大西勝也高知県黒潮町長

2026年6月19日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 89 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 102 発言)

それでは、まず二点お尋ねがあったかと存じます。

まず、障害をお持ちの方が御参画いただいて、様々な防災計画を組んだり、あるいは避難訓練に参画いただいたり、あるいはその後の振り返りをしたりということは、実際に黒潮町ではもう既に行ってございまして、非常に大切な取組です。

といいますのも、やはり質問中御指摘いただきましたように、どちらかといいますと、ベースになるのは健常者であるということが恐らく無意識下にあって、それで組み上げられてきて、障害をお持ちの方とか高齢者の方とか要介護認定の高い方とかというのは少しそれから外れたところに存在しているというような感覚をややもすると自分たちは持ちがちです。しかしながら、もう発災とか災害というのは、どういう状態の方なのかということを選んで発災するわけではございませんで、もう被災者というのはみんなでございますから、それはみんなで計画立てなあかんよねというのは、もう取るべき姿でございます。

変化をもたらすというのは、もう既に黒潮町ではそういうことになってございますので、新たに導入される自治体でどういう変化がもたらされるのかというのは、少し言及できる立場にはないかと思います。

それからもう一つ、防災庁の職員にも直接ということでございました。

これも、先ほどの黒潮町の様々な防災会議や地域調整会議や、あるいは避難訓練、その後の振り返りに御参画いただいているように、多様な視点を持つというのは絶対に必要でございまして、これはもう必須です。ただ、その多様な視点を持つ手法というのが、実際に防災庁の職員として迎え入れることなのか、あるいは外部の多様な視点、多様な意見をヒアリング、そして集約化する仕組みの方が重要なのか。恐らくこれはどちらかではなくてどちらも重要だというテーマではなかろうかと思いますが、実際にどの程度の集約しなければならない情報が欲しいのかというのは、本来でございますと、日々のコミュニケーションで自分たちは把握をしておかなければならないところです。

今更というのは絶対遅いはずでございまして、単に防災庁の職員というよりも、もう日々のコミュニケーションがどうそのボリュームが確保されるのかということの方が僕は物すごく重要じゃないかなと思っています。

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