小川康則総務省自治行政局長

2026年4月28日・第221回国会 衆議院 総務委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 53 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 144 発言)

お答えいたします。

御質問いただきました過去の経過をひもといてまいりました。そうしましたところ、東京では、二十世紀前後から都市部が急速に拡大したため、昭和七年に、東京市域を周辺郡部まで大きく拡張するなど、東京市の拡大によってこれに対処しようといたしました。ただ、その結果、規模能力において巨大化した東京市と東京府との間の事務の重複、あるいは調整の困難さなどを指摘する意見も見られるようになった、このように経過があったと承知をしてございます。

委員から御指摘、御紹介いただきましたとおり、昭和十八年になりますと、東京府と東京市は廃止をされまして、東京都制という法律が制定され、これに基づきまして東京都が設置されました。

このときの東京都制の提案趣旨説明におきましては、一つに、帝都たる東京に真にその国家的性格に適応した確固たる体制を確立すること、二つに、帝都における従来の府市併存の弊を是正解消し、帝都一般行政の一元的にして強力なる遂行を期すること、三つに、帝都行政の運営につき、根本的刷新と高度の能率化を図ること、このようなことが趣旨として説明されておるところでございます。

その背景に関しましては、当時の議事録などを見てみますと、戦時下における防空あるいは物資配給等について、府市が同じ業務に関与しているといった実態があったため、能率や実績が上がっておらず、二重行政の機構を廃止しなければならないというようなことが都制制定の大きな眼目の一つである、このような説明、質問がなされていたと承知をしておるところでございます。

前後のやりとり

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