上田肇外務省大臣官房参事官

2026年3月6日・第221回国会 衆議院 外務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 65 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 201 発言)

お答え申し上げます。

政府といたしましては、事態の発生以降、邦人保護に万全の体制で対応に当たってきておるところでございます。

まず、危険情報については、イランの危険情報を一月十六日の段階でレベル4、退避勧告、そして、イスラエルの危険情報を二月の二十八日にレベル3、渡航中止勧告に引き上げました。そのほか、昨五日には、クウェート、サウジアラビアの東部州、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、オマーンにおきまして、イランによる民間施設や外交施設等への攻撃が発生し、情勢が悪化していることを踏まえまして、これらの国の危険情報をレベル3、渡航中止勧告に引き上げたところでございます。

邦人の安否につきましては、委員御指摘のとおり、イランにつきましても二百名の在留邦人がいらっしゃいますけれども、全員と連絡を取りましてその安全を確認しておりますし、現時点で邦人の被害は確認されておりません。周辺国についても、外務省から、あるいは大使館から在留邦人向けにメール等で集中的に注意喚起を行いまして、これまでのところ、邦人の被害は確認されていない状況でございます。

こうした中、希望者を募りまして、委員御指摘のとおり、イラン、イスラエルからは邦人退避をさせていただいたところでございます。

それから、周辺国においては、現地の国際空港の閉鎖などにより出国が困難な状況になっていらっしゃる方もおられるということで、日本政府といたしましては、クウェート、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦に滞在される邦人の方々のうち希望される方々につきましては、サウジアラビアのリヤド及びオマーンのマスカットへの陸路での輸送、そして、リヤド及びマスカットからチャーター機による東京までの輸送を行う方針で、準備を進めておるところでございます。

さらに、在外公館を通じまして、定期的な安全情報や空港、フライトの状況を、在留届を提出される方々、あるいはたびレジの登録者の方々に向けて、随時発信をしてきているところでございます。

引き続き、安全に関わる現地の状況、邦人のニーズ、こうしたものを踏まえつつ、邦人保護に万全を期していく考えでございます。

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