そうなんです。その認識でいらっしゃるんだということが理解できました。
お手元の資料を見ていただいても、新規参入者が一番悩むことは農地の確保だということが全国新規就農相談センターの調査で分かっているわけですね。営農技術の習得などはサポートができています。資金の確保についても国もサポートしているということでありますが、農地の確保に関してはこれだけの方が苦労していらっしゃいますし、不本意というか、満足した農地を借りられていないという実態があるんですね。
続けて、次の資料二を見ていただければと思うんですが、これはJA共済連が行った調査です。全国の二十代の男女一万人にアンケート調査をした結果ですが、一方で、二十代の五二・一%が将来農業をやってみたいという回答になっているんです。私もちょっとびっくりしましたけれども、一万人のアンケート調査の結果、JA共済連が行った結果ではこうなっている。であれば、農業の担い手不足というのがずっと言われている中で、これだけの若者が就農したいという希望があれば、やはり農地の確保に対して国が積極的に乗り出さなければ農業の再興は私はできないと思うんです。
私が地元を回っていても、なぜか毎年水につかる田んぼの中にハウスを建てている若者がいたり、なぜか町の中心地から一時間も離れたところで農地を借りて頑張っていたりするような方に出会うんです。もっといいところはなかったのと聞いても、いや、ここしか借りられなかった、しかも、水につかるとは聞いていなかった、移住して農業をやりたいと相談したら、まさか町中から一時間も離れたイノシシと鹿しかいないようなところを紹介されると思わなかった、そんな声が実際あるんです。それが実態だったりするんですよね。
でも、これだけ二十代の若者が農業に関心を持ってやってみたいというのであれば、そこをすくえる、そこの受皿となるということを農林水産省にはしっかり取り組んでいただきたい、そのような認識を持っているんですが、一方で農地バンクという制度がございます。この農地バンクは、果たして本当に条件のいい農地が借りられるような仕組みになっているのか、大臣の見解を伺います。
343
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
お答えを申し上げます。
今までも、長友委員からもそうした御提案が様々な場であったということは重々認識をしておりますが、ただ、これについては、水田活用の交付金の在り方も含めてこれから議論することになっております。
生産者の側に直接支援をしたらいかがかという話は、前々からずっと、私は役人時代からも、民主党政権下でも私は役人でありましたからよく理解をしているつもりでありますが、ただ、例えばいろいろなものと比べて、分かっていただきたいのは、流通構造も一通りではないということもありまして、なかなか、どこに何を手当てをすれば結果として価格がこうなるかというのが一…
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344長長友慎治(国民)
分かりました。
次のテーマでもう一つ議論させていただきたいと思います。
お手元の資料を御覧ください。新規就農者の課題という資料があるかと思います。
農業の担い手ですね、新規就農者の農地の問題について鈴木大臣と話をさせていただきますが、新規就農する際に、条件のいい農地を借りることができるか、また取得できるかできないかというのは、その後の営農継続に大きく影響をしてきます。これは、日本の農業をこれから担う皆様にとっては本当に大きな問題だと思うんですね。
実態として、これから新規就農しようとする若くてやる気のある農家に条件のいい農地を貸し出すことができて…
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
お答えを申し上げます。
まず、新規就農者に対して条件のいい農地を貸し出すことが実際にできているかという点でありますけれども、現状、そういう事例もあるというふうには認識をしておりますが、恐らくほとんどのケースにおいて必ずしもそうではなくて、条件のいい農地というのは、もちろん、既存の今やっている生産者の皆さんも規模拡大する際にそれはやりたい場所でありますから、なかなか、じゃ、新規就農の方、どうぞという状況にはなっていないということはよく認識をしております。
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- (上の発言)
346長長友慎治(国民)
そうなんです。その認識でいらっしゃるんだということが理解できました。
お手元の資料を見ていただいても、新規参入者が一番悩むことは農地の確保だということが全国新規就農相談センターの調査で分かっているわけですね。営農技術の習得などはサポートができています。資金の確保についても国もサポートしているということでありますが、農地の確保に関してはこれだけの方が苦労していらっしゃいますし、不本意というか、満足した農地を借りられていないという実態があるんですね。
続けて、次の資料二を見ていただければと思うんですが、これはJA共済連が行った調査です。全国の二十代の男女一万人にアンケート調査をした結果ですが、一方で、二十代の五二・一%が将来農業をやってみたいという回答になっているんです。私もちょっとびっくりしましたけれども、一万人のアンケート調査の結果、JA共済連が行った結果ではこうなっている。であれば、農業の担い手不足というのがずっと言われている中で、これだけの若者が就農したいという希望があれば、やはり農地の確保に対して国が積極的に乗り出さなければ農業の再興は私はできないと思うんです。
私が地元を回っていても、なぜか毎年水につかる田んぼの中にハウスを建てている若者がいたり、なぜか町の中心地から一時間も離れたところで農地を借りて頑張っていたりするような方に出会うんです。もっといいところはなかったのと聞いても、いや、ここしか借りられなかった、しかも、水につかるとは聞いていなかった、移住して農業をやりたいと相談したら、まさか町中から一時間も離れたイノシシと鹿しかいないようなところを紹介されると思わなかった、そんな声が実際あるんです。それが実態だったりするんですよね。
でも、これだけ二十代の若者が農業に関心を持ってやってみたいというのであれば、そこをすくえる、そこの受皿となるということを農林水産省にはしっかり取り組んでいただきたい、そのような認識を持っているんですが、一方で農地バンクという制度がございます。この農地バンクは、果たして本当に条件のいい農地が借りられるような仕組みになっているのか、大臣の見解を伺います。
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
まず、私も長友委員と全く問題意識は一緒です。
その上で申し上げますと、まず、先ほどからおっしゃっていただいているとおりで、新規就農者が経営を開始するに当たり農地の確保が大きな課題の一つで、農地バンクには、こうした課題の解消に向けて機能を発揮するということが期待をされております。しかしながら、現場の方々に伺えば、農地バンクは農地の出し手と受け手のマッチングをせず、受け手が決まった農地しか引き受けていないといった厳しい御意見をいただくことがあるのも事実であるというふうに思います。
私も現場にお邪魔をするんですが、この週末も三重県の方に出張させていただきま…
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348長長友慎治(国民)
こういう実態を是非農水省の職員の皆さんにはよく見ていただきたいんですね。
大臣は現地に行かれることが多いと思うんですが、農水省の職員一人一人が果たしてそういう現地に行って実態を見る機会というのはどのくらいあるのでしょうか。教えてもらえますか。
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
職員一人一人がどのぐらい現場に行く機会があるのかというのは、正直、部署によっても職員の方によっても違うというふうに思いますが、私が役人だった時代は、私は毎週末、なるべく多く現場にお邪魔をしていました。
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