大島敦 (中道改革連合)

2026年6月10日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 10 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 154 発言)

大臣、私、財務金融委員会にも所属をしておりまして、先日総理が、補正をやめて当初に積むというお話をされているので、お手元の資料を見ていただくと、これは私がまとめた研究開発環境の充実ということで、様々な研究機関があって、様々、工房、あるいは試作、技術基盤をつくる人たちがおります。それに対して、大島がまとめて、課題かなということを書いてありまして、これらの研究機関はほぼ、多分、補正予算の割合が三割を超えている、五割を超えているところもあります。

財務金融委員会では、財務大臣に、せっかく内閣総理大臣が言っているので、やはり研究の予見性を見るためにも、全部、来年度予算からは当初に積んでおいていただきたいということを要請したので、是非大臣からもよろしくお願いします。

それで、特にここの分野、私も、最先端の研究を見るとともに、例えば国立天文台だと、工房まで行って、メタルの3Dプリンターで電波望遠鏡の一番中核の部品を作っているところとか様々見ているの。やはりここが非常に今衰えてきている。ここがしっかりしないと研究が充実しないので、ここのところを是非、今日は法案質疑で、大臣の答弁は求められないと聞かされたものですから、是非よろしくお願いします。

続きまして、ロケット開発について伺います。

先日、今回の法案質疑に備えるために、私は、小型SAR衛星の開発、運用を行うシンスペクティブ社を訪問し、ヒアリングを行いました。現場では、衛星製造の量産化に向けて、大規模なクリーンルームに過度に依存しない工程設計や、イオナイザー等を活用した清浄度、静電気対策の工夫について伺い、衛星製造の現場を間近に視察をいたしました。クリーンルームがないんですよ、衛星を組み立てるのに。これはまれだと思いました。話を伺いながら盛り上がりまして、結構、視察が長引きました。同社は、小型SAR衛星のコンステレーション構築を進めており、政府の資料でも、三十機規模の衛星群を目指していると伺っています。

仮に衛星一機の打ち上げ費用を三十億円とすれば、これまで何機か打ち上げていますけれども、全部外国です。射場はニュージーランドかな。仮に三十億円とすれば、三十機で九百億円。三十機を超えれば、おおむね一千億円の打ち上げ需要になります。これを全て海外ロケットに依存すれば、打ち上げ費用の大きな部分が海外に流出し、国内には射場運用、部品、試験、品質保証、人材育成の経験が残りにくくなります。一方、国内ロケットで挑戦すれば、仮に一部に失敗があっても、資金と知見は国内に残り、次の成功確率を高める投資になります。したがって、短期の採算性や一回ごとの成否だけで判断するのではなく、相当数の打ち上げ実績を重ね、国内に技術と産業基盤を蓄積する政策が必要と思います。

米国には、NASAによる民間サービス調達、民間航空機産業、安全保障分野の厚い産業の裾野があり、人材やノウハウも豊富です。日本はまだ、宇宙輸送と衛星製造を産業として広げていく段階であり、米国と同じ競争環境を前提にすることはできないと考えております。

答弁をお願いします。

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