロファイリングに活用してはならない、そして、四ページ目に入らせていただいて、人種、政治的意見、労働組合への加入、宗教又は思想、性生活、性的指向、日本だと性自認もそうかもしれませんけれども、そのようなもの…
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