これは、以前行われました予算委員会の省庁別審査でも御議論させていただきましたけれども、そういった様々な課題がある。要は、東京一極集中にまだ歯止めがかかっていないという状況の中で、これまでの十年間で、毎年一千億円を投じて、補正予算も合わせると一・四兆円つぎ込んでいるわけです。今後は、予算を倍増させる、十年で二兆円、補正予算を入れるともっとつぎ込んでいくということになるわけですから、これはしっかりと、取るべき対策というのはどういうところなのかというところを見定めていただきたい。
これからまたその話はさせていただきますけれども、そもそもの一極集中の解消、地方創生の考え方、これはやはり、我々が言っているところと少しずれているんじゃないかなというふうに思っておりまして、東京一極集中を是正するという意味において、何も、東京という強い都市の存在、これを弱める必要はなくて、むしろ、今の東京の強さがあるから国際競争にも闘っていけるというような状況にあると思いますので、要は、東京に流入する人、人口、企業を抑制する、若しくは剥ぎ取っていく、そういった発想じゃなくて、東京に並ぶ大都市を日本各地につくっていく必要があるんじゃないですかということを私は前々から言わせていただいているわけでありまして、今の地方創生のやり方、進め方というのは、東京一極集中から、千七百四十一ある自治体に満遍なくお金を配って、千七百四十一極化を目指していっているわけです。それではやはり的外れだと言わざるを得ないというふうに思います。
まずは、東京に並ぶ大都市を日本のどこかにしっかりと拠点としてつくっていく、その拠点がうまくいけば、それを日本全国、大都市を中心に広げていく、それがひいては道州制の議論にもつながっていこうかというふうにも考えておりますけれども、要は、東京に匹敵する町をつくっていこうという中で、小さな地方都市、その千七百四十一をやったらいいんですよ、やったらいいんですけれども、それと合わせて拠点をしっかりとつくっていく、そういう認識が必要だということを僕は前から言わせていただいているんですけれども、大臣の認識についてお聞かせいただきたいと思います。
51大大森一顕内閣官房新しい地方経済・生活環境創生本部事務局審議官
お答え申し上げます。
今委員御指摘ございましたけれども、確かに、相談件数とかマッチングの面談の件数の数字からすると、少ないというふうにお感じになるかもしれませんけれども、例えば、ウェブ相談の成功事例、例えば、酒田市とPLCパートナーズという企業さんなんかは、この事業を契機にマッチングできちっとそういう成果を出している、こういった事例が結構ありまして、これ以外にも複合の事業をやってございますので、一例としてこの相談とマッチングのものを申し上げましたけれども、それ以外にも成果というのはあるものというふうに認識しております。
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黒田征樹(維新)
はっきり見える成果があるものがあれば、それは初めから答えていただけたら僕も分かりやすかったのかなというふうに思います。
聞いていると、この目標達成に向けた取組としては、打っている施策というか、それが的外れとまでは言いませんけれども、転職なき移住、それを目標とする中の取組としてはちょっと間接的過ぎるんじゃないかなというふうに思っておりまして、結局、人の行動の変容ですし、あとは企業の理解、そしてまた意欲、そういったものも必要ですので、単純に何かをすれば効果が出るというものではないかもしれませんけれども、予算を使ってやっているわけでありますから、その辺のしっ…
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伊東良孝(自民)内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・地方創生・アイヌ施策)
これまで十年の地方創生の成果、課題は何だったかということでありますけれども、十年前に地方創生の取組が始まって以降、地方創生版の三本の矢であります財政支援、これは交付金などでありますけれども、人材支援、これは人材派遣などであります、また情報支援、RESASなどを活用し、各地で地域の活性化につながる様々な好事例が生み出されてまいりました。
例えば、地方創生の交付金を用いて、ドローンを活用した買物支援サービスや、あるいは移動診療車を活用したオンライン診療、また自動運転バスを活用した地域交通など、好事例が生まれてきたことも事実でございます。
また、企業の地方…
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- (上の発言)
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黒田征樹(維新)
これは、以前行われました予算委員会の省庁別審査でも御議論させていただきましたけれども、そういった様々な課題がある。要は、東京一極集中にまだ歯止めがかかっていないという状況の中で、これまでの十年間で、毎年一千億円を投じて、補正予算も合わせると一・四兆円つぎ込んでいるわけです。今後は、予算を倍増させる、十年で二兆円、補正予算を入れるともっとつぎ込んでいくということになるわけですから、これはしっかりと、取るべき対策というのはどういうところなのかというところを見定めていただきたい。
これからまたその話はさせていただきますけれども、そもそもの一極集中の解消、地方創生の考え方、これはやはり、我々が言っているところと少しずれているんじゃないかなというふうに思っておりまして、東京一極集中を是正するという意味において、何も、東京という強い都市の存在、これを弱める必要はなくて、むしろ、今の東京の強さがあるから国際競争にも闘っていけるというような状況にあると思いますので、要は、東京に流入する人、人口、企業を抑制する、若しくは剥ぎ取っていく、そういった発想じゃなくて、東京に並ぶ大都市を日本各地につくっていく必要があるんじゃないですかということを私は前々から言わせていただいているわけでありまして、今の地方創生のやり方、進め方というのは、東京一極集中から、千七百四十一ある自治体に満遍なくお金を配って、千七百四十一極化を目指していっているわけです。それではやはり的外れだと言わざるを得ないというふうに思います。
まずは、東京に並ぶ大都市を日本のどこかにしっかりと拠点としてつくっていく、その拠点がうまくいけば、それを日本全国、大都市を中心に広げていく、それがひいては道州制の議論にもつながっていこうかというふうにも考えておりますけれども、要は、東京に匹敵する町をつくっていこうという中で、小さな地方都市、その千七百四十一をやったらいいんですよ、やったらいいんですけれども、それと合わせて拠点をしっかりとつくっていく、そういう認識が必要だということを僕は前から言わせていただいているんですけれども、大臣の認識についてお聞かせいただきたいと思います。
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伊東良孝(自民)内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・地方創生・アイヌ施策)
お答えいたします。
黒田先生お話しの、東京並みの大都市を、拠点都市をたくさん日本全国に展開する。地方分権、そしてまた今回の取組の中でも、石破総理が十年前に初代の地方創生担当大臣になっていただいて以来、相当地方には力を入れてこられたところでもあります。
ただ、残念ながら、うまくいった例もたくさんありますけれども、うまくなかなかいかなかった例もたくさんありまして、日本全国各地で、いい取組、好事例と言われる、活性化に向かういい取組もたくさんあった。それを見習って、あるいはそれに倣って増やしていく、その好事例を増やしていく、ここに力をこの十年間入れてきたとこ…
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黒田征樹(維新)
ですから、僕は全然否定しているわけじゃなくて、それはそれでやったらいい、それはいいと思うんです。ただ、好事例とおっしゃいますけれども、これを横展開といったときに、なかなかやはり難しい場面に直面していると思うんです。
それはなぜかというと、やはり、好事例が生まれるところというのは、その地域に合った事業であったり人であったり、そういう方とその地域性と合致するから初めて成功に至るわけでありまして、それをどこかの地域に持ってきたというところでうまくいかないというのはあり得ることだというふうに思いますので、その辺は御認識していただきたいと思います。
あと、最後…
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伊東良孝(自民)内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・地方創生・アイヌ施策)
委員おっしゃられるとおり、これまでも数次にわたり地方分権を進めてきたところであります。第三次分権改革推進委員会を設置して検討すべきではないかという御提言でありますけれども、東京一極集中の是正という観点からも、地方分権改革の推進は重要であると考えております。このため、人口減少やデジタル化の進展などの社会経済情勢の変化を踏まえ、地方分権改革の進め方や、あるいは国と地方の役割の分担、効率的、効果的な事務の在り方について、私の下でも開催していただいております地方分権改革有識者会議の御意見も伺いながら議論を進めてまいりたいと考えております。
また、一方で、国、都…
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