今福孝男外務省国際協力局長

2026年5月22日・第221回国会 参議院 政府開発援助及び国際協力・人道支援等に関する特別委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 79 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 93 発言)

インドネシアと東ティモール、それぞれの方向性についてですが、インドネシアは御承知のとおり、もうかなり、先ほど御指摘ありましたように相当発展してきておりますが、製造業を始めとする日本企業は約二千四百の拠点を設けていて、経済分野を中心にすごい緊密な関係が日本との間でも築かれております。

そういったインドネシアにつきましては、これまでODAを通じて、港湾や地下鉄を始めとする多くの分野でインフラ整備、それとあと人材育成、それを運用したりするような、そういったものを支援してきております。

今年の三月に日・インドネシアの首脳会談がございました際には、今後さらに、AIを含む産業とか、あと海洋、防災、脱炭素といった分野での協力を推進していくということを確認しております。

それに対しまして、東ティモール、こちら、先ほどこれも御指摘ございましたように、やはり天然資源を主要な、何というんですか、収入源にしている国といたしましては、その資源価格の高騰と乱高下ですね、それで一人当たりの所得が増えたり減ったりというのはございますので、まだまだこれからの国かなというふうに考えております。東ティモール自身も昨年の十月にASEANに正式加盟して、これからだんだん重要性も高まってくる、そういう国だと考えております。

この東ティモールにつきましても、やはり基礎的なインフラである道路とか、あと空港、こういったものは整備をしてきておりますが、あわせて、やはり大事なのは国の発展という観点から人材育成、これはしっかり一貫して支援してきております。最近、近年では、ディリの国際空港の整備、これを含む経済発展のための産業基盤整備、国立病院整備を含む社会サービス機能の強化、海上保安能力強化を含むガバナンス強化、あと若手行政官を対象とした人材育成といったところに重点を置いて支援を実施してきております。

委員から御指摘ございました農業分野につきましては、まさに先ほどコーヒーの話もありまして、コーヒーも名産、特産品ではあるんですが、やはり主食である米、これの生産強化をする必要があるだろうということで、米の生産増加に向けて、栽培技術の向上とか、あとかんがい施設の維持管理能力を強化すると、そういった技術協力を実施してきております。

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