2025年5月12日・第217回国会 参議院 行政監視委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 145 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 167 発言)

ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。

沖縄県内の道路標識や横断歩道などの標示の問題について伺います。

沖縄県では、道路標識などの道路附属物について、亜熱帯性気候、強い紫外線や高温、台風、塩害などの影響により、資料①、②、③のように道路案内標識の文字や塗装が剥がれ落ちたりかすれたりして視認性が大きく低下するなど老朽化しており、補修が必要と感じる住民の割合が都道府県で最も高くなっています。

県は、道路案内標識について令和七年度から年間三十基をめどに修復を行うとしていますが、修復が必要な標識は三百十基もあり、全てを修復するまでに何年掛かるか見通せません。

今年度に三十基しか修復できないというのは、技術系職員の不足や事業者の確保が困難など様々な要因がありますが、最大のネックはやはり予算の問題です。この間、一貫して沖縄振興公共投資交付金、いわゆるハード交付金が減額され続けており、財政的な制約から、道路関連以外にも、水道、河川、港湾、学校などの県民生活に不可欠な公共インフラの更新、整備が後回しになっているという事情があります。

国は、全国的には国土強靱化を掲げて公共事業予算を増額する一方、沖縄県に対してはハード交付金を大幅に減額してきました。標識など道路の維持更新については県に任せっ放しとするのは、道路ネットワークの維持管理という国の責任放棄であり、許されません。

そもそも、道路案内標識などの道路附属物について、崩落などの危険回避のために構造物の物理的性能という観点での点検を法定されていますが、標識の視認性については特に基準がなく、点検要領もないのが現状です。

沖縄県だけではなく、こうした標識の視認性の低下について全国的に点検、検証し、改善に取り組む仕組みをつくるべきだと考えますが、いかがでしょうか。

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