松尾豊東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻/人工物工学研究センター 教授

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 62 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 237 発言)

ありがとうございます。

教育に関してですけれども、一つは、まず、私は割と楽観的でして、余り心配しない方がいいと。

なぜなら、例えば、電卓ができたときに、電卓によって暗算の能力が失われてしまうんじゃないかということが言われていたり、PC、スマホができてきて、みんな漢字が書けなくなるんじゃないかと言われてきたり、まあ、実際そうなったのかもしれませんけれども、またそれを使った新しい能力が次々と生まれてきている。

ですから、今の子供たちは、生成AIを前提とした社会の中で生きていって、それを当たり前のように使って、また違う能力を発現させていくと思いますので、余り心配しなくてもいいんじゃないかと思います。

ただ、時代を超えて、大人が子供に伝えるべきことというのはいつも変わらないと思っていまして、それは例えば、人と人との関係性であったり信頼であったり、それから、歴史とか文化とか教養とか、そういったものが重要だということ自体は時代を超えても変わらない、そういったことをしっかり伝えていく必要があるんじゃないかというふうに思います。

以上です。

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