重要な御指摘ありがとうございます。
やはりこのアウトリーチの対象者の、データで出しましたように、実は六十数%は、過去に実は何らかの支援を受けて、それがうまくいっていない、こういう経験をしている当事者だったりします。となると、拒絶感も非常に強い。そういったところに入っていくときに、強引にアプローチするということはやっぱり決して避けなければいけない。また同じような被害を与えてしまう可能性がある。ここはもう前提なんですね。
となったとき、我々、あれだけの重層的なネットワークを構築をしていることの理由は何かといいますと、やはりその中で、過去、どういった人たちがどのように関わってくださって今の孤立が発生をしているのか、つまり、過去の同じ轍は踏まないという実は視点からまず入っていくんですね。
さらには、価値観のチャンネル合わせと呼んでいますが、やはり、一人一人全く心の中ってやっぱり違うわけです。そういう意味でいくと、まずは、本人が好きなことであるとか、興味、関心あること、そういったところも実際共有をして、まずはそこから実は価値観、感覚レベルで当事者理解を図って徹底的にやる。
例えば、オンラインゲームに依存している子はかなり増えていますが、それを見て、否定して、それが引きこもりの原因だからやめろよというアプローチが通用するかって、全く通用しないわけですよね。ならば、もうまずは最初、オンラインゲームの特性を利用して、二十四時間三百六十五日フルオープンですから、だったらそのインターネットの世界に入ってみて、彼らがその世界でどんな立ち回りしているんだ、どんなことを実現しようとしているんだ、どんなキャラを演じているんだ、そこまで徹底的に情報収集していくと、本当は本人が外の世界をどのように捉えているんだろうか、こういったことが実は見えてくるようになるんですね。そこで、オフ会と称して本人とアクセスをしてみたり、こういった様々な手段というのがアウトリーチ、入口は重要になってくるということであります。
47高高木かおり(維新)
日本維新の会の高木かおりです。
〔会長退席、理事古賀千景君着席〕
今日は参考人の皆様、大変貴重なお話をありがとうございました。
早速御質問をさせていただきたいと思います。
まずは奥田参考人に伺いたいと思います。
先ほどからのお話で、やはり日本の社会保障というのは家族単位を前提としているであるとか、単身世帯が本当に急激に数が伸びているであるとか、本当にこの社会情勢が大きく今変化をしている中だと思います。
そういう中で、参考人の著書を見ますと、問題型支援と、それから伴走型支援の両輪というのが必要なんだと。そういった中で、やはり、つながり続けるとい…
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48奥奥田知志認定NPO法人抱樸理事長
ありがとうございます。
まさに、従来の専門職が担ってきた役割は解決型の支援ですね、問題解決をいかに早急にするか。ソーシャルワークという概念も、やはり問題の解決あるいは緩和をすることであるという位置付けがなされています。しかし問題は、一つは、解決したら、はい、おしまい、後は自己責任でやってくださいと。その解決した後は、じゃ、従来、日本のその解決の後、何があったかというと、家族と地域があったわけですよね。だから、後は地域や家族の中で頑張ってくださいというイメージで解決型の支援が成り立っていた。しかし、解決して専門職の人から、はい、さようなら、後は一人でやっ…
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49高高木かおり(維新)
ありがとうございました。
その地域社会の役割というのも大変重要にこれからなってくるんだろうなと今思って、地域社会でどういうふうにその支援をしていくのかというのはしっかり考えていかなければいけないなというふうに改めて思いました。
続きまして、それでは谷口参考人に伺いたいと思います。
やはり、この家族の問題、本人だけではなくて家族の問題というのは本当に多岐にわたって広がっていくものなんだろうなと。そういう中で、このアウトリーチ型支援、今日も何度か出てきておりますけれども、やはりこのアウトリーチをして支援をしていく中で、その当事者との関係構築というのは、…
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- (上の発言)
50谷谷口仁史認定特定非営利活動法人スチューデント・サポート・フェイス代表理事
重要な御指摘ありがとうございます。
やはりこのアウトリーチの対象者の、データで出しましたように、実は六十数%は、過去に実は何らかの支援を受けて、それがうまくいっていない、こういう経験をしている当事者だったりします。となると、拒絶感も非常に強い。そういったところに入っていくときに、強引にアプローチするということはやっぱり決して避けなければいけない。また同じような被害を与えてしまう可能性がある。ここはもう前提なんですね。
となったとき、我々、あれだけの重層的なネットワークを構築をしていることの理由は何かといいますと、やはりその中で、過去、どういった人たちがどのように関わってくださって今の孤立が発生をしているのか、つまり、過去の同じ轍は踏まないという実は視点からまず入っていくんですね。
さらには、価値観のチャンネル合わせと呼んでいますが、やはり、一人一人全く心の中ってやっぱり違うわけです。そういう意味でいくと、まずは、本人が好きなことであるとか、興味、関心あること、そういったところも実際共有をして、まずはそこから実は価値観、感覚レベルで当事者理解を図って徹底的にやる。
例えば、オンラインゲームに依存している子はかなり増えていますが、それを見て、否定して、それが引きこもりの原因だからやめろよというアプローチが通用するかって、全く通用しないわけですよね。ならば、もうまずは最初、オンラインゲームの特性を利用して、二十四時間三百六十五日フルオープンですから、だったらそのインターネットの世界に入ってみて、彼らがその世界でどんな立ち回りしているんだ、どんなことを実現しようとしているんだ、どんなキャラを演じているんだ、そこまで徹底的に情報収集していくと、本当は本人が外の世界をどのように捉えているんだろうか、こういったことが実は見えてくるようになるんですね。そこで、オフ会と称して本人とアクセスをしてみたり、こういった様々な手段というのがアウトリーチ、入口は重要になってくるということであります。
51高高木かおり(維新)
ありがとうございます。
かなりこの関係構築、様々な今までの困難を抱えていた当事者からすると、この関係構築をするというのはかなり時間も掛かっていく、けれども大切な点だということが分かりました。
もう一つ質問させていただきたいんですが、資料の九ページの「子ども・若者が抱える問題の深刻化かつ複雑化」のところで、県子ども・若者総合相談センターにおける実態調査というところで、被支援困難者(経済的事由で支援が受けられない)というのが二〇・一%ということなんですが、これ、経済的事由で支援が受けられないというのはどういった状況で、これに対してどのように対応しているの…
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52谷谷口仁史認定特定非営利活動法人スチューデント・サポート・フェイス代表理事
実は、その被支援困難者の定義は貧困だけじゃないんですね。実は、お金を持っている親御さんでも実は子供に支出をしない、こういった方もやはりいらっしゃいます。そういった意味で、実は親御さんからの支援が受けられないがゆえに、実は交通費がないとか、相談施設に足を運ぶ、利用料が払えない、こういった当事者も含めて被支援困難者として定義付けて実態調査を行っているということであります。
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53高高木かおり(維新)
ありがとうございました。
それでは最後に、藤井参考人に伺いたいと思います。
今日は、障害者を締め出す社会はもろく弱いという言葉が大変刺さりました。今後、地域の在り方を考える上で、本当に重要な言葉だと思います。また、政策が先で意識は後、こういったフレーズも藤井参考人から出ているかと思います。
そういった中で、地域で自立した生活を送るためには地域社会の理解と支援がこれはもう必要不可欠だと思いますが、この自治体や地域住民はどのような役割を果たすべきなんでしょうか。これは、やはり、今日のグラフにも、資料にもあったように、障害のある方の親亡き後の将来的な生活…
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