岡素彦内閣官房内閣審議官

2026年4月22日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 141 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 246 発言)

情報のリテラシーというのは、情報業務に当てはめれば、情報の真偽を見極めるであるとか、的確な分析の視座を当てはめられるかといった、分析の基本知識を身につけられるかということだというふうに理解をしています。

どこの世界でもそうだと思うんですけれども、昔は、スキルアップの方法というと自学自習とOJTというふうに重きが置かれておりまして、自分でいろいろな書物なり情報に触れて、先輩方の成果物を見よう見まねで似たようなものを作ってみるといった形で、必ずしも能力向上がメソッド化されていなかったということだと思います。

ただ一方で、根強い批判としましては、そういう決まったメソッドに頼って成長を促すと、人材の伸びが止まるでありますとか、あるいは画一的な職員のでき上がりになってしまうという批判もまたございます。

ですから、教えるべきことはしっかり教えつつも、自学自習の機会でありますとか、あるいは勉強になる業務を上司が計画的に割り振っていくということがまず第一に重要だろうというふうに考えております。

組織的な取組といたしましては、例えばでありますけれども、内調では、国際情勢の分析研修などを通じた能力の強化でありますとか、あるいは、偽情報のような非常に技術進歩の速い、そういう速さを反映された情報の分野におきましては、各界の有識者等を通じるなどして民間の知見を取り入れるというような取組をしておりますし、また、他省庁との人事交流そのものが、各省で培われた様々な物の見方、分析の視座ということを持ち合うことになると考えておりまして、プロパー職員の割合を増やしていくということは大事だと思っておりますけれども、内閣官房の組織である以上は、各省庁の知恵を持ち寄ることによる成長というのもまた一つあろうかというふうに考えております。

さらに、最初の話に少し戻りますと、基礎から地道に積み上げていくことというのが重要でありまして、実際の情報業務を一定期間経験することで能力が培われる一方で、その節目節目におきまして段階的、教育的な研修制度、教育制度というのを設けることが大事だと思いまして、それは職員配置を中長期的な視点で行うということと同旨でありますけれども、そちらにつきましては、国家情報局において省庁横断的な取組を進めてまいりたいと考えております。

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