梅村みずほ (参政党)

2026年6月12日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 160 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 196 発言)

ありがとうございます。

我が国には、我が国独自の災害対応の歴史というものがありまして、既に各省庁が持っていらっしゃる災害時のスキーム、法律、様々ありますので、それを全部変えるというのはナンセンスだと思います。

一方で、この防災庁というのは前総理が肝煎りで発表されていたという計画でもありまして、これはもう大きく抜本的な、これまでの災害対応とは違ったような視点も盛り込まれるに違いないと、一体どういう庁になるんだろうというふうに非常に期待もしながら関心を寄せていたところ、先ほどFEMAは二万三千人ということだったんですけれども、防災庁は三百五十二名でスタートするということで、その規模というのが文字どおり桁違いというところになってきます。なので、この中間といいますか、もうちょっと、ああ、そういうところに力を入れるんだなというような、目玉になるようなものがあるんだろうなと思っていたんですけれども、今と余り変わらないのかなという印象に収まっているというのが正直なところなんですね。

災害対策基本法というのが我が国の災害対策のベースであって、これまでも、そしてこれからも変わらないと思います。自分の町は自分で守るんだという覚悟と行動をいつも私たち、この日本の千七百四十一市区町村、そして四十七都道府県の首長を始め、行政の皆様も持っていらっしゃることに私は何ら疑いを持っていません。

けれども、県も市も二、三年程度で担当者が異動してしまうというのは仕組みとしてあるあるなんですね。市長だったら二十五歳、県知事だったら三十歳で被選挙権を持ちますので、全員が全員、着任したその日から災害対応すぐに動けるという方ばかりではないんですね。子供政策に通じている方でありますとか、学校の先生をやっていらっしゃった方とか、いろんなキャリアの方がいらっしゃって、当然その役場のたたき上げの方もいらっしゃるということなんですけれども、当選直後の首長が関係性の構築できていない役所のトップに立って、また職員もたまたま配属されたばかりですという方もいらっしゃるような中で、どうやってこの南海トラフ級の災害において陣頭指揮を執っていくのかなというのは非常に恐ろしいところでもあるわけなんです。

こういった、なかなか自分がこれから率いていく役所の構造さえも分からないような首長が陣頭指揮って執れるんでしょうか、大臣。

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