ありがとうございます。
第一次のトランプ政権と第二次のトランプ政権ではちょっと違うということ、この百日で占える未来ということも含めて、大変御示唆に富む御意見をありがとうございました。
世界的に保守回帰の動きが見られており、先般もドイツでドイツのための選択肢が躍進をしたということもあります。そして、恐らく、市原参考人からもあったように、日本も緩やかに保守に傾倒していくのではないかというような動きも、私も政治家として感じるところでもございます。
それは、一つにはやはり移民政策というものが非常に大きな要因にもなっていると思っておりまして、これ、やっぱり宗教が違うということのもたらす意味というのが世界中に知れ渡ってきたという側面もあるのではないかと思うんですけれども、自国民の納税者意識として、自国のために使ってくれというような思いであるとか、限られたリソースを弱き者にというところの線引きをどこまでというところで揺れ動く国際的な動きというのもあるのではないかというふうに思っております。
また、ウクライナ戦争に関しては、力業でもいい、血が流れるのをこれ以上見ていられないということで、少々のルール違反があったとしても止めてほしいという流れもあるかと思います。
そんな中で、やはりその包括的な、包摂的な平和という意味では、我々は、先ほど市原参考人もおっしゃったように、ベネフィットというところで、長期的になるかもしれませんが、国連の安保理で常任理事国入りというのを是非とも目指していきたいと思っております。この戦争の敗戦という痛みを知った我が国だからこそ世界の平和に貢献できる、そのためには常任理事国入りということを諦めずに私は個人として目指していきたいと思っているんですが、その点について最後に細谷参考人にお伺いできればと思います。可能性とその道のりについて、いかがでしょうか。
34細細谷雄一慶應義塾大学法学部教授
重要な問題提起、御質問、ありがとうございました。
まず第一に、一般的に今のトランプ大統領の政治、内政、外交については、専門家の間でよく指摘されるのが、これが原因、トランプ大統領は原因ではなくて帰結であると、つまり、アメリカの社会や政治に巨大な変革が起きて、そしてその変化の帰結としてアメリカ国民がトランプ候補に投票して、大統領になったと。したがって、そのトランプ大統領の政策を無視することはできても、アメリカの国内社会あるいは世界全体で起きている巨大な変化というのは恐らく我々は無視してはいけないんだろうと思います。一体それが何を意味しているのか、そして、ど…
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35相相良祥之公益財団法人国際文化会館地経学研究所主任研究員
ありがとうございます。
私の報告の中でも申し上げましたとおり、このアメリカ・ファーストの孤立主義とトランプ・ファーストの機会主義というものを併せて考えますと、私はリスクは非常に大きいというふうに考えております。我が国にとっては、LNGですとかオポチュニティーも確かにあるんですけれども、トータルとしてはリスクは非常に大きいというふうに考えているところはございます。
その上で、まさにこのインクルーシブ・ピースという観点で是非アメリカに考えていただきたいのは、メーク・アメリカ・グレート・アゲインは果たしてトランプ第一期でどこまで進んだんですかというところは…
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36市市原麻衣子一橋大学大学院法学研究科教授
どうもありがとうございました。
トランプ外交に関して、実は私はここ数日、いろんな方と、アメリカの方々とちょっと話す、議論する機会がありまして、議論をしてきたんですけれども、特に最初の百日目で様々な既存のシステムを壊していくという動きを取るだろうと、しかし、その後、恐らく様々な立て直しの動きが出てくるんじゃないかというような見方もあります。それですので、現在の動きがどこまで継続するかというのは分かりませんが、現在の動きをベースに考えたときに、リスクとベネフィットというのはインクルーシブ・ピースの観点からそれぞれあるんだろうと思います。
リスクの観点は規…
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- (上の発言)
37
梅村みずほ(維新)
ありがとうございます。
第一次のトランプ政権と第二次のトランプ政権ではちょっと違うということ、この百日で占える未来ということも含めて、大変御示唆に富む御意見をありがとうございました。
世界的に保守回帰の動きが見られており、先般もドイツでドイツのための選択肢が躍進をしたということもあります。そして、恐らく、市原参考人からもあったように、日本も緩やかに保守に傾倒していくのではないかというような動きも、私も政治家として感じるところでもございます。
それは、一つにはやはり移民政策というものが非常に大きな要因にもなっていると思っておりまして、これ、やっぱり宗教が違うということのもたらす意味というのが世界中に知れ渡ってきたという側面もあるのではないかと思うんですけれども、自国民の納税者意識として、自国のために使ってくれというような思いであるとか、限られたリソースを弱き者にというところの線引きをどこまでというところで揺れ動く国際的な動きというのもあるのではないかというふうに思っております。
また、ウクライナ戦争に関しては、力業でもいい、血が流れるのをこれ以上見ていられないということで、少々のルール違反があったとしても止めてほしいという流れもあるかと思います。
そんな中で、やはりその包括的な、包摂的な平和という意味では、我々は、先ほど市原参考人もおっしゃったように、ベネフィットというところで、長期的になるかもしれませんが、国連の安保理で常任理事国入りというのを是非とも目指していきたいと思っております。この戦争の敗戦という痛みを知った我が国だからこそ世界の平和に貢献できる、そのためには常任理事国入りということを諦めずに私は個人として目指していきたいと思っているんですが、その点について最後に細谷参考人にお伺いできればと思います。可能性とその道のりについて、いかがでしょうか。
38細細谷雄一慶應義塾大学法学部教授
ありがとうございます。
国連の安保理常任理事国入りというものでございますけれども、重要な日本外交のこれまでアジェンダであったと思います。
私は、二つの側面があって、一つは、国際社会が結束しなければ安保理の拡大や改革は難しいということを考えると、短期、中期的には、国連安保理の改革や拡大というものは、これは日本が加わるということを含めて極めて難しいんだろうというふうに思います。
一方で、世界は混乱し、とりわけロシア、中国、アメリカのような大国が自らの軍事力を用いて利己的な行動を取っているときに、私はかつてないほど国際社会における日本の信頼は高まっている…
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梅村みずほ(維新)
細谷参考人、ありがとうございました。
まさにおっしゃるとおりで、国連の機能不全という中でアメリカがリーダーシップを失っている、このときにこそ日本の信頼を高めて世界的な地位を確立して常任理事国入りの道を開くということについて私も引き続き検討してまいりたいと思います。
ありがとうございました。
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猪口邦子(自民)
では、浜口誠君。
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