代読します。
れいわ新選組の天畠大輔です。
お忙しい中、参考人の方々には、本日は御出席をいただきまして感謝申し上げます。ありがとうございます。
本日は、防災庁設置法の法案そのものとは少し離れて、誰一人取り残さないことや、そのための当事者参画を考える観点から、インクルーシブ防災に関連する質問をさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。
まず初めに、沼田参考人に伺います。
政府の災害対策では、常に自助、共助、公助という言葉が頻繁に出てきます。本来の自助は平時の備えを中心としたものと思いますが、一般的には、自助という言葉が避難行動における自己責任という考え方に結び付くことも少なくありません。誤解を恐れずに言えば、これは自力で防災対策や避難行動ができる健常者を前提とした多数派の理論にも思えます。しかし、現実の社会には、どれだけ平時から備えをしていても構造的に自助が不可能な高齢者や障害当事者などの要配慮者が確実に存在し、そうした人たちは災害関連死のリスクも高いことが知られています。
一方で、沼田参考人が副センター長を務めておられる災害対策トレーニングセンターは、公助、共助、自助の枠組みや組織を超え、相互に補完し合う災害対策に向けた研究を進めるという一文があります。
率直に伺います。公助を先にしているのはなぜでしょうか。あわせて、現在の自助、共助、公助という言葉の順番についてどのようにお考えかも含めて、御意見をお伺いできますか。
82
仁比聡平(共産)
ありがとうございました。
この八枚目の資料、つまり、最近十年間の平均耐震実績と補助額を県内三十四自治体で比較をしたときに、黒潮町はぬきんでて進んでいるという、この経験もお尋ねしようと思っていたら、お話しいただけてとてもよかったです。
本当は黒潮町長にもう一問、冒頭おっしゃった弱部分析の関係で、不足のリソース、救急医療という観点だったと思いますけれども、これが、指摘はされるけれども、平時からの配慮をしていくコストを一体どうするかと、ここが大問題と。私も、この取組に、政府の取組について、上から目線で号令掛けるだけじゃ駄目じゃないかという指摘を聞いたことが…
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83大大西勝也高知県黒潮町長
それでは、内閣府に実施いただきました弱部分析について、限られたカテゴリーでございますけれども、どおんと被災して、L2クラスでどおんと被災をしたときに重傷者がどのぐらい出て、それで、例えば搬送を要する、その搬送も、共助の搬送、つまり消防団とか自治防災組織とかの民間あるいは半公共的な車両を使った搬送と、それからもう医療行為を伴いながら搬送しなければならないケース、こういったものがございまして、それぞれにどの程度、統計学的に人数が出るのかということをはじき出してやった弱部分析がございます。
結論から申し上げますと、現状ですと、搬送を要する方は千人程度、けがを…
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84
仁比聡平(共産)
時間が来てしまいまして、沼田先生、申し訳ありません。こうしたリスクと土地利用規制なども含めてお尋ねしたいと思っておりましたが。
本当にありがとうございました。
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- (上の発言)
85
天畠大輔(れいわ)
代読します。
れいわ新選組の天畠大輔です。
お忙しい中、参考人の方々には、本日は御出席をいただきまして感謝申し上げます。ありがとうございます。
本日は、防災庁設置法の法案そのものとは少し離れて、誰一人取り残さないことや、そのための当事者参画を考える観点から、インクルーシブ防災に関連する質問をさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。
まず初めに、沼田参考人に伺います。
政府の災害対策では、常に自助、共助、公助という言葉が頻繁に出てきます。本来の自助は平時の備えを中心としたものと思いますが、一般的には、自助という言葉が避難行動における自己責任という考え方に結び付くことも少なくありません。誤解を恐れずに言えば、これは自力で防災対策や避難行動ができる健常者を前提とした多数派の理論にも思えます。しかし、現実の社会には、どれだけ平時から備えをしていても構造的に自助が不可能な高齢者や障害当事者などの要配慮者が確実に存在し、そうした人たちは災害関連死のリスクも高いことが知られています。
一方で、沼田参考人が副センター長を務めておられる災害対策トレーニングセンターは、公助、共助、自助の枠組みや組織を超え、相互に補完し合う災害対策に向けた研究を進めるという一文があります。
率直に伺います。公助を先にしているのはなぜでしょうか。あわせて、現在の自助、共助、公助という言葉の順番についてどのようにお考えかも含めて、御意見をお伺いできますか。
86沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
まず、自助、共助、公助という言葉の順番についてです。
これまで自助が先に来ていて、まさにおっしゃるとおり、対策ができる人は自分でやりましょうと、仮に災害があって命を失ってしまったら、それは結果的に、別に行政のせいでもないし、自己責任だよねというのが多分根底にあるんだと思います。家が壊れたら、それは自分で耐震補強をするというのが今の国の考え方だと思います。その代わり、家が壊れても、さすがに生活の当面の補助は必要だよねというので、生活再建支援金なんかがあるんだと思います。
ただ、これが本当に自助という意味で、耐震化率今九割…
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下野六太(公明)
天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください。
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天畠大輔(れいわ)
ありがとうございます。代読お願いします。
同じくインクルーシブ防災の観点での人材活用について、次は大西参考人にお伺いできればと思います。
黒潮町では、住民に避難を諦めさせないという強い決意の下、全職員を地域に分散配置する職員の地区担当制をしき、住民一人一人の生活に寄り添った避難カルテを作成するなど、日々の日常の暮らしに防災を組み込む先進的な町づくりを進めてこられたと思います。そうした事前防災の計画を立てる現場に障害のある当事者などが直接関わるようなインクルーシブ防災を取り込むことが要支援者の命を守ることにどのような変化や効果をもたらすと考えられるでし…
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