尾原知明消費者庁審議官

2025年11月21日・第219回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 61 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 147 発言)

お答え申し上げます。

高齢化の加速、単身世帯増により独居高齢者や認知症高齢者が増加し、これらの消費者を狙ったトラブルがますます増加することが懸念されております。そのため、これまでの待ちの相談、消費生活相談では被害がうずもれてしまうケースが増加することは明らかであります。そのため、地方消費者行政のアプローチを変えていく必要がございます。

消費者に身近に接する機会のある地域の多様な主体が見守りネットワークを形成し、消費者へのきめ細やかな情報提供、トラブル探知に取り組み、そして、トラブルを発見した際には消費生活センターへ取り次ぐことで被害の未然防止や救済を図っていく機能を備えていくことが必要と考えております。

まず、地方消費者行政強化交付金を見直し、市町村の消費生活相談員が見守りを実施する者に対して情報提供などの見守り活動支援などを行い、見守りネットワークの活性化と消費生活センターとの連携強化を図る取組を支援する新たなメニューを設けることを検討しております。また、見守りネットワークの活性化に向けて、引き続き見守り活動の好事例の収集及び横展開に取り組んでまいります。

こうした取組により、待ちの相談対応から脱却し、地域に積極的に出向くことで被害の未然防止や救済機能の確保を図り、セーフティーネットとしての地方消費者行政の活性化を図ってまいります。

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