山登志浩 (立憲民主党)

2025年11月20日・第219回国会 衆議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 70 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 193 発言)

必ず総務委員会に臨時会の会期中にお願いしたい、そのことを強く申し上げておきます。

続きまして、テーマを変えまして、消防行政についてお尋ねをいたします。

大臣は、所信の中で、消防に関してるる述べられました。緊急消防援助隊の更なる体制強化、常備消防における人的、物的充実、そして、消防団の活動環境整備を通じた地域防災力の強化に全力で取り組むというふうに言及をされております。

たくさん聞きたいことがあるので、ちょっとスピーディーに進めたいと思いますが、まず、救急体制についてお尋ねをいたします。

救急車の出動の件数でありますけれども、令和五年は七百六十四万件、全国で出動しています。コロナ前の二〇一九年、六百六十四万件と比較いたしますと、百万件の増でありまして、私なんかも、私は富山市に住んでおりますけれども、地方に住んでいても、救急車のサイレンがよく鳴るのを耳にしております。都市部だったらなおさらだと思います。

東京都内のある消防署では、一日当たりの出動件数が平均四十件超え、夜間勤務中も連続出動するために仮眠すら取ることができない日が週に三回以上あるという報告もございます。現場の方は、精神的にも肉体的にも大変疲労がたまっておりますが、住民のために一生懸命頑張っておられます。

過酷な連続出動による救急車の事故も増えておりまして、岐阜県の下呂市では、救急隊員が事故を起こしましたが、二十時間連続勤務、東京都内で発生した事故でも、十七時間休みがない、こんな状況で、非常に過酷であります。

こういうことも影響して、救急車が現場に到着するのも時間が長くなっておりまして、十分超えというふうになってしまっておりますし、万が一のための救急車ですけれども、重症患者、厳しい状況の方の救命率にも直結をするということで、看過できないわけです。出動件数の六割は大体軽症でありまして、軽症で救急車を呼ぶということに対して私がどうこう言う立場ではありませんけれども、やはり異常な状況であります。

救急電話相談、シャープ七一一九というものがございまして、軽症者の救急車利用を抑制する上で非常に私は有効だと思っておるわけでございますけれども、全都道府県に導入されているわけではなく、人口カバー率で八五%、導入済みの県が三十六県、一部導入が四道府県、こんな状況であります。警察については、一一〇番するのではなくて、ちょっと迷ったときはシャープ九一一〇というものを利用してくださいと呼びかけていますが、これは全国一〇〇%カバーされているんですが、それと比べますと、このシャープ七一一九はまだ遅れております。

これをしっかりと全国展開していくために、消防庁としてこれからどう取り組んでいくのか、政府参考人にお尋ねいたします。

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