お答え申し上げます。
生成AIは、大きな社会変革をもたらす技術として世界中で活発な開発競争が行われており、我が国の国際競争力の強化が必要と認識しております。
そのためには、委員御指摘のとおり、高品質な日本語データを学習に用いて、より信頼性の高いAIを開発することが必要であると考えております。
このため、情報通信研究機構、NICTでは、令和五年度補正で計上した百億円の予算により、NICTが保有する大量の日本語データをAIの学習に適した高品質なデータとして整備、拡充し、民間企業やアカデミアに提供する取組を行っております。
令和六年七月には、共同研究の形で民間企業への提供を開始しております。
また、令和六年度補正予算では、データを更に拡張するための経費として百十九億円を計上しており、NICTへの交付に向けて準備をしているところです。
総務省としては、引き続きこうした取組を進めるとともに、NICTを中核として関係府省や企業との連携を強化し、我が国の生成AIの競争力の向上に貢献をしてまいります。
32
高松智之(立憲)
災害大国である日本であるからこそ、災害を乗り越える技術開発を進めていくべきと考えます。是非今後も消防防災分野での新技術開発、海外展開に力を入れていただくことを要望します。
次に、生成AI、いわゆる人工知能の現状と課題について政府の認識を伺います。
こういう言い方が適切かどうか分かりませんが、このところは、政府、行政においてもビジネス界でも猫もしゃくしもAI、AIとなっているのが昨今の世情であります。
生成AIとしてはチャットGPTが非常に有名でありますが、このところは中国のディープシークが飛躍的な成果を出しているという報道もあり、全世界においてAI…
この発言のページ
33玉玉田康人総務省大臣官房総括審議官
お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、生成AIを含むAIは、生産性の向上などの便益をもたらす一方、偽・誤情報の拡散や犯罪の巧妙化などの悪用リスクも存在しているものと認識をしております。
こうした悪用リスクに適切に対処しつつ、AIを国民生活の向上や経済発展につなげていくためには、安全、安心で信頼できるAIを実現するためのルール形成が重要でございます。
そのため、総務省では、これまで、国際的なルール形成を行う枠組みである広島AIプロセスの推進、AIの開発、提供、利用に関する横断的な指針であるAI事業者ガイドラインの策定など、生成AIのリスクに対応す…
この発言のページ
34
高松智之(立憲)
是非、悪用への備えをしっかりと持っていく。そうした意味では、悪質な事業者への指導権限、強制力を持っておくことが、さきに質問した闇バイト撲滅、SNS詐欺対策からの教訓でもあると思います。
昨今、フジテレビのことが話題になっていますが、テレビ局が電波法での認可事業であるように、今後は、生成AI事業者には国による免許制度を考えていくような、そうした想像力も必要かと思います。生成AIの健全な活用に向けての一層の工夫をお願いしたいと思います。
とはいえ、生成AIがもたらす生産性向上は、社会に大きなイノベーションとなります。米国、中国に遅れることなく、日本も積極…
この発言のページ
- (上の発言)
35竹竹村晃一総務省国際戦略局長
お答え申し上げます。
生成AIは、大きな社会変革をもたらす技術として世界中で活発な開発競争が行われており、我が国の国際競争力の強化が必要と認識しております。
そのためには、委員御指摘のとおり、高品質な日本語データを学習に用いて、より信頼性の高いAIを開発することが必要であると考えております。
このため、情報通信研究機構、NICTでは、令和五年度補正で計上した百億円の予算により、NICTが保有する大量の日本語データをAIの学習に適した高品質なデータとして整備、拡充し、民間企業やアカデミアに提供する取組を行っております。
令和六年七月には、共同研究の形で民間企業への提供を開始しております。
また、令和六年度補正予算では、データを更に拡張するための経費として百十九億円を計上しており、NICTへの交付に向けて準備をしているところです。
総務省としては、引き続きこうした取組を進めるとともに、NICTを中核として関係府省や企業との連携を強化し、我が国の生成AIの競争力の向上に貢献をしてまいります。
36
高松智之(立憲)
国産生成AI開発の支援に努めていただき、米国、中国の動向をベンチマークにしながら、デジタル分野において日本が負け続けていくことがないように、膨らみ続けるデジタル赤字を生成AIで逆転できるような国産生成AIの開発支援に、他省庁とも連携し、政府を挙げて取り組んでいただくことを要望して、この質問を終わります。
デジタルデバイドの質問を予定していたんですが、ちょっとここを、済みません、時間の関係で飛ばさせていただいて。
最後に、会計年度任用職員の処遇改善について伺います。
この度の大臣所信に、会計年度任用職員を含む地方公務員という表現で会計年度任用職員を取…
この発言のページ
37小小池信之総務省自治行政局公務員部長
会計年度任用職員に関する課題や制度運用における改善については、これまで自治体に対し助言を行ってきたところであり、昨年十二月にも通知を発出したところです。
具体的に何点か申し上げますと、会計年度任用職員として任用する場合には、制度上、一会計年度を超えない範囲で任用する必要がありますが、その任用に当たっては、地方公務員法に定める平等取扱いの原則や成績主義を踏まえ、できる限り広く募集を行うことが望ましいと考えている一方、自治体に対しては、公募を行う場合であっても、客観的な能力の実証を経て再度任用されることがあり得ること、選考において前の任期における勤務実績を…
この発言のページ
38
高松智之(立憲)
ちょっと時間の関係で質問を省略して、最後の問いとしたいと思います。
地方自治体では、住民サービスの先頭に立っている職員のうち、会計年度任用職員の割合が二割です。雇用の不安定性があり、昇進や長期的なキャリア形成が難しいなどの不安があると思いますので、しっかり寄り添う制度設計をお願いしたいと思います。
また、会計年度任用職員の割合は、女性が多く占めております。正規職員との賃金格差は、結果として女性の低賃金につながっている現状もあります。男女の賃金格差をなくす、同一労働同一賃金を目指し、是非、会計年度任用職員の処遇改善に取り組んでいただくことを要望します。…
この発言のページ