山口潤一郎農林水産省農産局農産政策部長

2026年5月29日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 135 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 165 発言)

お答え申し上げます。

食料の備蓄に関しましては、米と小麦につきまして公的な備蓄を実施しているところでございます。

まず、お米についてでございますが、食糧法に基づきまして政府が備蓄を行っておりますけれども、その保管業務については民間事業者に委託をしているところでございます。この保管倉庫の災害の対応につきましては、まず、倉庫そのものは建築基準法に基づきまして一定の耐震基準を満たすということが義務付けられております。これについては、当然義務付けられておりますけれども、私どもの方でも改めて確認をいたしまして、その基準を満たしているということを確認しております。

また、委託事業者に対しまして、災害時に備えた対応マニュアル、これを作成することを求めておりまして、その内容についても当省においてチェックをしております。これらによって不測の事態に備えているところでございます。

さらに、米の備蓄倉庫につきましては、現在、基本的に米の主産地であります東北や北陸地方の倉庫で多く保管をされております。この点につきましては、今後備蓄の運営の在り方を見直していく中で、地域に偏在している、こういったことについて対応を検討していくことにしております。こういった偏在の解消によりまして、災害時のリスクの分散にもつながるのではないかというふうに考えてございます。

また、小麦につきましてですが、これも食糧法に基づいて実需者である製粉業者が主要輸入港近郊にある自社サイロ等で備蓄を行ってございます。この港湾に立地するサイロということでございますけれども、製粉業者に聞き取りをいたしましたところ、南海トラフで想定される震度あるいはその想定される津波の高さ、これについては備えた工事が完了しているというふうに聞いてございます。

農水省といたしましては、引き続き、災害を含む不測の事態に備えた対応について、関係省庁とも連携をしながら取り組んでまいりたいと考えてございます。

前後のやりとり

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