ラピダスが量産等を目指しているのは、御承知のとおり、この次世代半導体であります。今おっしゃっているようなTSMCを始め海外のトップ企業も量産にまだ至っていない二ナノの世代の、次世代の半導体でありまして、難易度は、当然ですけれども超難しいのも事実だと思います。
他方で、二ナノ世代で用いられる技術というものは、三ナノより古い世代の技術とは半導体の基本的な構造に大きな違いが存在をしているところであります。製造技術も大きく変わるため、競合他社の先行優位が小さく、新規参入者には大きなチャンスがここにまた逆にあるんだろうと。
こうした中で、ラピダスは、二ナノ世代の製造技術を有する米国IBMの協力を得ることもできたところであります。実際に、現状、もうお聞きになったと思いますけれども、IBMに約百五十名の技術者を送り込み、imec等の海外トップ機関等とも連携をしながら、研究開発を進めているところであります。
先月の外部有識者による審査では、おかげさまで順調な進捗と評価をされておりますし、ラピダスは、競合他社よりも短納期の生産方式、これがまさにラピダスの売りでありますけれども、これを採用することによって、歩留りの改善スピードを向上させる方針であることも強みの一つであると考えています。
このような点から、国としても、ラピダスプロジェクトを完成させる、そして成功させるべく、支援をしてまいります。
118丹丹野みどり(国民)
国民民主党、丹野みどりでございます。よろしくお願いいたします。
私は、日本がもう一度世界一を取ってほしいと心から願っております。二月にラピダスを視察してまいりました。そのときに、会長からもお話を伺って、技術者の皆さんからもお話を伺って、そう思いましたし、先週、参考人の皆さんの熱い思いを伺って、もう本当に心から願っております。心から願っているからこそ、本当に大型投資をしていいのか、勝算はあるのか、過去の反省もしっかり踏まえて、日本の未来の産業を握るこの状況について厳しい質問もしていきたいと思っております。
一九八八年、日本は日の丸半導体と言われて世界の…
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武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
半導体の凋落の原因でありますけれども、まさに一九八〇年代、日米半導体協定に代表される貿易摩擦が生じてしまったことがございます。そして、一九九〇年代以降、設計企業と製造企業が水平分業というものを行うビジネスモデルが隆盛する中で、その潮流に乗ることができなかったということがございます。
その後も、国内企業の再編や日の丸自前主義の技術開発に注力をしてしまい、技術開発ですとか販路開拓の面で海外との連携やグローバルな技術動向への対応が不十分であったこと、また、そしてその後にバブル経済崩壊後の不況により、将来に向けた思い切った投資ができず、日本政府も適切な支援を機…
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120丹丹野みどり(国民)
ありがとうございます。
今大臣から伺いましたたくさんの反省点、課題、これを是非具体的に今度生かしてほしいなと思うわけですけれども、そのように世界の中で落ち込んでしまった日本の半導体、供給を海外に頼らざるを得ないという状況であります。
現状の生産国を調べているんですけれども、十ナノ未満の半導体が台湾、韓国、アメリカから一〇〇%輸入されています。十ナノから三十二ナノの半導体も一〇〇%輸入、四十ナノから九十ナノになって、ようやく日本が一八%作っているという状況なんですよね。ですから、本当に、御案内のとおり、これだけ輸入に頼っていると、供給が途絶をした途端に…
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- (上の発言)
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武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
ラピダスが量産等を目指しているのは、御承知のとおり、この次世代半導体であります。今おっしゃっているようなTSMCを始め海外のトップ企業も量産にまだ至っていない二ナノの世代の、次世代の半導体でありまして、難易度は、当然ですけれども超難しいのも事実だと思います。
他方で、二ナノ世代で用いられる技術というものは、三ナノより古い世代の技術とは半導体の基本的な構造に大きな違いが存在をしているところであります。製造技術も大きく変わるため、競合他社の先行優位が小さく、新規参入者には大きなチャンスがここにまた逆にあるんだろうと。
こうした中で、ラピダスは、二ナノ世代の製造技術を有する米国IBMの協力を得ることもできたところであります。実際に、現状、もうお聞きになったと思いますけれども、IBMに約百五十名の技術者を送り込み、imec等の海外トップ機関等とも連携をしながら、研究開発を進めているところであります。
先月の外部有識者による審査では、おかげさまで順調な進捗と評価をされておりますし、ラピダスは、競合他社よりも短納期の生産方式、これがまさにラピダスの売りでありますけれども、これを採用することによって、歩留りの改善スピードを向上させる方針であることも強みの一つであると考えています。
このような点から、国としても、ラピダスプロジェクトを完成させる、そして成功させるべく、支援をしてまいります。
122丹丹野みどり(国民)
ありがとうございます。
今のお話を伺って、二ナノと三ナノの間にはすごく技術的に壁があって、これまでの日本の遅れがそこまで影響しないというのは、ちょっといい情報かなと思いました。ありがとうございます。
その技術面でも大いに期待しているというのはよく分かったんですけれども、私、冒頭でも申しました、先日、ラピダスを視察してまいりました。会長からもお話を伺って、国内トップの技術者が集まっている、それから、ヨーロッパ、アメリカの先端技術、先端企業、研究機関としっかり連携をしていること、いろいろお話を伺いまして、会長いわく、今大臣がおっしゃったように、今回の二ナ…
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武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
前向きに判断する材料として、四つ申し上げたいと思います。
まず一点目ですけれども、ラピダスが量産を目指す二ナノの次世代半導体が、今おっしゃっていただいたように、これからの、今の世の中の大きな、今パラダイムにある生成AIですとか自動運転等に不可欠なもので、経済安全保障上も極めて重要だというところであると思います。我が国の最重要技術の一つと考えているところがまず一つ目です。
二つ目ですけれども、現在の研究開発の状況について、先月開催されました、これも先ほど申したとおり、外部有識者の審査においても順調に進捗していると評価をされておりまして、量産技術の確立に…
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124丹丹野みどり(国民)
ありがとうございます。
本当に前向きな情報をたくさん伺って、本当にうれしく思いますけれども、このラピダスには当然課題もあると思うんです。その課題を挙げるとすると、今現在どういうところにありますでしょうか。お願いします。
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