それでは、まず二点お尋ねがあったかと存じます。
まず、障害をお持ちの方が御参画いただいて、様々な防災計画を組んだり、あるいは避難訓練に参画いただいたり、あるいはその後の振り返りをしたりということは、実際に黒潮町ではもう既に行ってございまして、非常に大切な取組です。
といいますのも、やはり質問中御指摘いただきましたように、どちらかといいますと、ベースになるのは健常者であるということが恐らく無意識下にあって、それで組み上げられてきて、障害をお持ちの方とか高齢者の方とか要介護認定の高い方とかというのは少しそれから外れたところに存在しているというような感覚をややもすると自分たちは持ちがちです。しかしながら、もう発災とか災害というのは、どういう状態の方なのかということを選んで発災するわけではございませんで、もう被災者というのはみんなでございますから、それはみんなで計画立てなあかんよねというのは、もう取るべき姿でございます。
変化をもたらすというのは、もう既に黒潮町ではそういうことになってございますので、新たに導入される自治体でどういう変化がもたらされるのかというのは、少し言及できる立場にはないかと思います。
それからもう一つ、防災庁の職員にも直接ということでございました。
これも、先ほどの黒潮町の様々な防災会議や地域調整会議や、あるいは避難訓練、その後の振り返りに御参画いただいているように、多様な視点を持つというのは絶対に必要でございまして、これはもう必須です。ただ、その多様な視点を持つ手法というのが、実際に防災庁の職員として迎え入れることなのか、あるいは外部の多様な視点、多様な意見をヒアリング、そして集約化する仕組みの方が重要なのか。恐らくこれはどちらかではなくてどちらも重要だというテーマではなかろうかと思いますが、実際にどの程度の集約しなければならない情報が欲しいのかというのは、本来でございますと、日々のコミュニケーションで自分たちは把握をしておかなければならないところです。
今更というのは絶対遅いはずでございまして、単に防災庁の職員というよりも、もう日々のコミュニケーションがどうそのボリュームが確保されるのかということの方が僕は物すごく重要じゃないかなと思っています。
86沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
まず、自助、共助、公助という言葉の順番についてです。
これまで自助が先に来ていて、まさにおっしゃるとおり、対策ができる人は自分でやりましょうと、仮に災害があって命を失ってしまったら、それは結果的に、別に行政のせいでもないし、自己責任だよねというのが多分根底にあるんだと思います。家が壊れたら、それは自分で耐震補強をするというのが今の国の考え方だと思います。その代わり、家が壊れても、さすがに生活の当面の補助は必要だよねというので、生活再建支援金なんかがあるんだと思います。
ただ、これが本当に自助という意味で、耐震化率今九割…
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87
下野六太(公明)
天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください。
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88
天畠大輔(れいわ)
ありがとうございます。代読お願いします。
同じくインクルーシブ防災の観点での人材活用について、次は大西参考人にお伺いできればと思います。
黒潮町では、住民に避難を諦めさせないという強い決意の下、全職員を地域に分散配置する職員の地区担当制をしき、住民一人一人の生活に寄り添った避難カルテを作成するなど、日々の日常の暮らしに防災を組み込む先進的な町づくりを進めてこられたと思います。そうした事前防災の計画を立てる現場に障害のある当事者などが直接関わるようなインクルーシブ防災を取り込むことが要支援者の命を守ることにどのような変化や効果をもたらすと考えられるでし…
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- (上の発言)
89大大西勝也高知県黒潮町長
それでは、まず二点お尋ねがあったかと存じます。
まず、障害をお持ちの方が御参画いただいて、様々な防災計画を組んだり、あるいは避難訓練に参画いただいたり、あるいはその後の振り返りをしたりということは、実際に黒潮町ではもう既に行ってございまして、非常に大切な取組です。
といいますのも、やはり質問中御指摘いただきましたように、どちらかといいますと、ベースになるのは健常者であるということが恐らく無意識下にあって、それで組み上げられてきて、障害をお持ちの方とか高齢者の方とか要介護認定の高い方とかというのは少しそれから外れたところに存在しているというような感覚をややもすると自分たちは持ちがちです。しかしながら、もう発災とか災害というのは、どういう状態の方なのかということを選んで発災するわけではございませんで、もう被災者というのはみんなでございますから、それはみんなで計画立てなあかんよねというのは、もう取るべき姿でございます。
変化をもたらすというのは、もう既に黒潮町ではそういうことになってございますので、新たに導入される自治体でどういう変化がもたらされるのかというのは、少し言及できる立場にはないかと思います。
それからもう一つ、防災庁の職員にも直接ということでございました。
これも、先ほどの黒潮町の様々な防災会議や地域調整会議や、あるいは避難訓練、その後の振り返りに御参画いただいているように、多様な視点を持つというのは絶対に必要でございまして、これはもう必須です。ただ、その多様な視点を持つ手法というのが、実際に防災庁の職員として迎え入れることなのか、あるいは外部の多様な視点、多様な意見をヒアリング、そして集約化する仕組みの方が重要なのか。恐らくこれはどちらかではなくてどちらも重要だというテーマではなかろうかと思いますが、実際にどの程度の集約しなければならない情報が欲しいのかというのは、本来でございますと、日々のコミュニケーションで自分たちは把握をしておかなければならないところです。
今更というのは絶対遅いはずでございまして、単に防災庁の職員というよりも、もう日々のコミュニケーションがどうそのボリュームが確保されるのかということの方が僕は物すごく重要じゃないかなと思っています。
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下野六太(公明)
天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください。
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天畠大輔(れいわ)
黒潮町において、当事者参画を進める中で課題や改善策について、もう少し詳しく教えてください。
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92大大西勝也高知県黒潮町長
申し訳ございません、少しちょっと聞き取れないところがございまして。申し訳ございません。
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