野村美穂 (国民民主党)

2026年5月13日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 244 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 395 発言)

ありがとうございました。

四点目の質問に入ります。汎用化学品の特定重要物資への指定と医療産業への影響についてです。

中東の問題を受けて、ナフサという油を原料とする化学品を二〇二六年度中に特定重要物資に指定する方針が報道されています。中東情勢の緊迫化に伴うナフサの供給不安は、今や燃料の問題をはるかに超えて、私たちの暮らしのあらゆる局面に深刻な支障を来しています。

ナフサは、プラスチック、合成ゴム、インク、洗剤などの全ての石油化学製品の土台であるため、その影響は非常に具体的かつ多岐にわたっています。ナフサ不足によって、印刷インキや溶剤の調達が困難になっています。これまでにも皆さんが触れられていましたけれども、一昨日は、カルビーがポテトチップスの一部主力商品のパッケージを五月下旬から白黒の二色印刷に変更すると発表しています。食品そのものの原料だけでなく、プラスチック製のトレー、食品ラップ、ボトルの蓋、ラベルといった包装資材のコストが跳ね上がっています。価格への転嫁や、中身を減らすステルス値上げが相変わらず続いています。

私たち消費者にできる最大の対策は、デマや不安に踊らされて、食品ラップやごみ袋などの日用品を過剰に買いだめしないことです。本当に足りないのか、市場の目詰まりなのか、国民のこのような不安を払拭するためにも、丁寧な答弁をお願いいたします。

そこで、質問です。ナフサが足りないと、医療や介護の現場で使う手袋や薬の容器等、建築資材や工場にも影響をしていきます。ナフサを特定重要物資に指定することは検討しているのでしょうか。また、安定供給確保に向けた具体的な目標と支援策についてお尋ねします。

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