大変マニアックな質問、ありがとうございます。
私のまさに専門とするところでございまして、特殊破砕、特殊選別というのは、従来型のものではなく、従来型の破砕というのは先ほどシュレッダー破砕というのが出てきましたけれども、基本的にはいろいろなものを、車なんかもそうですけれども、ランダムに破壊をするというイメージです。
ところが、特殊破砕というのは、先ほど申しましたように、その多層になっている物に対して、これは一つの例でございます、太陽光パネルですけれども、そこの層の層間を、いかに層間の、その素材同士の界面だけを壊していくか、これは理想ですけれども、そんな技術はまだありませんけれども、そういう技術開発というのは少しずつできてきておりまして、既存の破砕機においても、そういう界面の選択的な破壊というのが実現できるものが、装置と条件によっては可能になってきております。
それから、これは太陽光パネルというわけではありませんけれども、例えば、機械的なエネルギーだけではなくて、電気的なエネルギーを使って、その層間を破壊をしていくというような、こういう技術開発もできていますので、そういったものが進むと、今までランダムに破壊をされて、細かくしないと、先ほど申し上げた、単体分離というのができない状況であったものが、界面だけを壊していくことが可能になれば、非常にエネルギーが少なくて済みます。そしてまた、当然のことながら、そのコストも下がるというようなことで、一つ有望な技術開発ではないかというふうに思っております。
それから、特殊選別についてでございますけれども、これは、廃棄物の世界では、おおよそ二ミリ以上のものに対しての選別というのは随分行われてきました。ただ、二ミリ以下になってくると、廃棄物の世界では、それを微粒子と呼ぶんですね。我々は実は天然資源の選別を随分専門にやってきましたけれども、そこではもう二ミリ以下のものしかない、そういう状況で選別を行ってきました。つまり、微粒子の選別をどうきちっと行っていくかという技術は、実は天然資源の処理の技術の中に結構たくさんあるわけです。そういったようなものをこのリサイクルの分野の中で利用していくということが一つ重要になってくるかなというふうに思いまして、そういう通常のランダムな破砕と一般的な選別ではなくて、そういう特殊な破砕、選別の技術を応用すると、比較的低コストで、そして高付加価値のものが生まれてくる、そして、ある程度処理能力もあるようなものが出てくるというふうに考えております。
以上です。
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西園勝秀(中道)
ありがとうございます。
この法案は、そもそも検討事項がこれだけ多いということ自身が課題の多さを表していると思います。その意味で、この拡大生産者責任については、この法律の中でどういうふうにこの概念を入れていくかということが、やはり、一番残されている、私たちに課されている課題かなというふうにも思っております。
この太陽光パネルですけれども、今現在EUが特に炭素価格を更に上げて、他国から、この炭素価格が足りていない部分についてはCBAMという形で調整するという話が出てきていて、さらに、それが恐らく将来的には、日本の産業にとって、再生可能エネルギーを使ったも…
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宮路拓馬(自民)
次に、柏倉祐司君。
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36柏柏倉祐司(維新)
日本維新の会の柏倉祐司でございます。
今日は、お忙しい中、四人の参考人の方々には当委員会まで足を運んでいただきまして、誠にありがとうございました。
早速質問に入らせていただきたいと思います。
最初、非常に技術的なことで恐縮なんですが、大和田参考人の少しペーパーを拝読させていただいて、大和田参考人が開発された技術が新幹線のリサイクルですかね、それにしっかりと使われているというところを見て、これはすばらしいなというふうに思った次第でございます。
そこで、ちょっと後学のために一つ教えていただきたいんですが、このガラスのリサイクルのところで、全体加熱そし…
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- (上の発言)
37大大和田秀二早稲田大学名誉教授
大変マニアックな質問、ありがとうございます。
私のまさに専門とするところでございまして、特殊破砕、特殊選別というのは、従来型のものではなく、従来型の破砕というのは先ほどシュレッダー破砕というのが出てきましたけれども、基本的にはいろいろなものを、車なんかもそうですけれども、ランダムに破壊をするというイメージです。
ところが、特殊破砕というのは、先ほど申しましたように、その多層になっている物に対して、これは一つの例でございます、太陽光パネルですけれども、そこの層の層間を、いかに層間の、その素材同士の界面だけを壊していくか、これは理想ですけれども、そんな技術はまだありませんけれども、そういう技術開発というのは少しずつできてきておりまして、既存の破砕機においても、そういう界面の選択的な破壊というのが実現できるものが、装置と条件によっては可能になってきております。
それから、これは太陽光パネルというわけではありませんけれども、例えば、機械的なエネルギーだけではなくて、電気的なエネルギーを使って、その層間を破壊をしていくというような、こういう技術開発もできていますので、そういったものが進むと、今までランダムに破壊をされて、細かくしないと、先ほど申し上げた、単体分離というのができない状況であったものが、界面だけを壊していくことが可能になれば、非常にエネルギーが少なくて済みます。そしてまた、当然のことながら、そのコストも下がるというようなことで、一つ有望な技術開発ではないかというふうに思っております。
それから、特殊選別についてでございますけれども、これは、廃棄物の世界では、おおよそ二ミリ以上のものに対しての選別というのは随分行われてきました。ただ、二ミリ以下になってくると、廃棄物の世界では、それを微粒子と呼ぶんですね。我々は実は天然資源の選別を随分専門にやってきましたけれども、そこではもう二ミリ以下のものしかない、そういう状況で選別を行ってきました。つまり、微粒子の選別をどうきちっと行っていくかという技術は、実は天然資源の処理の技術の中に結構たくさんあるわけです。そういったようなものをこのリサイクルの分野の中で利用していくということが一つ重要になってくるかなというふうに思いまして、そういう通常のランダムな破砕と一般的な選別ではなくて、そういう特殊な破砕、選別の技術を応用すると、比較的低コストで、そして高付加価値のものが生まれてくる、そして、ある程度処理能力もあるようなものが出てくるというふうに考えております。
以上です。
38柏柏倉祐司(維新)
どうもありがとうございます。
次に、また大和田参考人にお伺いしたいんですが、これは確認になるんですけれども、このコストを圧縮していくに当たって、そのスケールメリットと技術革新というものが必要な要素だということでおっしゃられたと思います。この技術革新の部分、先生はNEDOのリサイクルの技術開発プロジェクトに中心的に関わられていらっしゃるということですので、この技術革新をもってこの価格差を縮めていく、これはどれぐらいの年限で可能なのか、先ほどもそういう質問、類する質問がありましたけれども、もう一度先生の考えをお聞かせ願えればと思います。
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39大大和田秀二早稲田大学名誉教授
ありがとうございます。
これも非常に難しい御質問でございますけれども、基本的には、今、天然資源の破砕とか選別だとか、そういったような技術開発というのはかなり進歩しているんですね。
ただ、残念ながら、人工資源に関しては、これはDX化も含めてなんですけれども、そういった技術開発は今始まったばかりという状況というふうに考えています。ですから、動脈産業ではもう常識になっているような、トレーサビリティーをしっかり確保して処理をするであるだとか、それからITを使うだとか、それからあとはDXを使うだとか。
よく言っているのは、我々、少し、ちょっと時間があれかもし…
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40柏柏倉祐司(維新)
ありがとうございます。大いに期待を持って見ていきたいというふうに考えております。
また大和田先生にちょっと追加で恐縮なんですが、もう一つ、ペロブスカイトに関して言及がございました。このリサイクルに関して、海外では先進的な取組ももう既に行われているというようなことを伺っていますが、この日本の現状、それは今どのような形になっているんでしょうか。
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