城内実 (自由民主党)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)

2025年3月24日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 125 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 160 発言)

お答えいたします。

御指摘のとおり、フュージョンエネルギーにつきましては、近年、世界各国が自国への技術、人材の囲い込みを強めるなど、国際的な競争が大変激化しております。このため、日本の技術、人材の海外流出を防ぎまして、同盟国、同志国である日米、日英といった国際協力を戦略的に活用しながら、我が国のエネルギー安全保障につなげていくことが重要であります。

こうしたことから、世界に先駆けた、先ほど申しました二〇三〇年代の発電実証の実現に向けまして、この春には国家戦略を改訂するべく、内閣府におきまして議論を行っているところでございます。実はちょうど今日午前中にも、まさにそのための第十回の有識者会議を開催し、私も出席いたしまして、有識者の皆さんに感謝と引き続きの積極的なお取組をお願いしてきたところでございます。

この国家戦略の改訂に当たりましては、特に、安全確保の基本的な考え方の策定、そしてまた原型炉実現に向けた基盤整備の加速、国際連携の戦略的推進、官民の研究開発力の強化といった点が重要と考えておりまして、担当大臣として先頭に立ちまして、新たな国家戦略にしっかりと反映していく考えであります。

そしてまた、その裏付けとなる予算についてですが、令和六年度補正予算や令和七年度予算案におきまして、例えばQST、量子科学技術研究開発機構等の研究機関にスタートアップ等への共用も可能とする試験設備群を整備するなど、必要となる予算を計上しているところでございます。

いずれにしましても、今後とも、内閣府が政府の司令塔となって、関係省庁とともに、必要な予算の確保も含め、フュージョンエネルギーの早期実現や関連産業の発展に向けてしっかりと取り組んでまいる考えであります。

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