渡辺公徳財務省大臣官房審議官

2026年4月14日・第221回国会 衆議院 総務委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 125 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 160 発言)

お答えいたします。

JICTは、通信・放送・郵便事業を行う日本企業の海外展開を支援し、我が国経済の持続的な成長に寄与することを目的とした官民ファンドでありますけれども、その事業の性質に鑑みまして、財政投融資特別会計投資勘定から、政策的必要性が高くリターンが期待できるものの、リスクが高く民間だけでは十分に資金が供給されない事業へのリスクマネー供給を行う産業投資として、同機構へ出資を行っております。御案内のとおりかと思います。

他方、JICTにおきましては、現在、累積損失が生じている状況ではありますが、毎年度の予算編成におきまして政策性、収益性が認められる場合には、引き続き追加投資を行っているところです。財務省といたしましては、まずは、JICTにおいて引き続き累積損失の解消に向けた経営改善の取組等が行われることが重要と考えております。

その上ででありますけれども、仮に累積損失が解消し、配当を行う場合、これにつきましては、一般論といたしまして、その配当は出資者である財投特会投資勘定の歳入となり、産業投資全体の財源として、民間資金の呼び水、補完としてのリスクマネー供給に再投資されることとなります。

今、情報開示についてもお話がありました。JICTは国の資金が使われている以上、情報開示を充実させることは当然であると考えておりまして、従来から、各年度の財務諸表の公表など株式会社としての情報開示、投資決定ですとか株式処分の際にはホームページでプレスリリースを実施しているものと認識しております。

また、政府全体では、官民ファンドの活用推進に関する関係閣僚会議におきまして、各ファンドにおける累積損益に係る状況等を共有し、定期的に検証が行われております。また、同会議に定められた官民ファンドの運営に係るガイドラインに基づきまして、官民ファンドにつきましては情報の秘匿性に留意しつつ、適時適切な情報開示を行うことが求められておりまして、いずれにいたしましても、総務省、JICTにおいては適切な情報開示に努めていただきたいというふうに思っております。

前後のやりとり

121の発言を見る

129の発言を見る