楠正憲デジタル庁統括官

2026年7月8日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 117 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 147 発言)

お答え申し上げます。

令和八年三月末時点で全体の二九・一%が特定移行支援システムに該当したものの、全体の約七割に当たる二万四千三百五十三システムの移行が完了できまして、また、これまでのところ長期間業務が停止するような重大なシステム障害等の報告は受けておらず、自治体、事業者の御尽力もあって移行作業は一定の成果を上げたというふうに考えております。

期限内に移行が完了しなかった主な要因といたしましては、移行期限が迫るにつれ移行作業やその直後の運用に想定以上のシステムエンジニアのリソースが必要であることが判明したこと等により、事業者による移行スケジュールの大幅な見直しが行われたこと、そのほか現行システムがメインフレームや個別開発システムで運用されていること、また現行事業者が撤退し、代替システムの調達の見込みが立たないといったことが挙げられます。

団体の規模別で考えますと、指定都市など大規模な自治体において、データ容量が大きかったりですとか、また従来システムが個別に開発されていた等の要因によりましてそのほか市町村より移行に時間が掛かるという傾向がございます。

また、業務別には、児童手当や子ども・子育て支援、広域連合等での調達もある介護保険といった福祉系のシステムに関しましては、住民情報系のシステムにおける影響に加えまして、福祉システムのみを提供する主要ベンダーの影響によりまして特定移行支援システムの該当がより多くなったということもございます。

今後の移行予定につきましては、令和八年度末までには移行率が約九割となる見込みでございます。デジタル庁といたしましては、個別に丁寧に御事情を伺いまして、全ての対象システムが早期に移行できるように取り組んでまいります。

前後のやりとり

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