小さな町で、そして細かい指示をいただけていない、そんな話も聞いておりますので、是非、今後はより丁寧な説明を町の方にしていただき、そこの住民の理解を得ていただきたい、そのようにお願い申し上げます。しっかりとした対応をお願いいたします。
では、次の質問に移らせていただきます。
東日本大震災を経験した被災者の一人として、インフラが普通に使えるありがたさを痛切に感じた一人として、質問いたします。
私は、仙台市の南隣になります名取市に住んでおります。高台のため津波の直接的な被害は受けませんでしたが、住宅は半壊、電気、ガス、水道は全て使えなくなりました。電気、水道は早めに復旧したんですが、ガスはしばらくかかりました。
そして、私は、地元の少年野球チームの監督を務めて間もなく二十五年になるんですが、震災後、半月ほどたった頃、息抜きや気分転換をさせてほしいという要請を受け、子供たちの安否確認も兼ねて、選手に集合をかけました。子供たちは全員無事だったんですが、沿岸部のおじいちゃん、おばあちゃん、そして親戚が亡くなったという報告もそのとき受けました。せっかく集まったんだからキャッチボールをやりたいという子供たちがたくさんいたんですが、残念ながら、汗をかいてもお風呂には入れないし、温かいシャワーを浴びることもできない状態だったので、迷いました。
そのとき、一台の大型バスがグラウンドの前に止まり、降りてきた人からグラウンドのトイレを貸してほしいと言われました。その人のジャンパーの胸には大阪ガスと書いてありました。どうぞと言うと、大型バスから続々とたくさんの方が降りてきました。聞けば、団地全体のガスをその日のうちに一台の大型バスの全員で復旧するということでした。それを聞いて、選手も、指導者も、親の会のお父さん、お母さんも大喜びしました。子供たちははしゃぎ回りました。監督、キャッチボールしてもいいよねと、にこにこ笑顔で迫ってきました。私は、もちろんと。
そのとき、キャプテンが集合をかけ、ガス会社の皆さんの前に一列に整列し、よろしくお願いしますと言いました。お父さん、お母さんは、そのとき、うるうる泣いておりました。ガス会社の皆さんも、もらい泣きしていました。みんなで握手をして、そして、トイレだけではなく、何でも言ってください、何でも準備しますと。非常にいい光景でした。本当にありがたかったです。その日の夕方、半月ぶりに私も自宅の風呂に入りました。風呂のありがたさを全身で感じました。
その後の取材で、東日本大震災発災後すぐに、大阪ガスの方々八百人が、秋保温泉のホテルに一斉に入り、各地のガスの復旧に当たってくれていたことを知りました。ガス会社と秋保のホテルの連携で体制が整い、そこを拠点に迅速に、そして、拠点があったからこそ、長期にわたって作業に当たることができました。この作業はゴールデンウィークまで続きました。大阪ガスの社長は、阪神大震災でお世話になった、一番最初に入り一番最後に帰ってこいと八百人の社員を送り出したそうです。これにより、どれだけ被災者が助かったことか。十四年たちましたが、改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
その一方で、東日本大震災では災害弱者の問題も浮き彫りとなりました。
私の知り合いの家族ですが、家を流されたため、町の体育館に避難しようと思ったのですが、おばあちゃんが認知症なんですね、体育館に行くと周りの人たちに迷惑をかけてしまうということで、車で一か月余り避難生活を送りました。
こういったいわゆる災害弱者について、現在どのような準備がなされているのでしょうか、お聞かせください。
217白白石隆夫環境省環境再生・資源循環局長
お答え申し上げます。
福島第一原子力発電所の事故によりまして環境中に放出された放射性物質への対処につきましては、生活環境における空間線量率の低減を図るための除染が行われてまいりまして、これによって発生した除去土壌については、福島県外の地域におきましては、除染の現場や仮置場で保管をいただいているというところでございます。
これらの除去土壌の安全な処分方法につきましては、国内外の有識者からの御意見や実証事業の成果等を踏まえて検討を行ってまいりましたが、本年三月二十八日には、除去土壌の処分の基準及びガイドラインを策定したところでございます。
福島県外にお…
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柳沢剛(立憲)
山元町は福島県と接しています。隣の町では除染土が町から中間貯蔵施設に運び出されている、その様子を町の人たちはつぶさに見ています。なのに、たった数メートル離れている自分の町ではそのままになっている。となれば、確かに気になると思います。
山元町は、人口一万一千三百人ほどの小さな町です。予算がふんだんにあるわけではありません。この作業に伴う費用はどこが負担することになるんでしょうか、お聞かせください。
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219白白石隆夫環境省環境再生・資源循環局長
お答え申し上げます。
今議員お尋ねの、福島県外におきまして発生いたしました除去土壌の処分に係る費用につきましては、全額環境省の補助金、放射線量低減対策特別緊急事業費補助金という補助金がございますので、こちらで全額補助金の対象とさせていただいているというところでございます。
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- (上の発言)
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柳沢剛(立憲)
小さな町で、そして細かい指示をいただけていない、そんな話も聞いておりますので、是非、今後はより丁寧な説明を町の方にしていただき、そこの住民の理解を得ていただきたい、そのようにお願い申し上げます。しっかりとした対応をお願いいたします。
では、次の質問に移らせていただきます。
東日本大震災を経験した被災者の一人として、インフラが普通に使えるありがたさを痛切に感じた一人として、質問いたします。
私は、仙台市の南隣になります名取市に住んでおります。高台のため津波の直接的な被害は受けませんでしたが、住宅は半壊、電気、ガス、水道は全て使えなくなりました。電気、水道は早めに復旧したんですが、ガスはしばらくかかりました。
そして、私は、地元の少年野球チームの監督を務めて間もなく二十五年になるんですが、震災後、半月ほどたった頃、息抜きや気分転換をさせてほしいという要請を受け、子供たちの安否確認も兼ねて、選手に集合をかけました。子供たちは全員無事だったんですが、沿岸部のおじいちゃん、おばあちゃん、そして親戚が亡くなったという報告もそのとき受けました。せっかく集まったんだからキャッチボールをやりたいという子供たちがたくさんいたんですが、残念ながら、汗をかいてもお風呂には入れないし、温かいシャワーを浴びることもできない状態だったので、迷いました。
そのとき、一台の大型バスがグラウンドの前に止まり、降りてきた人からグラウンドのトイレを貸してほしいと言われました。その人のジャンパーの胸には大阪ガスと書いてありました。どうぞと言うと、大型バスから続々とたくさんの方が降りてきました。聞けば、団地全体のガスをその日のうちに一台の大型バスの全員で復旧するということでした。それを聞いて、選手も、指導者も、親の会のお父さん、お母さんも大喜びしました。子供たちははしゃぎ回りました。監督、キャッチボールしてもいいよねと、にこにこ笑顔で迫ってきました。私は、もちろんと。
そのとき、キャプテンが集合をかけ、ガス会社の皆さんの前に一列に整列し、よろしくお願いしますと言いました。お父さん、お母さんは、そのとき、うるうる泣いておりました。ガス会社の皆さんも、もらい泣きしていました。みんなで握手をして、そして、トイレだけではなく、何でも言ってください、何でも準備しますと。非常にいい光景でした。本当にありがたかったです。その日の夕方、半月ぶりに私も自宅の風呂に入りました。風呂のありがたさを全身で感じました。
その後の取材で、東日本大震災発災後すぐに、大阪ガスの方々八百人が、秋保温泉のホテルに一斉に入り、各地のガスの復旧に当たってくれていたことを知りました。ガス会社と秋保のホテルの連携で体制が整い、そこを拠点に迅速に、そして、拠点があったからこそ、長期にわたって作業に当たることができました。この作業はゴールデンウィークまで続きました。大阪ガスの社長は、阪神大震災でお世話になった、一番最初に入り一番最後に帰ってこいと八百人の社員を送り出したそうです。これにより、どれだけ被災者が助かったことか。十四年たちましたが、改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
その一方で、東日本大震災では災害弱者の問題も浮き彫りとなりました。
私の知り合いの家族ですが、家を流されたため、町の体育館に避難しようと思ったのですが、おばあちゃんが認知症なんですね、体育館に行くと周りの人たちに迷惑をかけてしまうということで、車で一か月余り避難生活を送りました。
こういったいわゆる災害弱者について、現在どのような準備がなされているのでしょうか、お聞かせください。
221高高橋謙司内閣官房防災庁設置準備室次長/内閣府政策統括官
お答えをいたします。
高齢者、障害者等の配慮が必要となる方が災害時に取り残されることなく、安心して避難生活を送っていただくことができるよう、受入れ体制を整えていくことは極めて重要な課題であると考えております。
内閣府としましては、自治体に対しまして、避難所に関する指針やガイドライン等におきまして、福祉避難所の指定や事前の協定、届出による福祉避難所の確保を促すとともに、福祉避難所が被災することも想定し、一般の避難所にも要配慮者スペースを設けるよう求めているところでございます。
引き続き、自治体と連携しながら、要配慮者の良好な避難生活環境の確保に取り組…
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柳沢剛(立憲)
そういった施設がどこにあるのか、どういう場所にあるのかということを知らなければ、その場に行けないと思います。
では、その周知方法はどのように行っているのでしょうか、お聞かせいただけますでしょうか。
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223高高橋謙司内閣官房防災庁設置準備室次長/内閣府政策統括官
お答えをいたします。
福祉避難所を設置している各自治体におきましては、ホームページや防災アプリ、あるいは広報紙等により、福祉避難所の場所とか対象者について周知をされているものと認識をしております。
内閣府におきましても、災害時に受けられる支援制度についてのリーフレットに、福祉避難所や要配慮者スペースなどが利用できる旨を記載をしておりまして、自治体と連携して周知を行っているところでございます。こうしたものをしっかり周知をしていくことが大変重要だと思いますので、私ども、引き続きしっかり取り組んでいきたいと思っております。
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