重要な問題提起、御質問、ありがとうございました。
まず第一に、一般的に今のトランプ大統領の政治、内政、外交については、専門家の間でよく指摘されるのが、これが原因、トランプ大統領は原因ではなくて帰結であると、つまり、アメリカの社会や政治に巨大な変革が起きて、そしてその変化の帰結としてアメリカ国民がトランプ候補に投票して、大統領になったと。したがって、そのトランプ大統領の政策を無視することはできても、アメリカの国内社会あるいは世界全体で起きている巨大な変化というのは恐らく我々は無視してはいけないんだろうと思います。一体それが何を意味しているのか、そして、どういうような対応をしなければいけないのか。
で、リスクというものはどの程度あるかということなんですが、私、今のトランプ政権の政策のリスクというものが少なくともあの第一次政権よりもはるかに大きいと。それは、トランプ大統領というのは、本来は外交や政治に余り経験がなかった、ビジネスの世界から、不動産の世界から来た政治家、大統領が、いわゆるアダルツと呼ばれる非常に成熟した外交・安全保障のプロフェッショナルに囲まれて政策を運営していった。したがって、多くの点で第一次トランプ政権においては外交・安保政策がトランプ大統領のイニシアチブが実現したことと、しかしながら、それが余りアメリカの国益や国際社会にとって好ましくないということで軌道修正したことの両方があったんだろうと思います。
ところが、この一か月を見ていて、第一次政権との最大の違いはこの修正機能が働いていないと。つまり、トランプ大統領が徹底して忠誠心を持つ者だけを周辺に集めたことによって、仮にトランプ大統領が間違った判断をしたときに、修正がされずにそのまま前に進んでしまうというリスクが大きくなっている。
したがって、それがどの程度リスクがあるかということは、現段階でまだ主要なポリティカルアポイントメント、政治任用が決まっていませんので判断が難しいと思いますが、しかしながら、第一次政権のときに我々が記憶しているような政治よりもはるかに大きなリスクがあるということは我々は認識する必要があるんだろうというふうに思っています。
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高橋光男(公明)
ありがとうございました。
今日、実は朝、厚労省に行きまして、まさに先生が今日御説明いただいたグローバルヘルスに関しまして、今、Gaviというワクチンアライアンス、ここに対して、次、増資会合をするということで、日本の貢献として理事国のポジションを維持して必要な拠出をしていくことを申し入れたんですけれども、やはりこれ、国境を越えた課題でございますので、しっかりと日本政府がまたTICAD9通じてリーダーシップを発揮できるように、我が党としてもしっかり取り組ませていただきたいなと思います。
以上です。ありがとうございました。
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猪口邦子(自民)
では、梅村みずほ君。
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梅村みずほ(維新)
日本維新の会の梅村みずほと申します。
参考人の先生方、本日は貴重なお話をありがとうございました。
折しも、このウクライナ戦争が三年となりまして、急激にこの米ロの接近というものに注目が集まっております。トランプ大統領の動向に関しては賛否それぞれあるかと思います。これは、誤解を恐れず、そしてこれまた危機感を覚えながらも私申し上げますと、トランプ大統領に対してはシンパシーを感じることも正直あります。一方で、そのグローバルな視点で見ると恐ろしいと思うこともあります。非常に複雑な心境です。それは、政治家たる者、この世界平和も自国の平和あってこそというような信念…
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- (上の発言)
34細細谷雄一慶應義塾大学法学部教授
重要な問題提起、御質問、ありがとうございました。
まず第一に、一般的に今のトランプ大統領の政治、内政、外交については、専門家の間でよく指摘されるのが、これが原因、トランプ大統領は原因ではなくて帰結であると、つまり、アメリカの社会や政治に巨大な変革が起きて、そしてその変化の帰結としてアメリカ国民がトランプ候補に投票して、大統領になったと。したがって、そのトランプ大統領の政策を無視することはできても、アメリカの国内社会あるいは世界全体で起きている巨大な変化というのは恐らく我々は無視してはいけないんだろうと思います。一体それが何を意味しているのか、そして、どういうような対応をしなければいけないのか。
で、リスクというものはどの程度あるかということなんですが、私、今のトランプ政権の政策のリスクというものが少なくともあの第一次政権よりもはるかに大きいと。それは、トランプ大統領というのは、本来は外交や政治に余り経験がなかった、ビジネスの世界から、不動産の世界から来た政治家、大統領が、いわゆるアダルツと呼ばれる非常に成熟した外交・安全保障のプロフェッショナルに囲まれて政策を運営していった。したがって、多くの点で第一次トランプ政権においては外交・安保政策がトランプ大統領のイニシアチブが実現したことと、しかしながら、それが余りアメリカの国益や国際社会にとって好ましくないということで軌道修正したことの両方があったんだろうと思います。
ところが、この一か月を見ていて、第一次政権との最大の違いはこの修正機能が働いていないと。つまり、トランプ大統領が徹底して忠誠心を持つ者だけを周辺に集めたことによって、仮にトランプ大統領が間違った判断をしたときに、修正がされずにそのまま前に進んでしまうというリスクが大きくなっている。
したがって、それがどの程度リスクがあるかということは、現段階でまだ主要なポリティカルアポイントメント、政治任用が決まっていませんので判断が難しいと思いますが、しかしながら、第一次政権のときに我々が記憶しているような政治よりもはるかに大きなリスクがあるということは我々は認識する必要があるんだろうというふうに思っています。
35相相良祥之公益財団法人国際文化会館地経学研究所主任研究員
ありがとうございます。
私の報告の中でも申し上げましたとおり、このアメリカ・ファーストの孤立主義とトランプ・ファーストの機会主義というものを併せて考えますと、私はリスクは非常に大きいというふうに考えております。我が国にとっては、LNGですとかオポチュニティーも確かにあるんですけれども、トータルとしてはリスクは非常に大きいというふうに考えているところはございます。
その上で、まさにこのインクルーシブ・ピースという観点で是非アメリカに考えていただきたいのは、メーク・アメリカ・グレート・アゲインは果たしてトランプ第一期でどこまで進んだんですかというところは…
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36市市原麻衣子一橋大学大学院法学研究科教授
どうもありがとうございました。
トランプ外交に関して、実は私はここ数日、いろんな方と、アメリカの方々とちょっと話す、議論する機会がありまして、議論をしてきたんですけれども、特に最初の百日目で様々な既存のシステムを壊していくという動きを取るだろうと、しかし、その後、恐らく様々な立て直しの動きが出てくるんじゃないかというような見方もあります。それですので、現在の動きがどこまで継続するかというのは分かりませんが、現在の動きをベースに考えたときに、リスクとベネフィットというのはインクルーシブ・ピースの観点からそれぞれあるんだろうと思います。
リスクの観点は規…
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梅村みずほ(維新)
ありがとうございます。
第一次のトランプ政権と第二次のトランプ政権ではちょっと違うということ、この百日で占える未来ということも含めて、大変御示唆に富む御意見をありがとうございました。
世界的に保守回帰の動きが見られており、先般もドイツでドイツのための選択肢が躍進をしたということもあります。そして、恐らく、市原参考人からもあったように、日本も緩やかに保守に傾倒していくのではないかというような動きも、私も政治家として感じるところでもございます。
それは、一つにはやはり移民政策というものが非常に大きな要因にもなっていると思っておりまして、これ、やっぱり宗…
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