先ほど外務省から答弁いただいたコロンナ・レポートですけれども、残念ながら、コロンナ・レポートはその疑惑に関しては触れていないんですね。これは調べられないということで、結局疑惑は残っているわけです。つまり、日本の資金がテロ活動に使われた可能性というのを排除したわけではない。だから、アメリカは引き続いてまだUNRWAにはお金を出していないという中で、我が国はそこを曖昧な状態で出しているということに対して非常に懸念を持っております。
確かに今回、日本・UNRWAプロジェクト管理・モニタリングメカニズム、新しいのできました。でも、既にもう一九七五年から、そのUNRWA諮問委員会、UNRWA諮問小委員会、財政作業部会等のメンバーとして、日本はそのUNRWAに口を挟むそういう組織を持っていたにもかかわらず、そういったことが起こり、そして、それにまた屋上屋を重ねるような新しい組織をつくったから大丈夫というのは、やはりちょっといかがなものかと思います。しっかりとその辺り、疑念を払拭した上で資金を再開していくということを外務省に対しては是非検討していただきたいと思っております。
私は、このガザの問題に対して、お金を出すなということを言っているわけでは全くありません。そうではなくて、UNRWAしかないという、UNRWAだけにしかお金を出さないということになれば、UNRWAとしては、もう日本は絶対お金を出してくれるんだから、やりますといって実際にこの成果を出さなくても拠出金は止まらないという、そのような緩い緊張感になってしまうんじゃないかということを懸念しております。
資料の四を御覧いただきたいんですが、例えばEUであれば、UNRWAだけではなくて、国際赤十字、赤新月社等々を通して、フィフティー・フィフティーぐらいの資金拠出をする。それによって、UNRWAしかないんじゃない、その援助をするチャンネルを複数持つことによってお互いの援助の質を上げていく、どちらがより、我が国の二国家解決という外交目標に向かっていいものなのかということを考えて支出をしていく、これがまさに国民への責任であり、国際拠出に対してのめり張りだと思っております。日本政府も是非その点について考えていただきたいんです。
評価シートを見ますと、UNRWAは、不可欠な、ガザ支援に対して不可欠な外すことのできないというような評価が書かれています。確かに非常に重要であることは間違いないと思いますが、あなたしかいないんだよと言ってしまったら、UNRWAからすれば、ああ、もう日本は私一人ですね、じゃ、ほかのところは大丈夫ですねと改善しなくなってしまうと思うんです。
是非、我が国であればジャパン・プラットフォーム等々に所属しているNGOが今ガザに入ろうとしてくださっています。支援の多様化、複線化を図りつつ、また我が国のその顔の見える支援をしっかりやっていく。そのようなために、様々な多様な国際機関、それぞれが持っている強みを生かして効果的な人道支援、その相乗効果を発揮していきたい、そのように前回も大臣から答弁いただきました。
その後、ガザ支援に対しての複線化、多様な支援の在り方、その辺り、進展はいかがでしょうか。
141長長徳英晶外務省大臣官房審議官
お答えいたします。
委員御指摘のとおり、昨年四月に資金拠出を再開したわけでございますけれども、それに際しましてUNRWA側より、ガバナンス改善のためのUNRWAの取組として、全ドナー向けのアクションプラン、改革のためのプランでございます、これが説明されました。並びに、日本との間の追加的な措置として、日本・UNRWAプロジェクト管理・モニタリングメカニズムを設置をして、日本によるその拠出がきちんと使われているか、ちゃんとモニターしていくという方針が示されたところでございます。
これを踏まえまして、昨年四月二日、我が国の支援によるプロジェクトの適正性の確…
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142金金子道仁(維新)
昨年の予算委員会で当時の岸田総理から、我が国のODAが仮にテロ活動に使われる、そんなことがあっていいんでしょうかという質問をさせていただいたとき、総理からも、一般論として、国民の税金などが、我が国の資金がテロ活動に使われる事態、これは断じて看過できないという御答弁をいただきました。そして、コロンナ・レポート等が出てきたので拠出金を再開したと。
じゃ、二つお伺いしたいんですが、そもそも拠出金を停止したのは、テロ攻撃にUNRWAの職員が関与したという疑惑が起こったからなんですけれども、その疑惑は解消したんでしょうか。つまり、その点について、日本政府としては…
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143長長徳英晶外務省大臣官房審議官
御指摘のとおり、UNRWAをめぐる様々な疑惑を受けて我が国はその資金の拠出を一時停止したわけでございますけれども、その後、UNRWAのリーダーシップの下、UNRWAのガバナンス改善のためのアクションプランというものが示されました。この中には、問題の発端となったそのUNRWAによる教科書が偏向しているという問題についてもきちんとちゃんと是正して取り組むというようなアクションも含まれております。
その後も、UNRWAは、このアクションプランをきちんと実施していくということを強くコミットして実施を進めているというところでございます。国連の基準に照らしたレビュ…
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- (上の発言)
144金金子道仁(維新)
先ほど外務省から答弁いただいたコロンナ・レポートですけれども、残念ながら、コロンナ・レポートはその疑惑に関しては触れていないんですね。これは調べられないということで、結局疑惑は残っているわけです。つまり、日本の資金がテロ活動に使われた可能性というのを排除したわけではない。だから、アメリカは引き続いてまだUNRWAにはお金を出していないという中で、我が国はそこを曖昧な状態で出しているということに対して非常に懸念を持っております。
確かに今回、日本・UNRWAプロジェクト管理・モニタリングメカニズム、新しいのできました。でも、既にもう一九七五年から、そのUNRWA諮問委員会、UNRWA諮問小委員会、財政作業部会等のメンバーとして、日本はそのUNRWAに口を挟むそういう組織を持っていたにもかかわらず、そういったことが起こり、そして、それにまた屋上屋を重ねるような新しい組織をつくったから大丈夫というのは、やはりちょっといかがなものかと思います。しっかりとその辺り、疑念を払拭した上で資金を再開していくということを外務省に対しては是非検討していただきたいと思っております。
私は、このガザの問題に対して、お金を出すなということを言っているわけでは全くありません。そうではなくて、UNRWAしかないという、UNRWAだけにしかお金を出さないということになれば、UNRWAとしては、もう日本は絶対お金を出してくれるんだから、やりますといって実際にこの成果を出さなくても拠出金は止まらないという、そのような緩い緊張感になってしまうんじゃないかということを懸念しております。
資料の四を御覧いただきたいんですが、例えばEUであれば、UNRWAだけではなくて、国際赤十字、赤新月社等々を通して、フィフティー・フィフティーぐらいの資金拠出をする。それによって、UNRWAしかないんじゃない、その援助をするチャンネルを複数持つことによってお互いの援助の質を上げていく、どちらがより、我が国の二国家解決という外交目標に向かっていいものなのかということを考えて支出をしていく、これがまさに国民への責任であり、国際拠出に対してのめり張りだと思っております。日本政府も是非その点について考えていただきたいんです。
評価シートを見ますと、UNRWAは、不可欠な、ガザ支援に対して不可欠な外すことのできないというような評価が書かれています。確かに非常に重要であることは間違いないと思いますが、あなたしかいないんだよと言ってしまったら、UNRWAからすれば、ああ、もう日本は私一人ですね、じゃ、ほかのところは大丈夫ですねと改善しなくなってしまうと思うんです。
是非、我が国であればジャパン・プラットフォーム等々に所属しているNGOが今ガザに入ろうとしてくださっています。支援の多様化、複線化を図りつつ、また我が国のその顔の見える支援をしっかりやっていく。そのようなために、様々な多様な国際機関、それぞれが持っている強みを生かして効果的な人道支援、その相乗効果を発揮していきたい、そのように前回も大臣から答弁いただきました。
その後、ガザ支援に対しての複線化、多様な支援の在り方、その辺り、進展はいかがでしょうか。
145
岩屋毅(自民)外務大臣
パレスチナの難民支援におきましては、UNRWAだけしかないとは申し上げませんが、やはりUNRWAが必要不可欠な役割を果たしているということは事実だろうと思います。一方で、多様な国際機関、それぞれが強みを活用して効果的な人道支援を実施していくことが重要だと考えております。
例えば、令和六年度補正予算におきましては、ガザの人道状況を踏まえまして、UNRWA、WFP、UNDP、WHOなどの国際機関や、委員御指摘のNGOとも連携しつつ、保健衛生、医療、食料、瓦れき除去、廃棄物処理といった多岐にわたる分野において、約百三十五億円の支援を決定して実施をしております…
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146金金子道仁(維新)
ありがとうございます。
是非その支援の多層化、様々な機関の強みを生かしたその複線、複合的な支援をすることによって、我が国が目指すその二国家解決進んでいただきたいと思います。
あと、外務省の皆さんには是非、このUNRWAがしっかりと約束したことを守っているかどうか、我々の目で、我々の目で是非そこは確認しながら進めていただきたいということをお願いして、私の質問を終わります。
ありがとうございました。
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竹詰仁(国民)
国民民主党・新緑風会の竹詰仁です。よろしくお願いいたします。
岩屋外務大臣と外務省に、ODAについて質問させていただきます。
一九五四年に日本のODAが開始されて、今七十年超たったところであります。この一九六〇年から八〇年代は日本のODAの拡充の時代というのがありましたし、九二年にODA大綱というのが初めて出されました。二十一世紀に入りましてからは、SDGsあるいは気候変動対策が新たな課題となる一方で、多様性や価値観の相違なども重要なテーマとなってきたと認識しております。
我が国のODAは、開発途上国の経済発展や人材育成に大きく貢献していることは間…
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