寺田健二日本放送協会理事・技師長

2025年11月27日・第219回国会 衆議院 総務委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 144 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 218 発言)

お答えします。

総務省の有識者会議の議論やメディア環境の動きなどを引き続き注視していきますが、NHKとしては、これまで同様、4Kコンテンツの制作、BS4K放送に取り組んでいきたいと考えております。

その上で、今後視聴者に必要とされる技術については、デジタル化が進み、AIやクラウドなどの技術が急速に進化しており、メディア環境も変化していくと予想され、その中で、放送とインターネットサービスを更に豊かにしていく必要があると考えております。

このため、NHKの放送技術研究所では、二〇三〇年から二〇四〇年頃のネット環境やコンテンツ制作環境を想定して、目指すべき未来ビジョンを設定し、それらの実現に必要な研究開発に取り組んでいるところです。

例えば、放送と通信が連携する技術として、ネット経由の動画をテレビに低遅延で再生する技術、放送やネットといった伝送路によらない視聴環境を視聴者に提供する技術の研究開発を進めています。

また、ネット上の偽情報、誤情報への対策など、メディアの信頼性向上のために、コンテンツの制作者、誰が制作したのか、誰が編集したか、そのような履歴を、来歴情報を利用者に提示するセキュリティー基盤の要素技術についても研究を行っているところです。

このほか、スマートフォンやスマートグラスなど、各デバイスに適した形でコンテンツを提示することで、これまでにない視聴スタイルを実現するなど、研究開発にも取り組んでいるところです。

今後も、メディアの未来を創造し、効率的なコンテンツ制作に貢献できるよう、研究開発を進めてまいります。

前後のやりとり

140の発言を見る

148の発言を見る