まず、私も長友委員と全く問題意識は一緒です。
その上で申し上げますと、まず、先ほどからおっしゃっていただいているとおりで、新規就農者が経営を開始するに当たり農地の確保が大きな課題の一つで、農地バンクには、こうした課題の解消に向けて機能を発揮するということが期待をされております。しかしながら、現場の方々に伺えば、農地バンクは農地の出し手と受け手のマッチングをせず、受け手が決まった農地しか引き受けていないといった厳しい御意見をいただくことがあるのも事実であるというふうに思います。
私も現場にお邪魔をするんですが、この週末も三重県の方に出張させていただきました。三重県の玉城町というところで、農地バンクの皆さんと自治体の役場の皆さんが相当頑張っていただいて、耕作放棄地が増えてきたエリアで七ヘクタールをまとめて、そこで新規でキウイ園をやる方に要は貸付けをすることができたという事例もあります。三重県では、私も大変驚いたんですけれども、毎年五ヘクタールをまとめて農地バンクの方で用意をして、ビジネスコンテストをやって、いい、優秀な方に要はその五ヘクタールをまとめて新規でやっていただくというような取組もなされています。
恐らくこれは三重だけかというふうに思いますので、そうした頑張っているいい事例もたくさんこれから出ていくように、我々もただ情報を共有するだけではなくて、農地バンクの皆さん、そして自治体の皆さんが、ああ、こうやればいいんだなということが分かるように、我々としても汗をかいてまいりたいというふうに思います。
344長長友慎治(国民)
分かりました。
次のテーマでもう一つ議論させていただきたいと思います。
お手元の資料を御覧ください。新規就農者の課題という資料があるかと思います。
農業の担い手ですね、新規就農者の農地の問題について鈴木大臣と話をさせていただきますが、新規就農する際に、条件のいい農地を借りることができるか、また取得できるかできないかというのは、その後の営農継続に大きく影響をしてきます。これは、日本の農業をこれから担う皆様にとっては本当に大きな問題だと思うんですね。
実態として、これから新規就農しようとする若くてやる気のある農家に条件のいい農地を貸し出すことができて…
この発言のページ
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
お答えを申し上げます。
まず、新規就農者に対して条件のいい農地を貸し出すことが実際にできているかという点でありますけれども、現状、そういう事例もあるというふうには認識をしておりますが、恐らくほとんどのケースにおいて必ずしもそうではなくて、条件のいい農地というのは、もちろん、既存の今やっている生産者の皆さんも規模拡大する際にそれはやりたい場所でありますから、なかなか、じゃ、新規就農の方、どうぞという状況にはなっていないということはよく認識をしております。
この発言のページ
346長長友慎治(国民)
そうなんです。その認識でいらっしゃるんだということが理解できました。
お手元の資料を見ていただいても、新規参入者が一番悩むことは農地の確保だということが全国新規就農相談センターの調査で分かっているわけですね。営農技術の習得などはサポートができています。資金の確保についても国もサポートしているということでありますが、農地の確保に関してはこれだけの方が苦労していらっしゃいますし、不本意というか、満足した農地を借りられていないという実態があるんですね。
続けて、次の資料二を見ていただければと思うんですが、これはJA共済連が行った調査です。全国の二十代の男女…
この発言のページ
- (上の発言)
347
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
まず、私も長友委員と全く問題意識は一緒です。
その上で申し上げますと、まず、先ほどからおっしゃっていただいているとおりで、新規就農者が経営を開始するに当たり農地の確保が大きな課題の一つで、農地バンクには、こうした課題の解消に向けて機能を発揮するということが期待をされております。しかしながら、現場の方々に伺えば、農地バンクは農地の出し手と受け手のマッチングをせず、受け手が決まった農地しか引き受けていないといった厳しい御意見をいただくことがあるのも事実であるというふうに思います。
私も現場にお邪魔をするんですが、この週末も三重県の方に出張させていただきました。三重県の玉城町というところで、農地バンクの皆さんと自治体の役場の皆さんが相当頑張っていただいて、耕作放棄地が増えてきたエリアで七ヘクタールをまとめて、そこで新規でキウイ園をやる方に要は貸付けをすることができたという事例もあります。三重県では、私も大変驚いたんですけれども、毎年五ヘクタールをまとめて農地バンクの方で用意をして、ビジネスコンテストをやって、いい、優秀な方に要はその五ヘクタールをまとめて新規でやっていただくというような取組もなされています。
恐らくこれは三重だけかというふうに思いますので、そうした頑張っているいい事例もたくさんこれから出ていくように、我々もただ情報を共有するだけではなくて、農地バンクの皆さん、そして自治体の皆さんが、ああ、こうやればいいんだなということが分かるように、我々としても汗をかいてまいりたいというふうに思います。
348長長友慎治(国民)
こういう実態を是非農水省の職員の皆さんにはよく見ていただきたいんですね。
大臣は現地に行かれることが多いと思うんですが、農水省の職員一人一人が果たしてそういう現地に行って実態を見る機会というのはどのくらいあるのでしょうか。教えてもらえますか。
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
職員一人一人がどのぐらい現場に行く機会があるのかというのは、正直、部署によっても職員の方によっても違うというふうに思いますが、私が役人だった時代は、私は毎週末、なるべく多く現場にお邪魔をしていました。
この発言のページ
350長長友慎治(国民)
毎週末、本当に行かれているんですね。全ての農水省の職員がそうだったらすごいなと思うんですけれども。
じゃ、お手元の資料の三を見ていただけますか。
農は国の基と皆さん言われますけれども、果たして現状そのように農水省がなっているのかというのが私の問題提起でございます。
要は、定員の合理化の拠出は農水省が最大になっているという資料になります。定数、定員を求めても、求めた分減らされているので結局プラマイ・ゼロということで、農水省の職員の皆さんは正直現場を回る余裕がないんじゃないかと思います。他の省庁に比べて、どうして農水省だけ、ここまで合理化に協力をしない…
この発言のページ