横山征成国土交通省大臣官房審議官

2025年5月30日・第217回国会 衆議院 東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 87 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 147 発言)

お答えいたします。

被災された方々が生活を再建する上で、住まいの確保が重要な課題と認識してございます。私から、まずその支援について中心にお答え申し上げたいと思います。

被災者のニーズに応じた住宅再建につきましては、住宅の再建や改修等に対する融資のほか、被災した住宅に関する相談窓口の設置や復興住宅のモデルプラン作成などについて、幅広く支援を実施しているところでございます。

また、高齢者や要支援者の方は、自力再建が難しい方も多いと考えてございます。地元には既存の民間賃貸住宅も限られてございますので、災害公営住宅などの公的賃貸住宅による住まいの確保が不可欠だというふうに考えてございます。

地方部において、被災者の生活支援のニーズを踏まえながら住まいの確保を図る施策につきましては、過去の災害復興でも様々な取組が試みられておりまして、例えば、被災者が相互に支え合い共同生活を送ることを念頭に、共助スペースを有するグループホーム型の災害公営住宅を整備した福島県相馬市の事例でございますとか、軽度の要支援者が生活支援を受けつつ地域内の安全な拠点に集まって暮らされるための公的賃貸住宅を整備したという、これは奈良県の十津川村の例でございますけれども、このような例もございます。このような情報は、県を始めとして被災自治体とも既に共有をさせていただいているところでございます。

現在、各市町は、住民へのヒアリング等を繰り返し丁寧に行われて、住まいの将来像を共有しながら、復興に向けた検討を進めておられると認識してございます。今後、先行事例を参考にしながら、能登の実情に即した住宅の整備や再建支援が進められていくことになります。

また、被災者の生活支援の観点からは、住まいの確保に併せ、福祉部局、福祉事業者との連携が不可欠であると考えてございます。今後、地元の居住支援協議会の構成主体とか居住支援法人との連携も図りながら、地域において、被災者のニーズに応じた住宅団地の運営の在り方を模索されていくと考えてございます。

こういった取組に関しても、県、厚生労働省とも密接に連携して、国交省としても支援をしてまいりたいと考えてございます。

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