どうもありがとうございます。
そうですね、やはり一定のリスクを伴うそういう行政のAIなどについては自主点検とか省庁によるのも必要だと思うんですけれども、例えば、やはり広域的な、かつ客観的な専門集団みたいな、そういったところから、そういう第三者的なところからの監視というのも必要でないかなと思ってはおります。
今後、行政のあらゆる分野で活用されていくことを考えますと、その信頼性を支えるのはこの継続的な点検と、あと国民からの信頼性ですね。そういったものがないと、本当にAIというのはブラックボックスで、本当にどうなのというところがあるので、是非そこを整備していただけると、またAI監査の在り方についても今後検討を始めていただけると大変うれしいです。
次の質問です。
政府はDXやAIの活用を進めておられます。しかし、AIを導入すればそれだけで行政の判断が良くなるというわけではないと思います。AIはあくまでも道具であり、このAIの出力を理解し、その根拠を確認し、政策判断にどのように用いるかということを評価するには、最終的には人間だと思っております。政府の生成AIガイドラインでも、出力結果の取扱い、要機密情報や個人情報の保護、重大な影響を及ぼす業務での利用リスクなどが整理されております。つまり、AI時代にはAIを使う側の能力、いわゆるデジタルコンピテンシーそのものが問われる時代になってくると思います。
EUでは、二〇一三年からディグコンプという国民全体のデジタルコンピテンシーを育成する共通フレームワークを整備し、教育、雇用、生涯学習の基盤として発展させてきたということです。AIが注目されるはるか以前から、デジタルを使う人間の能力が重要だと考えてきたということだと思います。
このデジタルコンピテンシーの中でも、私が特に重要だと考えているのが統計のリテラシーです。統計を理解していなければ、AIの出力がそもそも妥当なのかどうかを検証できないと思います。
相対リスクと絶対リスク、これは医療に関してなんですが、例えば有病率、感度、特異度、分母の違いなどを理解していなければ、AIが示した結果を一部だけ切り取って都合よく解釈し、結果として受け入れてしまうという危険があると思います。AIを整備する能力だけではなく、AIがもっともらしく出した結果をきちんと評価する能力もまた行政には求められていると思います。
そこで、伺います。
政府は、いわゆるデジタルコンピテンシー、すなわちAIやデータを政策判断に適切に活用する能力をデジタル人材育成の中でどのように位置付けていられますか。その中には、統計リテラシーへの理解も含まれておりますでしょうか。
ちょっと続けますが、また、国家公務員や自治体職員に対して統計データ分析、生成AI活用を体系的に学ぶ機会はどの程度整備されておりますでしょうか。さらに、省庁横断的かつ地方自治体も含めた教育プログラムとして今後評価していくお考えはあるのか。加えて、研修を受けた職員が実際に政策立案や政策評価へ活用できているのかについて、政府としてどのように把握、評価しているのか、併せて伺います。
98荻荻原直彦デジタル庁統括官
お答え申し上げます。
ただいま委員に御指摘いただきましたとおり、AIにつきましては、行政の質の向上と効率化を図る観点から導入を進めると同時に、その適切な利活用を確保することが重要であると認識しております。
このため、政府におきましては、行政の進化と革新のためのAI調達・利活用に係るガイドラインを定めまして、生成AIの利活用促進とリスク管理を表裏一体で進めているところでございます。
このガイドラインにおきましては、生成AIシステムの企画者、開発者、提供者、それから利用者ごとに必要な対応事項を定めておりまして、これにより各府省庁において生成AIシステム…
この発言のページ
99
岩本麻奈(参政)
済みません、ちょっと確認なんですけれども、そのガイドラインというか、それを請け負っているのは政府の中でという形でしょうか、それともまた別に立ててなさっているのか、教えてください。
この発言のページ
100荻荻原直彦デジタル庁統括官
ガイドラインは政府として定めたものでございまして、そのガイドラインに基づきまして各省庁におきまして生成AIの利活用に関するガイドラインを定めているというふうに認識しておりまして、それに基づいて実施されております。
この発言のページ
- (上の発言)
101
岩本麻奈(参政)
どうもありがとうございます。
そうですね、やはり一定のリスクを伴うそういう行政のAIなどについては自主点検とか省庁によるのも必要だと思うんですけれども、例えば、やはり広域的な、かつ客観的な専門集団みたいな、そういったところから、そういう第三者的なところからの監視というのも必要でないかなと思ってはおります。
今後、行政のあらゆる分野で活用されていくことを考えますと、その信頼性を支えるのはこの継続的な点検と、あと国民からの信頼性ですね。そういったものがないと、本当にAIというのはブラックボックスで、本当にどうなのというところがあるので、是非そこを整備していただけると、またAI監査の在り方についても今後検討を始めていただけると大変うれしいです。
次の質問です。
政府はDXやAIの活用を進めておられます。しかし、AIを導入すればそれだけで行政の判断が良くなるというわけではないと思います。AIはあくまでも道具であり、このAIの出力を理解し、その根拠を確認し、政策判断にどのように用いるかということを評価するには、最終的には人間だと思っております。政府の生成AIガイドラインでも、出力結果の取扱い、要機密情報や個人情報の保護、重大な影響を及ぼす業務での利用リスクなどが整理されております。つまり、AI時代にはAIを使う側の能力、いわゆるデジタルコンピテンシーそのものが問われる時代になってくると思います。
EUでは、二〇一三年からディグコンプという国民全体のデジタルコンピテンシーを育成する共通フレームワークを整備し、教育、雇用、生涯学習の基盤として発展させてきたということです。AIが注目されるはるか以前から、デジタルを使う人間の能力が重要だと考えてきたということだと思います。
このデジタルコンピテンシーの中でも、私が特に重要だと考えているのが統計のリテラシーです。統計を理解していなければ、AIの出力がそもそも妥当なのかどうかを検証できないと思います。
相対リスクと絶対リスク、これは医療に関してなんですが、例えば有病率、感度、特異度、分母の違いなどを理解していなければ、AIが示した結果を一部だけ切り取って都合よく解釈し、結果として受け入れてしまうという危険があると思います。AIを整備する能力だけではなく、AIがもっともらしく出した結果をきちんと評価する能力もまた行政には求められていると思います。
そこで、伺います。
政府は、いわゆるデジタルコンピテンシー、すなわちAIやデータを政策判断に適切に活用する能力をデジタル人材育成の中でどのように位置付けていられますか。その中には、統計リテラシーへの理解も含まれておりますでしょうか。
ちょっと続けますが、また、国家公務員や自治体職員に対して統計データ分析、生成AI活用を体系的に学ぶ機会はどの程度整備されておりますでしょうか。さらに、省庁横断的かつ地方自治体も含めた教育プログラムとして今後評価していくお考えはあるのか。加えて、研修を受けた職員が実際に政策立案や政策評価へ活用できているのかについて、政府としてどのように把握、評価しているのか、併せて伺います。
102森森田稔デジタル庁総括審議官
お答えいたします。
政府部門におきまして、生成AIでございますとかデータ分析、こういった知識も含めましてデジタル分野の人材を計画的に育成していくことは大変重要であると認識してございます。
デジタル人材育成につきましては、政府の強化方針に基づき、各府省がそれぞれ各府省デジタル統括責任者の指揮の下で、計画を作成、御指摘のような生成AI活用、データ分析なども含めて、それぞれの業務の特性に合わせた独自の研修、採用、人事配置等に計画的に取り組んでいるところでございます。
その上で、デジタル庁におきましては、こうした各府省の取組を支援する観点から、省庁横断的に…
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103
岩本麻奈(参政)
ありがとうございます。
ちょっと確認なんですが、統計については、特にそれについての学習、統計ですね、そういうのは入ってやはりいる、データの中でいるのか。あと、今、八割ぐらいが役立つと。その役立つというのももちろん重要なアンケートの結果だと思うんですが、実際それが、間違っていると言っちゃあれですけれども、評価としてどうかというのはやっていらっしゃるんでしょうか。要するに、テストではないですけれども、どのぐらいもう統計というのが身に付いてどうだというようなところは特にやらないでという感じでしょうか、済みません。
この発言のページ
104森森田稔デジタル庁総括審議官
前者につきましては、デジタル庁が所管しておりますデジタル統一のこの情報システム統一研修の中では、例えばデータ分析といった形で取ってございますが、今日はデジタル庁の所管の範囲内で答えさせていただいておりますが、統計などにつきましても、政府、国家公務員全体の中での研修の中では別途位置付けられているものと承知をしてございます。
また、後者のことにつきましては、まず、研修を終えるときに、この研修内容をしっかりと終えたのかどうかといったところに一定のテストあるいはアンケートなどを取るという形での受講修了要件というものがございますけれども、その上で、具体的にその後…
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