ありがとうございます。
今回の法案には事業者の責務ということもしっかり規定をされておりますので、こういった制度の趣旨の周知も含めてしっかり取り組んでいきたいというふうに思っております。
続きまして、田中参考人また安野参考人の方にお伺いをさせていただきます。
AIの世界は、スタートアップのエコシステムの構築でありますとか、インキュベーションですね。海外は、今回のオープンAIのチャットGPTもそうでしたし、また、ディープシークのR1もそうだったと思うんですけれども、私が非常に注目をしているのは、要は、二十代、三十代の本当に若い人たちが、本当にこの世界を変え、あるいは震撼をさせた部分もあったわけであります。
他方で、先日、私は城内大臣との質疑でもちょっと取り上げさせていただいたんですが、これは御案内のとおりで、OECDには様々な、各国の能力の調査というものをやっておりますけれども、決して低いわけではない、我が国は。人材の不足は叫ばれているんですけれども、理数系の基礎的能力というのはむしろ世界トップレベル、しかも上がってきている。だけれども、人材は不足だと言われていたりとか、イノベーションがなかなか起きていない。
私は、やはり、どっちかというと、この国というのはちょっと管理志向が強いのかなというふうに思っているんですね。欧州なんかは若者に対してはお金は出すけれども口は出さないというような文化があったりとかして、非常にそういった文化というのはいいなというふうに思うのでありますけれども。
そういった人材の育成とか、人材が飛躍をしていく社会環境、あるいは労働環境においてもスキルが適正に処遇に反映をされるという仕組みも非常に大事なのかなと。そうなりませんと、頑張ってスキルアップ、リスキリングしても、特に賃金が上がらなければということも起きかねませんので。
こういったことに対する現状認識、課題あるいは今後の方策、あるべき姿があれば、御所見をいただきたいというふうに思っております。
よろしくお願いいたします。
62松松尾豊東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻/人工物工学研究センター 教授
ありがとうございます。
教育に関してですけれども、一つは、まず、私は割と楽観的でして、余り心配しない方がいいと。
なぜなら、例えば、電卓ができたときに、電卓によって暗算の能力が失われてしまうんじゃないかということが言われていたり、PC、スマホができてきて、みんな漢字が書けなくなるんじゃないかと言われてきたり、まあ、実際そうなったのかもしれませんけれども、またそれを使った新しい能力が次々と生まれてきている。
ですから、今の子供たちは、生成AIを前提とした社会の中で生きていって、それを当たり前のように使って、また違う能力を発現させていくと思いますので、…
この発言のページ
63
河西宏一(公明)
松尾参考人、ありがとうございました。
私も、AIはどんどん活用して、いい意味で社会が発展をしていくことが大事だというふうに思っておりますので、ちょうど私も今二児の父でありますので、これからの社会をどういうふうに生きていくのか、ちょっとそんな視点でお伺いをさせていただきました。
続きまして、生貝参考人の方にお伺いをさせていただきたいと思います。
AI制度研究会の一員であるということでありますので今更申し上げるまでもないんですが、今回の法案の考え方は、いわば既存法で対応できるところはきちっとそこでハードローで対応して、それ以外については、指導、助言とか…
この発言のページ
64生生貝直人一橋大学大学院法学研究科教授
ありがとうございます。
特に、情報収集、政府としてしっかり把握をしていくということですと、やはり一つは、今回、特に、指導、助言そして情報提供、この中には社名の公表等が含まれるというふうにいったような、比較的ソフトな方法というものが中心には置かれている。
そして、このことの中で、やはり、特に主要な、国際的にも活動されている実質的に影響力の大きい事業者様というのは、これは実際の罰則でありますとか罰則金というふうにいったようなところ以上に、ある種のレピュテーションでありますとか、そういったことに対する国や国民からの評価ということを非常に重視するところかとい…
この発言のページ
- (上の発言)
65
河西宏一(公明)
ありがとうございます。
今回の法案には事業者の責務ということもしっかり規定をされておりますので、こういった制度の趣旨の周知も含めてしっかり取り組んでいきたいというふうに思っております。
続きまして、田中参考人また安野参考人の方にお伺いをさせていただきます。
AIの世界は、スタートアップのエコシステムの構築でありますとか、インキュベーションですね。海外は、今回のオープンAIのチャットGPTもそうでしたし、また、ディープシークのR1もそうだったと思うんですけれども、私が非常に注目をしているのは、要は、二十代、三十代の本当に若い人たちが、本当にこの世界を変え、あるいは震撼をさせた部分もあったわけであります。
他方で、先日、私は城内大臣との質疑でもちょっと取り上げさせていただいたんですが、これは御案内のとおりで、OECDには様々な、各国の能力の調査というものをやっておりますけれども、決して低いわけではない、我が国は。人材の不足は叫ばれているんですけれども、理数系の基礎的能力というのはむしろ世界トップレベル、しかも上がってきている。だけれども、人材は不足だと言われていたりとか、イノベーションがなかなか起きていない。
私は、やはり、どっちかというと、この国というのはちょっと管理志向が強いのかなというふうに思っているんですね。欧州なんかは若者に対してはお金は出すけれども口は出さないというような文化があったりとかして、非常にそういった文化というのはいいなというふうに思うのでありますけれども。
そういった人材の育成とか、人材が飛躍をしていく社会環境、あるいは労働環境においてもスキルが適正に処遇に反映をされるという仕組みも非常に大事なのかなと。そうなりませんと、頑張ってスキルアップ、リスキリングしても、特に賃金が上がらなければということも起きかねませんので。
こういったことに対する現状認識、課題あるいは今後の方策、あるべき姿があれば、御所見をいただきたいというふうに思っております。
よろしくお願いいたします。
66田田中邦裕一般社団法人ソフトウェア協会会長/さくらインターネット株式会社代表取締役社長
河西先生、ありがとうございます。
私自身が起業家でございまして、高専在学中に十八歳で起業いたしました。
そういう意味でいいますと、当時のインターネットの起業環境は非常によくて、というのも法律が何もなかったという状況であります。ですので、通信事業者としての登録だけは、登録といいますか届出だけは必要でしたけれども、それ以外の規制はほとんどなくて、起業環境としては非常によかったというふうに思っています。
そういった意味でいうと、やはり、変化が大きいときこそ規制がなくて、そしてチャンスをつかみやすい。大手さんも動きが遅いので、そこに先んじて入ることができる…
この発言のページ
67安安野貴博一般財団法人GovTech東京アドバイザー
御質問ありがとうございます。
まさにおっしゃるとおりだと思っておりまして、二十代のような若い人材をいかに活用できるかというのが物すごく重要だと思っています。
私も、オープンAIの中の話とか、アルファベット、グーグルの中の話、あるいはxAIの中の話を聞くんですけれども、今の基盤モデルが強い会社の中の話を聞くと、やはり、主力の戦力って別に二十代の前半の方とかもたくさんいらっしゃるんですよね。なので、そういった若い方の力というのをフルに活用するというのを各社やられているなと。
おっしゃるとおり、十八歳時点では恐らく日本の理数系の学生の能力というのは非常に…
この発言のページ
68
河西宏一(公明)
ありがとうございました。しっかりと政策に生かしてまいりたいというふうに思っております。
時間もあと一分半ということで、松尾参考人に、最後、一問だけ、改めて問わせていただきたいと思います。
先ほど田中委員の御質問でもありましたけれども、東南アジアLLM、これは非常に大事かと思っております。
今、米国が世界経済のリーダーから自由貿易体制への挑戦者になってしまいましたので、今、ASEANを始め東南アジアの各国は、ある意味、脱アメリカという形で動いております。そうかといって中国べったりもちょっとどうなのかなというような状況の中で、東南アジアの中で、あるいは…
この発言のページ