もうとんでもないことだというふうに言わなくてはならないと思います。
国際的に脱化石燃料が求められている下でいつまでも化石燃料を使い続けるということは、これ、日本の政策、批判免れないと思うんですよ。
さらに、外―外取引が取引先に対してどういう状況をもたらしているのかということが問題なんですね。
私は、インドネシアとかフィリピンといったアジアの国々やアフリカなど、世界各地で日本の官民が押し付けてきた石炭火力発電所やLNG基地の事業、さらに、水素、アンモニア混焼、CCS事業などが、環境も壊すし、なりわいも壊すし、人権侵害まで引き起こしているという問題について、現地の方々から直接訴えを聞いてきているんですね。
昨年六月、フィリピンから来日をされた漁師の方からは、漁場の沿岸にLNGなど化石燃料の火力発電所がキノコが生えるように増えて、LNGの輸入ターミナルが海上に建設されたことで魚が全く捕れない日もあるんだと、こういう訴えがあったんですね。
ターミナルが建設をされたヴェルデ島海峡は、三百種類以上のサンゴと千七百種類以上の魚がすんでいて、世界の沿岸魚類多様性の中心と言われる豊かな海なんですよ。このヴェルデ島海峡を守ってほしいというふうに訴えられました。この事業には、国際協力銀行、JBICが出資をしているんですね。
大臣、これ、海峡の周辺では数万人に及ぶ住民が小規模な漁業や観光業に従事をしていて、二百万人以上の人々がこの地域で捕れる海産物に職を依存してきています。漁業者を中心に周辺住民は反対をしているわけですね。それでも外―外取引を増やし続ける方針見直さないんでしょうか。
180久久米孝資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
お答え申し上げます。
電力の安定供給を確保しつつカーボンニュートラルを実現していくためには、脱炭素電源への新規投資が必要であります。このため、脱炭素電源への新規投資を促進すべく、二〇二三年度から長期脱炭素電源オークションを開始しております。この制度では、脱炭素電源を対象に電源種混合の入札を実施し、落札電源には固定費水準の容量収入を原則二十年間得られることとすることで、巨額の初期投資の回収に対し、長期的な収入の予見可能性を付与することとしております。
今委員から御指摘いただきましたLNG火力につきましては、火力の休廃止の増加等を背景とした電力需給逼迫の…
この発言のページ
181
岩渕友(共産)
将来的にというお話だったんですけど、それじゃ遅いんですよね。
それで、水素、アンモニア混焼とかCCSなど、その対象電源ごとに二〇五〇年に向けた脱炭素化へのロードマップの提出求めているんだと、エネ庁で確認しているんだと、公表しているんだという話聞いたんですけれども、そのロードマップ見てみますと、これだけ気候危機打開が急がれている下で、もうとっても間に合わないようなロードマップなんですよ。
ライフサイクル全体で見ると、石炭火力以上に温室効果ガスを排出するデータがあるというのは先ほど述べたとおりです。これ、とても脱炭素電源とは言えないということなんですよね…
この発言のページ
182
武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
これ、ずっと申し上げていますけど、やはりDXとかGXの進展に伴って将来的な電力需要が増加が見込まれる中で、足下の電力需要の増加、これはもう再エネや原子力に加えて、火力も含めてあらゆる電源を活用しながら安定供給を確保していく前提であるということなんだと思います。
こうした中で、LNGの火力ですけれども、今先生おっしゃられた一三三%ですか、石炭以上あるとおっしゃられましたけれども、私どもとしては、二酸化炭素の排出量が比較的少なく、カーボンニュートラルに向けて排出削減を着実に進めるトランジッション期において、安定供給を確保する手段として重要だというふうに承知…
この発言のページ
- (上の発言)
183
岩渕友(共産)
もうとんでもないことだというふうに言わなくてはならないと思います。
国際的に脱化石燃料が求められている下でいつまでも化石燃料を使い続けるということは、これ、日本の政策、批判免れないと思うんですよ。
さらに、外―外取引が取引先に対してどういう状況をもたらしているのかということが問題なんですね。
私は、インドネシアとかフィリピンといったアジアの国々やアフリカなど、世界各地で日本の官民が押し付けてきた石炭火力発電所やLNG基地の事業、さらに、水素、アンモニア混焼、CCS事業などが、環境も壊すし、なりわいも壊すし、人権侵害まで引き起こしているという問題について、現地の方々から直接訴えを聞いてきているんですね。
昨年六月、フィリピンから来日をされた漁師の方からは、漁場の沿岸にLNGなど化石燃料の火力発電所がキノコが生えるように増えて、LNGの輸入ターミナルが海上に建設されたことで魚が全く捕れない日もあるんだと、こういう訴えがあったんですね。
ターミナルが建設をされたヴェルデ島海峡は、三百種類以上のサンゴと千七百種類以上の魚がすんでいて、世界の沿岸魚類多様性の中心と言われる豊かな海なんですよ。このヴェルデ島海峡を守ってほしいというふうに訴えられました。この事業には、国際協力銀行、JBICが出資をしているんですね。
大臣、これ、海峡の周辺では数万人に及ぶ住民が小規模な漁業や観光業に従事をしていて、二百万人以上の人々がこの地域で捕れる海産物に職を依存してきています。漁業者を中心に周辺住民は反対をしているわけですね。それでも外―外取引を増やし続ける方針見直さないんでしょうか。
184
武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
JBICの支援を含めて、我が国が支援しているLNGの個別プロジェクトでありますけれども、環境社会配慮の観点からも適切な確認がされているものと承知をしているところです。ですから、環境破壊を促進しているという懸念は当たらないと考えているところであります。
ちなみに、AZECでも、AZECの参加国からは、大変そういう意味で、日本のある意味で新しい、石炭またLNGについても、そういう新しい技術については共有するところが非常に強かったというところは付け加えておきたいというふうに思います。
この発言のページ
185
岩渕友(共産)
現地の訴えにやっぱり耳を傾けて、ちゃんと応えるべきだというふうに思います。
JBICには、これまで毎年のように質問をしていて、現地の方からの訴えを基に直接聞き取りも行ってきました。ところが、そうした訴えなんてもうまるでなかったかのように貸付実行がずっと行われてきているんですね。
JBICは日本政府が一〇〇%出資をしています。政府がJBICなどの公的金融機関を通じて行ってきたLNG輸出インフラへの支援に投じられた金額は、日本円にして約六兆円なんですね。これは、LNG輸出インフラに対する世界全体の公的資金支援のおよそ半分に相当する規模だということで、世界…
この発言のページ
186小小見山康二経済産業省大臣官房審議官
キャメロンLNGプロジェクトに関するお問合せでございます。
御指摘踏まえまして、NEXIにおいては、現在支援中のキャメロンプロジェクトに関する環境配慮、環境社会配慮が適切に行われているかについて調査をするということをお約束いたしまして、被保険者たる金融機関や直接プロジェクトの実施会社についても確認を行ったと承知しております。
NEXIからは、議員御紹介のNGOの方の指摘の一部にも含まれている大気質関連の規制が入っているところでございますけれども、この二〇二四年四月に、プロジェクト会社のキャメロンLNGに対して、米国ルイジアナ州環境当局から大気質関連規…
この発言のページ