一つは、やはり子供たちが何をやりたいかによって私は大きく変わってくるんだと思っておりまして、先日も岡山に戻ったときにちょっといろいろお聞きしましたら、やはり、スポーツをやりたいといったときにどうしても人数の必要なところに行かなければいけないというふうに考えているということと、いわゆる、同じ学校にいたら多様な学びができないかというのは私はちょっと違うと思っておりまして、先日も私、徳島県にあります神山高専という高専がございますが、全寮制でございます。徳島空港から一時間掛かる学校でございますが、教える側がどんどん入ってきます。子供たちはまさに多様な学びをしているところでございまして、それを今地方がどう考えていくのか。じゃ、それは私立でなければできないのか、では公立はどうしていくかを含め、公立高校に関しては、特に高校教育の普及、機会均等の中で、いわゆる標準法で、配置、規模の適正化、努力義務が都道府県に掛かっている中にありますが、しかしながら、ここのところを、今定員割れの中にありましても教育委員会が配置する必要があると判断することもあり得ます。
例えば岡山県は、公立も既に定員割れをしておりまして、そこのところを、じゃ、岡山県としてはどう考えるのか。例えば、兵庫県は公立の質がかなり高いところだと私は聞いているところでございますが、それも含めて、何をもってして質と考えるのか。じゃ、偏差値だけなのか、子供たちが卒業して社会人になるためには何が必要なのかということを考えていきながら、私立はこの建学の精神に基づいて自主的な判断によって設置されておりますが、この日本社会をしっかりと牽引していくためには、産業に必要な、この産業界が考える人材育成も考えていくときには、今の考え方だけで本当にこの日本の教育は大丈夫なのかということを総合的に考えていきながら、やはり生徒がいわゆる進路の選択が多様にできるような形を私ども文科省としていかに支援することができるかということがまさに重要だというふうに思っているところでございます。
89金金子道仁(維新)
ごめんなさい。今のこの単位制専攻科の専攻科というのが、今の時代の専攻科は、その専門高校を卒業した後の専攻科という、そういう趣旨で御説明あったと思うんですが、このプロジェクトチームの報告書の中の内容は恐らくそういう卒業した人のものではなくて、その専門高校が一、二、三年生で持っている科目、その教科そのものを単位制にしてほかの人も履修できるようにしたらどうかという内容だったんじゃないか、そのように思います。
いずれにせよ、その職業訓練をどこでするのかということもしっかり考え直さないといけないと思います。中学校を卒業して職業訓練校としての専門高校に行って、その…
この発言のページ
90
あべ俊子(自民)文部科学大臣
今回の高校無償化に際して、私は、やはり地域地域で事情が全く異なるということが一点あり、委員がおっしゃる計画も理解をするところではございますが、子供たちの一人一人の個性、また実情に応じて多様な可能性を伸ばしていくということが大切で、多分、高校に入った時点に考えていることと、二年生、三年生の卒業時のときに考えていることって、高校生って変わってきちゃうんじゃないかと私は思っていて、やはりそういう意味では柔軟な教育体制も必要でございますし、何といっても社会で生きていくために広く必要となる資質と能力を共通して身に付けるということが大切で、農業高校、確かに三%しか就…
この発言のページ
91金金子道仁(維新)
ありがとうございます。御自身の言葉でお答えいただいて、非常に議論が深まるなと思います。
学校配置計画というのは国がするものではないと私も思います。これは、各都道府県によって公立と私立の数、全く違います、役割も違いますので、各都道府県ごとに地域の実情に応じて作っていくべきだということを改めて説明させていただきたいと思います。
と同時に、特に今大きな課題になっているのは少子化です。よくニュースで、大阪は私立高校への、人が流れて公立の定員割れだということを言いますけれども、実際、しっかり全体見れば、私立高校も約半分が定数割れしているんですね、大阪も。つまり…
この発言のページ
- (上の発言)
92
あべ俊子(自民)文部科学大臣
一つは、やはり子供たちが何をやりたいかによって私は大きく変わってくるんだと思っておりまして、先日も岡山に戻ったときにちょっといろいろお聞きしましたら、やはり、スポーツをやりたいといったときにどうしても人数の必要なところに行かなければいけないというふうに考えているということと、いわゆる、同じ学校にいたら多様な学びができないかというのは私はちょっと違うと思っておりまして、先日も私、徳島県にあります神山高専という高専がございますが、全寮制でございます。徳島空港から一時間掛かる学校でございますが、教える側がどんどん入ってきます。子供たちはまさに多様な学びをしているところでございまして、それを今地方がどう考えていくのか。じゃ、それは私立でなければできないのか、では公立はどうしていくかを含め、公立高校に関しては、特に高校教育の普及、機会均等の中で、いわゆる標準法で、配置、規模の適正化、努力義務が都道府県に掛かっている中にありますが、しかしながら、ここのところを、今定員割れの中にありましても教育委員会が配置する必要があると判断することもあり得ます。
例えば岡山県は、公立も既に定員割れをしておりまして、そこのところを、じゃ、岡山県としてはどう考えるのか。例えば、兵庫県は公立の質がかなり高いところだと私は聞いているところでございますが、それも含めて、何をもってして質と考えるのか。じゃ、偏差値だけなのか、子供たちが卒業して社会人になるためには何が必要なのかということを考えていきながら、私立はこの建学の精神に基づいて自主的な判断によって設置されておりますが、この日本社会をしっかりと牽引していくためには、産業に必要な、この産業界が考える人材育成も考えていくときには、今の考え方だけで本当にこの日本の教育は大丈夫なのかということを総合的に考えていきながら、やはり生徒がいわゆる進路の選択が多様にできるような形を私ども文科省としていかに支援することができるかということがまさに重要だというふうに思っているところでございます。
93金金子道仁(維新)
ありがとうございます。
私も、神山高専、来月見に行きたいと思って準備していますし、すばらしいと思います。
ただ、ただですね、あくまで点だと思うんですね。あれができるのは、地域の経済界がフルにサポートしてそのような教育機会をつくろうという、そういう全国でも貴重なバックグラウンドがあるからできるんであって、じゃ、あれを全国どこでもやりましょうと言われたら、自治体として、特に過疎地域においてできるところがどれだけあるのか、一つあるかないかだと思うんですね。
だからこそ、どのようにして地方でも多様で質の高い教育機会を確保していくのかということは、国としても…
この発言のページ
94
あべ俊子(自民)文部科学大臣
本当に、スマートとは何かという本が実は米国でございまして、一九九〇年だったと記憶しておりますが、人の話を聞く力、いわゆるスポーツをする能力、いろんな項目を挙げていました。
実は、今の試験制度だと、どうしても即時の判断能力と言語能力、これが問われるところですが、今文科省としても探求的学習を進めているところでございますが、今回の三党合意の中におきましては、全ての世代に対して多様で質の高い教育を実現する、この教育の質の確保、多様な人材育成の実現と、公立と私立の関係の論点の一つとされておりまして、引き続きこの三党の枠組みで合意内容の実現に取り組んでまいりますが…
この発言のページ
95金金子道仁(維新)
是非、共に検討して、今回の無償化が単なるばらまきにならないように、これを通して高校改革がしっかり前進して、高校全体の質が上がった、まあ質が上がったという言い方簡単かもしれませんが、具体的には、どこに生まれた地方の子供でも、その生まれ育った場所で質の高い高度な教育が選択できるような、そういう高校の姿を是非実現していただきたいと思います。
先月ですか、大学、高等教育に関しての中教審の答申が出ましたね。知の総和というやつです。あの方向性、私はすごく賛同するところです。地理的なアクセスによって教育機会が制約されないように、地方、どこでも高等教育が、質の高い高等…
この発言のページ