鬼木誠 (立憲民主党)

2026年6月17日・第221回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 30 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 149 発言)

ありがとうございました。

会見全文読むと、今委員長お答えになった、一技術者としてはやはり更地にして福島の皆さんにお戻しするというのが理想的な形だということを、二度、あるいは三度ぐらい繰り返されてありますよね。まさにそういうことだろうというふうに思うんですけれども、ただ、それに続けて、いろいろな御意見もあるようなので、対話をしながら決めていくことが必要というふうに、今御答弁にもありました、対話の中から最終の形というものを見出していくというような考え方も示されているところでございます。

私自身も、委員長と同じように、更地にして福島の皆さんにお戻しをするというのが廃炉完了ということだろうというふうには受け止めています。ただ、最終的にどのような形にしていくのかということについて、もし更地にする以外の最終の形というものが意見の中から生じてくるというようなことがあり得るとすれば、それはしっかりと対話の中から見出しをしていかなきゃいけないと思いますし、何よりも、地元の皆さんがどう受け止めるかということを大切にしていただきたいというふうに思っているんですね。

この対話ということについては、委員長も、それから、先ほど御紹介した更田総括監も対話ということの重要性については語られている。それから、お辞めになった伴委員の記者会見でも、やっぱり対話ということを触れられているんですね。規制の最前線にいらっしゃった皆様方が、地元の方も含めていろいろな方とやっぱり話合いの中で方向性や姿を見出していくんだということを語られているのが非常に印象的で、やっぱり信頼の希薄化を埋めていく作業はそれしかないんじゃないかなというふうに思うんです。

現地に行くと、現地で働いてる職員の皆さんに対しては、現地の福島の皆さんも、よく頑張ってくれているというふうにおっしゃるんです。ただ、組織として、例えば東電を組織として見たとき、政府を、あるいは規制委員会を組織として見たときに、どうも信じ切れないというのがあるというのが率直なところなんですね。この組織に対する信頼性の希薄化ということに対して、やっぱりしっかり応えていただくということを対話を通じて行っていただくということを、重ねてではございますけども、私からもお願いをしておきたいというふうに思います。

ちょっと時間がなくなってきたので、もう一つ廃炉に関連して、スラリーの関係についてお尋ねをしたいというふうに思います。

廃炉作業によって生じる汚染水、これALPS処理を行った上で海洋放水をされているんですけども、このALPS処理の過程で生じる放射性廃棄物が、スラリー、それから使用済吸着材について、この二つが残る。これは今、専用の容器、HICというんですかね、に保管をして、コンクリートボックスの中に入れて保管を続けていらっしゃるものというふうに聞いています。

固化、いわゆるスペースをなるべく少なくする全体の減量化、それから漏えいのリスクを軽減をするために脱水処理を行っていこうというような計画もあるようですけれども、保管スペース、これたまり続けていけばスペースがやっぱり窮屈になっていくだろうというふうに思いますので、このスラリーなり使用済吸着剤について、この保管状況や現状、そして今後の課題について教えていただければと思います。

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