山本圭司自動車用先端SoC技術研究組合理事長

2025年3月28日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 40 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 94 発言)

御質問ありがとうございます。

半導体の進化が国内で鈍化したというのは皆様御承知のとおりだと思うんですけれども、じゃ、なぜ鈍化したか。

これは私の私見ではございますけれども、半導体の進化とそれを使う完成品の進化というのが必ずセットだというふうに思います。日本が半導体立国と言われた八〇年代は、家電にしてもそうですし、パソコンにしてもそうですし、AVなり、日本の完成品、コンシューマーの完成品メーカーの技術開発力、商品開発力は大変高かったです。それに必要な半導体を作ることで、両輪の関係でそれぞれのレベルが上がってきたということです。

ただ、ここ二十年、目を向けますと、残念ながら、家電に関しては海外への生産移管というのが大分進んできたり、従来の家電若しくは従来のパソコン、もっと言えば、従来の携帯電話、いわゆるフィーチャーフォンと言われるような携帯電話に代わるような、日本国内でそういう完成品の工業製品が提供できているかというと、そこが半導体そのものの技術開発力を鈍化させた一つの要因ではないかというふうに、これは私見ですけれども、思っています。

今、エヌビディアが大変、技術力にしてもビジネスにしても伸びていますけれども、彼らは、ゲームで伸びた半導体メーカーです。もちろん、ソニーさんのプレステみたいなものもありますけれども、そこの技術開発がなかなか日本の半導体の中では手が届かなかったという状況もあると思います。

ですから、遅れた理由は、いろいろな理由があると思うんですけれども、やはり、工業製品の国内での開発と生産を回帰するという必要も、これからの半導体戦略を考える上ではあるのかなというふうに思います。

そうしますと、ソフトウェアの開発をする上での業務の領域も広がってくると思いますから、全てが連鎖してこれからどうしていくか、そういうことになるかと思います。

以上になります。よろしかったでしょうか。

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