西田英範 (自由民主党)

2026年6月24日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 9 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 183 発言)

ありがとうございます。

引き続き、この具体的な規制の実効性確保という観点で議論をしたいと思います。

統計特例に関しては、その規制の実効性を確保するに当たりまして、私の考えとしては、公表すべき事項についてしっかりと必要な事項を盛り込むことが重要なんじゃないかと思っております。どういうAI開発をするかという目的だけではなくて、きちんと委託管理をしていく、どういう在り方なのか、そして統計作成等以外に利用しないことをどう担保していくのか。そして、事業者の体制、資本関係、さらには、もっと言えば外国政府、企業との関わりの有無も含めてしっかりと宣言させると。さらに、安全管理措置、それに含まれるものとして多く御指摘のあります復元防止措置等、こういったものを盛り込むことも一つの規制の手法としてあるんじゃないかと私自身は考えてございます。

さらに、より規制の実効性を高めるに当たっては、安全管理に関する技術進展を、技術の進歩をしっかりと規制に取り込んでいくことであると思います。これまでの、先週来から御審議でも話題に出ておりますプライバシー強化技術、いわゆるPETsでありますけれども、近年、その技術進展は大変著しくて、例えば、今までは個人データの移動時や保存時だけに暗号化されているというものから、データの処理中も暗号化されるという技術も出てきているわけであります。むしろ、こういう安全管理技術を規制に取り込むことが非常に重要であります。

従来から、じゃ、技術のその信頼性をどう判断するのかが難しいという声もありますけれども、これ、やり方はいろいろありまして、学会であるとか団体を通じた是認プロセス、是認、言わばエンドースしていって、必要な推奨をしていくという、こういう規制のプロセスではよくある方法であります。こういった形を通じて、より技術的に進歩を取り込んでいくということが考えられると思います。

このように技術的措置を義務付けるということに加えて、これしか駄目というのではなくて、例えば個人情報の安全確保に関する第三者による保証であるとか監査、こういう活用の在り方もあります。また、国際標準等に基づいた安全管理措置の実施も含めて、やり方はいろいろあると、その事業者の規模であるとか目的によって。ただ、一番実効的なものを選んでもらうということを規制に盛り込むことが重要であると思います。

そうした意味で、安全管理措置、さらには復元防止措置等の担保方法として、技術的措置、第三者による監査や保証なども含めて、個人情報の安全確保の実効性確保の観点から、しっかりと規制上取り込んでいき、推奨していくということを検討すべきだと考えますけれども、大臣の御見解をお願いいたします。

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