お答え申し上げます。
食料の備蓄に関しましては、米と小麦につきまして公的な備蓄を実施しているところでございます。
まず、お米についてでございますが、食糧法に基づきまして政府が備蓄を行っておりますけれども、その保管業務については民間事業者に委託をしているところでございます。この保管倉庫の災害の対応につきましては、まず、倉庫そのものは建築基準法に基づきまして一定の耐震基準を満たすということが義務付けられております。これについては、当然義務付けられておりますけれども、私どもの方でも改めて確認をいたしまして、その基準を満たしているということを確認しております。
また、委託事業者に対しまして、災害時に備えた対応マニュアル、これを作成することを求めておりまして、その内容についても当省においてチェックをしております。これらによって不測の事態に備えているところでございます。
さらに、米の備蓄倉庫につきましては、現在、基本的に米の主産地であります東北や北陸地方の倉庫で多く保管をされております。この点につきましては、今後備蓄の運営の在り方を見直していく中で、地域に偏在している、こういったことについて対応を検討していくことにしております。こういった偏在の解消によりまして、災害時のリスクの分散にもつながるのではないかというふうに考えてございます。
また、小麦につきましてですが、これも食糧法に基づいて実需者である製粉業者が主要輸入港近郊にある自社サイロ等で備蓄を行ってございます。この港湾に立地するサイロということでございますけれども、製粉業者に聞き取りをいたしましたところ、南海トラフで想定される震度あるいはその想定される津波の高さ、これについては備えた工事が完了しているというふうに聞いてございます。
農水省といたしましては、引き続き、災害を含む不測の事態に備えた対応について、関係省庁とも連携をしながら取り組んでまいりたいと考えてございます。
132杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
今お答えいただきましたように連携が必要だとは思いますが、防災庁として、今まではできなかったが新たにこんなことは可能になるというふうに検討している点や、今後予定していることがありましたら、是非お示しいただきたいと思います。
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133横横山征成内閣官房防災庁設置準備室次長/内閣府政策統括官
農業用施設などの食料の生産基盤の事前防災については、第一次国土強靱化実施中期計画等の各種計画を踏まえ、防災庁設置後も、引き続き農林水産省などの関係省庁において、それぞれが有する専門性を生かしつつ取り込んでいくことを想定しております。
ただ、その上で、今般設置される防災庁は、一段高い司令塔となって、関係省庁と連携し、防災の観点から、事前防災の取組を政府一丸となって推進する機能を強化いたしたいと考えてございます。例えば、南海トラフ地震等の大規模地震に関する各種計画において農業用施設等の地震・津波対策などの個別具体の施策を位置付け、適時フォローアップを行うと…
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134杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
国民の関心のある部分は、関係省庁を統括する司令塔と防災庁がなる際に、平時及び有事においてこれまでの縦割り行政の弊害がどのように変えていけるのか、また迅速に決定を一元化できるのかという部分だと思います。是非、分かりやすい制度設計お願いいたします。
最後に、食料安全保障の観点から、備蓄に関してお伺いいたします。
日本のカロリーベースで食料自給率は三八%しかございません。日々の食事の大部分を海外に依存していることになります。これは極めて危険な状況であり、国による穀物備蓄は単なる不作への備えではなく、国家の存続と国民の命を守る最後の…
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- (上の発言)
135山山口潤一郎農林水産省農産局農産政策部長
お答え申し上げます。
食料の備蓄に関しましては、米と小麦につきまして公的な備蓄を実施しているところでございます。
まず、お米についてでございますが、食糧法に基づきまして政府が備蓄を行っておりますけれども、その保管業務については民間事業者に委託をしているところでございます。この保管倉庫の災害の対応につきましては、まず、倉庫そのものは建築基準法に基づきまして一定の耐震基準を満たすということが義務付けられております。これについては、当然義務付けられておりますけれども、私どもの方でも改めて確認をいたしまして、その基準を満たしているということを確認しております。
また、委託事業者に対しまして、災害時に備えた対応マニュアル、これを作成することを求めておりまして、その内容についても当省においてチェックをしております。これらによって不測の事態に備えているところでございます。
さらに、米の備蓄倉庫につきましては、現在、基本的に米の主産地であります東北や北陸地方の倉庫で多く保管をされております。この点につきましては、今後備蓄の運営の在り方を見直していく中で、地域に偏在している、こういったことについて対応を検討していくことにしております。こういった偏在の解消によりまして、災害時のリスクの分散にもつながるのではないかというふうに考えてございます。
また、小麦につきましてですが、これも食糧法に基づいて実需者である製粉業者が主要輸入港近郊にある自社サイロ等で備蓄を行ってございます。この港湾に立地するサイロということでございますけれども、製粉業者に聞き取りをいたしましたところ、南海トラフで想定される震度あるいはその想定される津波の高さ、これについては備えた工事が完了しているというふうに聞いてございます。
農水省といたしましては、引き続き、災害を含む不測の事態に備えた対応について、関係省庁とも連携をしながら取り組んでまいりたいと考えてございます。
136杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
国に十分な蓄えがあるという事実そのものが国民に絶大な安心感を与えると思います。是非、平時から、どれだけ私たちの国民のために守っていけるのか、事前防災の重要性を改めて周知していただき、強い防災国家の司令塔として位置付けられるよう強くお願いいたしまして、本日の質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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137
仁比聡平(共産)
日本共産党の仁比聡平でございます。
幾人もの委員の皆さんがこれまでの内閣防災とさして変わらないのではないかという懸念を示しているというのを、これ吹き飛ばす大臣の御答弁が要るんだと思うんですよ。
そこで、まず、防災庁が司令塔だということが行政組織の位置付けとして一体どういう意味なのかということと、それから、その要が勧告権ということだと思いますが、これまでの内閣府防災ないし防災担当大臣の役割と、この防災庁の下での防災大臣あるいは内閣総理大臣、ここの役割というのはどう違うのか、そこをちょっとはっきり御答弁いただけますか。
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138
牧野たかお(自民)復興大臣
仁比聡平委員にお答えをしたいと思います。
今までの防災担当大臣とこれからの防災大臣の勧告権がどう違うかということでお答えをさせていただきたいと思います。
防災庁の設置によって、それぞれの専門性を有する各府省庁の役割が変わるものではないと思います。ただ、何回も使っていますけど、防災庁が一段高い立場の司令塔ということについては、防災大臣の尊重義務付きの勧告権を背景に、各関係府省庁の縦割りによる政策の抜け落ちや漏れをなくして、政府一体での防災施策への取組を更に強化できるものと考えております。
勧告権につきましては、現在の内閣府の防災担当大臣におきましても…
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