風木淳内閣府宇宙開発戦略推進事務局長

2026年4月22日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 45 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 150 発言)

御指摘の点ですね。

その前に、先ほどあったマヌーバ機構を持たないものが軌道投入された件について、この問いとも関係いたしますのでお答えしますと、マヌーバ機構の定義自体や技術的な内容自身によるんですが、現行法でも、軌道投入されるということであれば、ロケットそれから人工衛星について管理、許可をしておりますので、具体的な申請もして、今後、例えばマヌーバ機構あるかないか、ないというケースでも、現在においても、それは本法案においても審査はできるということでございますので、まずそれを前提に、じゃ、それが軌道投入後にどうなるかということでございます。

デブリの回収や再突入、その他いろんな動きがあるわけですが、御指摘の点、我が国ではスペースデブリを出さないための取組としまして、宇宙活動法の解釈運用指針を示した各種のガイドラインに沿いまして、国際的な進んだ取組を進めております。

今あるデブリの低減についても、先進的な技術開発と、それからルールづくりの両面で取り組んでおります。具体的には、再突入、それから、いわゆる高度を下げて空中で燃焼させるという措置がございまして、これは人工衛星の管理に係る許可に関するガイドラインにおいて示しています。また、衝突防止については、人工衛星等の衝突防止に係るガイドラインにおいて必要な制度設計を行ってきているというところであります。

それから、今あるデブリの低減については、JAXAが商業デブリ除去実証、CRD2というプロジェクトあるんですが、これで民間とのパートナーシップによるデブリ除去技術の獲得を進めています。

我が国としては、こうした技術開発に併せて、実施時のガイドラインとして、軌道上サービスを実施する人工衛星の管理に係る許可に関するガイドラインがございます。これについて策定したものがございますが、透明性を確保したルールづくりを行いまして、技術開発とそれからルールづくり、国内もです、それから海外に向けてもですが、車の両輪として進めております。

また、今回の改正の中に、試験機等に搭載されたダミーペイロードはもとより、制御されない人工の物体に関しても、打ち上げ前にその構造が基準に適合していることを認定する制度を創設しております。これによって、部品等が飛散をしたりすると、そういうことがないように防止する構造か否かを審査するということにしております。

それから、関係府省で構成される宇宙交通管理に関する関係府省のタスクフォースも開催しておりまして、小野田大臣が議長、お願いしておりますけれども、軌道投入後のデブリ回収、再突入、それから、宇宙状況把握、SSAですね、そうした衝突防止を含む宇宙交通管理についても関係省庁や官民が連携した取組を推進しております。

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