小池信之総務省自治行政局公務員部長

2025年2月13日・第217回国会 衆議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 37 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 139 発言)

会計年度任用職員に関する課題や制度運用における改善については、これまで自治体に対し助言を行ってきたところであり、昨年十二月にも通知を発出したところです。

具体的に何点か申し上げますと、会計年度任用職員として任用する場合には、制度上、一会計年度を超えない範囲で任用する必要がありますが、その任用に当たっては、地方公務員法に定める平等取扱いの原則や成績主義を踏まえ、できる限り広く募集を行うことが望ましいと考えている一方、自治体に対しては、公募を行う場合であっても、客観的な能力の実証を経て再度任用されることがあり得ること、選考において前の任期における勤務実績を考慮することも可能であることなどについて助言を行ってまいりました。

また、給与については、地方公務員法に定める職務給の原則や均衡の原則等の給与決定原則にのっとり、類似する職務に従事する常勤職員の給料表を基礎としつつ、職務の内容や責任、職務遂行上必要となる知識、職務経験等を考慮するとともに、地域の民間企業における同一又は類似の労働者の給与水準の状況等にも十分留意する必要があることなどについて助言を行ってまいりました。

さらに、勤務時間について、フルタイム勤務との勤務時間の差が一日当たり十五分以内であるパートタイム職員の状況について毎年度調査を行っており、フルタイム勤務とすべき標準的な職務の量がある職についてパートタイム会計年度任用職員として位置づけること自体を目的として勤務時間をフルタイムより僅かに短く設定することは適切ではないこと、フルタイムより僅かに短い勤務時間を設定することについては一般的に理解を得られる相当の合理的な理由があるのか改めて検証の上慎重に判断する必要があることなどについて助言を行ってまいりました。

今後も実態を丁寧に把握しつつ、ヒアリングの機会などを活用して、適切な制度の運用が確保されるよう取り組んでまいります。

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