岩本麻奈 (参政党)

2026年7月10日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 155 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 234 発言)

ありがとうございます。

GSCは横串機能というのを、私も御説明は聞いておりました。私も、その横串というのは必要だと思っております。しかし、横串とは、これからの時代は多分、制度やネットワークの話ではないのかなとも思っております。

この横串機能を実現するために、やはりかなりの規模の物理的な施設というのが本当に必要なのか、デジタル基盤とかAIネットワークでは実現できない理由は何かというのをちょっと考えております。最近は、やはりAIエージェントが研究者同士を結び、GPUや研究クラウドが全国の大学をつないでいる時代です。この横串を実現するために新たな巨大施設が必要なのは、やはり腑に落ちないところがあります。

あと、もう先ほどから出ておりました死の谷ですね、研究の後の実装化が難しいという。これを越えるために必要なのは、私は、やはり人を単に一か所に集めるということではなく、今は情報化の時代ですから、研究資金、規制、市場、知財をつなぐやっぱりインフォメーション、GSCが横串というならば、その本質は建物というよりもこの情報のネットワークではないかなと思っております。

次の質問に参ります。

政府は、このGSC構想について、世界中の優れた研究者や起業家、投資家を呼び込み、国際頭脳循環を加速する拠点であると説明しておられます。しかし、国費を投じて研究環境を整備する以上、海外の研究者や投資家が日本で活動すること自体が目的ということではないと思います。重要なのは、その成果が日本にしっかりと残り、日本の研究力や経済競争力、国益の向上につながることであると思います。

そこで、大臣にお伺いします。

GSC構想により、世界から優れた人材や投資を呼び込み、国際頭脳循環を加速することで、政府はどのような成果を日本に残すことを目指しているのでしょうか。日本人研究者の育成、日本企業との共同研究、知的財産の創出、日本の産業競争力の向上につながることまでを目指しておられますでしょうか。GSC構想において、研究成果や知的財産を日本にしっかりと還元する仕組みというのはどのように確保するのか、お考えを伺いたいと思います。

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