森田朗東京大学名誉教授/一般社団法人次世代基盤政策研究所代表理事

2026年5月14日・第221回国会 衆議院 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 67 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 107 発言)

これは非常に難しいところだと思います。

私自身は、今のAIが持っている力というのは大変大きいところでありまして、我が国において労働力が不足するときに、それを補うという意味でのAIの活用というのもございますし、さらに、医療分野で見ますと、これからはAI、特に生成AIによって、医師の負担が減ると同時に医療の安全性が非常に高まるというので、今、いろいろな形で開発が行われているところです。

ただ、裏返して、規制もあるということですね。基本的に、私自身が考えますのは、データそのものを使ってAIを進めていくというのはいいわけですけれども、それを、先ほど申し上げましたように、誰が何のために使うかということについて、きちっとコントロールする仕組みができるかどうか。できない場合に使わせるなというところはなかなか言いにくいところがございますけれども、それはきちんと管理していかなければならないと思います。

悪用するというリスクの話と、もう一つは、AI自体がまだ完全でない、それがいろいろな誤った結果をもたらすことについてどうするのか。そこはとにかく、私の考え方としましては、気をつけて使っていくことによって学習し、いい仕組みを考えていく方向がいいのではないかと思います。

したがいまして、最初はかなり厳しめに、使うな、使わせるな、安全なところだけ使えというやり方は、世界との関係も比べて必ずしも今はいい結果を生まないのかなというふうに思っております。

まだちょっと勉強不足ですので、その程度でお許しいただきたいと思います。

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