内藤惣一郎出入国在留管理庁次長

2025年11月19日・第219回国会 衆議院 法務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 236 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 408 発言)

振り分けの現状としましては、令和五年の難民認定申請者数が一万三千八百二十三人、令和六年が一万二千三百七十三人である中で、令和五年のB案件の振り分けは〇・八%、令和六年の振り分けは〇・六%にとどまっております。

それに伴い、難民である可能性の高いA案件、それから、難民条約上の迫害に明らかに該当しない事情を主張しているB案件、それから、再申請である場合に、正当な理由なく前回と同様の主張を繰り返しているC案件。これらのいずれにも該当しないとして振り分けられるD案件にいずれの年も八割以上が振り分けられているという実情にございまして、振り分けが効果的に機能していない実態がございました。

これは、振り分けの制度導入時に、B案件の具体例として先ほど申し上げた借金事由等を明らかにしたため、急にその事由が減りまして、B案件自体が減ったというような実態がございました。

今般の不法滞在者ゼロプランにおきましては、B案件として処理するものを確実に振り分けられるように、先ほど申し上げましたように、最新の出身国情報等を踏まえて、B案件を類型化し、通知として示すことで、従前の運用を抜本的に改善するものでございます。

この運用は、御懸念にありますように、B案件への振り分け件数に具体的な目標値を設けるとか、積極的に行うとか、そういうものではございませんで、類型化の結果としてB案件への振り分けが増えることはあり得る、こういうふうに考えております。

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