野村竜一気象庁長官

2026年4月15日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 45 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 140 発言)

お答え申し上げます。

気象庁では、文部科学省と共同で、日本の気候変動について観測結果と将来予測を取りまとめた報告書である日本の気候変動二〇二五を作成、公表しております。

この報告書を見ますと、まず観測結果については、これまでの日本における大雨の発生頻度や強度は高まっていると評価しております。例えば、最近十年間の一時間当たり五十ミリ以上の大雨の発生頻度は、一九八〇年頃と比べて約一・五倍程度に増加しております。また一方、降水がほとんどない日も増加しておりまして、一日の降水量が一ミリ未満の日の年間日数は百年当たり九・二日増えている。トータルで申し上げますと、雨の降り方がめり張りがはっきりして極端になっているということが言えます。

また、将来についても、気候変動の進行に伴い、雨の降り方がより極端になる予測となっていて、今世紀末の一時間当たり五十ミリ以上の非常に強い雨の頻度は、二十世紀末に比べて、パリ協定の二度目標が達成された場合においては約一・八倍、四度上昇する場合のシナリオでは約三・〇倍に増加いたします。また、日本付近における台風の強度が強まり、台風に伴う降水量も増加すると予測しているところでございます。

前後のやりとり

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