松本圭厚生労働省大臣官房審議官

2025年12月4日・第219回国会 参議院 文教科学委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 66 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 96 発言)

お答え申し上げます。

芸能関係作業従事者というカテゴリーで特別加入していただいている方は、直近の実績といたしまして、令和五年度末の時点では千九百九人でございます。また、令和五年度中に労災保険給付を新たに受給された方は六十五人でございます。

先ほど委員が御指摘のありましたような事故事例のようなものとして、この六十五の中のあくまでも例示でございますけれども、映像制作のためのセッティング作業中に、段差を下りる際に死角にあった別の段差に足を取られて足首を捻挫された方といったものが積み重なって六十五件ということでございました。今のはあくまでも例示でございます。例示と申し上げましたのは、現時点ではこの芸能従事者の方も含めた個人事業者の業務上の災害を網羅的に把握する仕組みがないのでございます。

令和五年十月に取りまとめました、個人事業者等に対する安全衛生対策のあり方に関する検討会報告というのを出しているんですけれども、ヒアリングなどを通じて個人事業者等の業務上災害のリスクがあるという指摘がされてございます。委員の御指摘のとおりでございます。

このため、厚生労働省では、まず、令和六年五月に個人事業者等の健康管理に関するガイドラインを策定するとともに、今年の五月に公布されました労働安全衛生法の改正法によりまして、労働者と同一の場所で作業する個人事業者の業務上災害の報告制度、これを創設したところでございます。つまり、これの報告がたまってくると分析が可能になるということでございます。

今後も、ガイドラインに基づく対策を推進するとともに、この報告制度を通じて把握した業務上災害等を踏まえて必要な施策の充実を図ってまいりたいと考えております。

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