JICAとして、この職員に対する処分の公表を行ったのは二〇二四年の七月でございます。その時点でJICAとしての調査は全て終わっておりますし、実際、処分は二〇二三年五月なので、五月に行った処分に相当する事実は、私どもはつかんでおります。
ただ、二〇二三年の五月以降、その職員と、これは職員が内部で行ったことをベースにして私どもは処分は決めておるんですけれども、漏えい先の企業というものが存在しますので、漏えい先の企業の側でどういうような状況であったのかというのを私どもは慎重に調べるということが必要だというふうに判断いたしました。そういうこともありまして、漏えい先の企業への私どもの調査に影響を与えないというような判断から、公表に相当時間がかかったということでございます。
それで、検証委員会をつくるということについては、私どもが公表した後、報道がありまして、それで、国民の皆様にも大変な心配をおかけしましたし、先ほど委員がおっしゃったように、「信頼で世界をつなぐ」というJICAの基盤をしっかりと固め直さなければいけないということもあり、私どもとして見ると、JICA内の調査は適切に行ったと思っておりますが、そのJICA内の調査それから公表の在り方についても、もう一度第三者の目を通してしっかりと検証してもらうことがJICAへの信頼を再び確立する道だと思って、このような措置を取った次第でございます。
125
深作ヘスス(国民)
それは、事案が発生をして把握をしてから、どれくらいたってからの設置となったのでしょうか。
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126田田中明彦独立行政法人国際協力機構理事長
お答えいたします。
この問題についてJICAとして内部で調査を開始したのは、二〇二三年の初めでございます。そして、処分は二〇二三年五月に行い、そして公表は二〇二四年七月でございます。その後、十一月に検証委員会を設置させていただいたということになります。
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127
深作ヘスス(国民)
二〇二三年の年初にこれを把握をして、設置まで一年以上かかっている。かつ、今回、内部の調査が、委員会が設置されるのとほぼ同じタイミングで報道が出ています。
報道があったから今回これを調査をしようということになったのか、ここはどう、この前後関係、事実関係について教えてください。
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- (上の発言)
128田田中明彦独立行政法人国際協力機構理事長
JICAとして、この職員に対する処分の公表を行ったのは二〇二四年の七月でございます。その時点でJICAとしての調査は全て終わっておりますし、実際、処分は二〇二三年五月なので、五月に行った処分に相当する事実は、私どもはつかんでおります。
ただ、二〇二三年の五月以降、その職員と、これは職員が内部で行ったことをベースにして私どもは処分は決めておるんですけれども、漏えい先の企業というものが存在しますので、漏えい先の企業の側でどういうような状況であったのかというのを私どもは慎重に調べるということが必要だというふうに判断いたしました。そういうこともありまして、漏えい先の企業への私どもの調査に影響を与えないというような判断から、公表に相当時間がかかったということでございます。
それで、検証委員会をつくるということについては、私どもが公表した後、報道がありまして、それで、国民の皆様にも大変な心配をおかけしましたし、先ほど委員がおっしゃったように、「信頼で世界をつなぐ」というJICAの基盤をしっかりと固め直さなければいけないということもあり、私どもとして見ると、JICA内の調査は適切に行ったと思っておりますが、そのJICA内の調査それから公表の在り方についても、もう一度第三者の目を通してしっかりと検証してもらうことがJICAへの信頼を再び確立する道だと思って、このような措置を取った次第でございます。
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深作ヘスス(国民)
今回、今理事長がおっしゃられたように、既に処分がされている、処分をされた後に調査を行っている。この後、調査を行って、処分が相当でなかったということが起きるようなことがあった場合にどうするのか。私、この順番についても少し疑問を持っているところがございます。
本来であれば、しっかりと調査をして、先ほど小熊先生もおっしゃったように、できるだけこれを円滑に進めたいという思いで行ったことであったかもしれない、これが個人ではなく組織的に問題があったのかもしれない、それが分かる前に停職というものが決まっているということの運用がよかったのかということは、改めて問いたい…
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130田田中明彦独立行政法人国際協力機構理事長
JICAといたしましては、そもそもこのような情報漏えい、これは全くのルール違反でございますので、それが分かった時点で直ちに処分をしなければいけないというふうに判断し、懲戒措置を行ったものでございます。
それについては、JICAとしては全力を尽くして調査をしたわけですけれども、更になお一層、そのJICAの行った調査自体が適切であったかどうか、そしてそれをどういうふうに公表するかということについても、その公表の仕方も含めて適切であったかどうか。
これは、私どもとして難しいのは、処分をした人間の人権といいましょうか、プライバシーというものがございますので、…
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深作ヘスス(国民)
時間が参りましたので質疑を終了いたしますが、私は、当選をして最も最初に入った議連がJICA議連であり、大臣への申入れもさせていただきました。そういう意味では、有権者の皆様に私たち自身が説明責任を果たしていかなければいけない、そのためにはJICAが健全に運営をされていることが、それが担保されていなければいけないと思っています。
そういった観点から、今後とも、ODA、そして私たちの国が取り組んでいく活動について、私たち自身も国会の場で応援していきたいと思いますし、皆さんも御努力をいただきたいと思います。
これで質問を終わります。ありがとうございました。
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