お答えを申し上げます。
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業につきまして御質問でございますけれども、今年に入りましても一定の進捗が見られております。
御紹介を申し上げますと、一号機につきましては、今年の一月に上部に大型のカバーの設置が完了いたしまして、今後、上部に存置されております瓦れきの撤去、これを進めていくべく準備を進められているところでございます。また、二号機につきましては、今御指摘がございました圧力容器内のカメラの調査に加えまして、使用済燃料の燃料取り出しも今年の六月から開始されているところでございます。また、三号機につきましては、こちらも今年の三月に格納容器の中にマイクロドローンという小さなドローンを投入して容器の中の内部調査を行いまして、事故後初めてでございますけれども、原子炉の圧力容器の底部と思われる構造物等の画像を得るなど状況を確認したというところはございます。こうした形で一歩一歩着実に前進をしているものと認識をしております。
また、御指摘のございました燃料デブリの取り出し、大規模な取り出しにつきましては、その具体的な工法について、現在、原子力損害賠償・廃炉等支援機構の燃料デブリ取り出し工法評価小委員会というところで検討が進められているところでございます。昨年の七月には、御紹介ございました試験的取り出しで得られたサンプルの分析等々の結果なども活用しまして、大規模取り出しに向けた工程の一部が具体化されるという進展があったところでございます。
現在、検討されておりました工法につきましては、原子炉の上部からアクセスをして、圧力容器の底部のところにございますデブリを上からアクセスをして、小さな塊に砕いて、開いているところから下に落とすと。その上で、底部において横方向からアクセスをして連続回収すると、こうした大掛かりな工法を今検討されているところでございますけれども、現在、こうした工法を実現するための準備工程につきまして幾つかまだ確認をするところがございます。こうした項目について、現在、東京電力において現場調査等を進めて更に工程を精査しているという状況と承知をしております。
引き続き、国といたしましても、燃料デブリの取り出しに必要となる技術開発を支援するなど、前面に立って取り組んでいく所存でございます。
長くなりましたけれども、以上でございます。
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鬼木誠(立憲)
立憲民主・無所属の鬼木誠でございます。今日もよろしくお願い申し上げます。
今日は、福島第一原発の廃炉進捗の状況、そして現状課題を中心に御質問をさせていただきたいというふうに思いますけれども、その前に一つ、今、宮本委員の方からも原子力人材の関係についての御指摘ございました。四月の当調査会の対政府質疑においても、人材の確保、育成という観点から幾人の方からか御指摘が、あるいはいわゆるノーリターンルールについての見直しの必要性等の指摘がされたところでございます。十四日付けの朝日新聞に、政府がこのノーリターンルールについて見直しをしていく、あるいはそういう動きが…
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25山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えをいたしたいと思います。
私の三月十一日の訓示、引用していただきまして、どうもありがとうございます。職員に向けて、それぞれの職員が自律すること、それから、それぞれの職場で職員が情報や意見を共有すること、これは自律的な透明というふうに訓示の中ではお話をしたところでございます。
その日の会見の中で御指摘いただいたような発言を、私いたしました。東京電力福島第一原子力発電所の事故の教訓と反省を踏まえまして、原子力施設の安全の追求に妥協を許さないという思いで規制を行ってきたところでございます。原子力施設の安全確保に一義的な責任を持つ事業者というのは、当然…
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鬼木誠(立憲)
ありがとうございました。
委員長があえて劣化という強い言葉を使って現状の認識をお示しになった。先ほどの引用をもう一度繰り返すなら、突き付けられた冷厳な事実というのを最も重く受け止めて、常にそのことと向き合っていなければならないはずの原子力事業者が、事故から十五年たって、規制委員長から劣化をしているんじゃないかという指摘を受けるほど緩んでいるとしたら、やはりこれは大きな問題だというふうに私からも指摘をしたいというふうに思いますし、是非、劣化という言葉を使ってでも事業者の緩みを正そうとされた山中委員長の言葉について、事業者の皆さんには重く受け止めていただき…
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- (上の発言)
27宮宮崎貴哉経済産業省大臣官房原子力事故災害対処審議官
お答えを申し上げます。
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業につきまして御質問でございますけれども、今年に入りましても一定の進捗が見られております。
御紹介を申し上げますと、一号機につきましては、今年の一月に上部に大型のカバーの設置が完了いたしまして、今後、上部に存置されております瓦れきの撤去、これを進めていくべく準備を進められているところでございます。また、二号機につきましては、今御指摘がございました圧力容器内のカメラの調査に加えまして、使用済燃料の燃料取り出しも今年の六月から開始されているところでございます。また、三号機につきましては、こちらも今年の三月に格納容器の中にマイクロドローンという小さなドローンを投入して容器の中の内部調査を行いまして、事故後初めてでございますけれども、原子炉の圧力容器の底部と思われる構造物等の画像を得るなど状況を確認したというところはございます。こうした形で一歩一歩着実に前進をしているものと認識をしております。
また、御指摘のございました燃料デブリの取り出し、大規模な取り出しにつきましては、その具体的な工法について、現在、原子力損害賠償・廃炉等支援機構の燃料デブリ取り出し工法評価小委員会というところで検討が進められているところでございます。昨年の七月には、御紹介ございました試験的取り出しで得られたサンプルの分析等々の結果なども活用しまして、大規模取り出しに向けた工程の一部が具体化されるという進展があったところでございます。
現在、検討されておりました工法につきましては、原子炉の上部からアクセスをして、圧力容器の底部のところにございますデブリを上からアクセスをして、小さな塊に砕いて、開いているところから下に落とすと。その上で、底部において横方向からアクセスをして連続回収すると、こうした大掛かりな工法を今検討されているところでございますけれども、現在、こうした工法を実現するための準備工程につきまして幾つかまだ確認をするところがございます。こうした項目について、現在、東京電力において現場調査等を進めて更に工程を精査しているという状況と承知をしております。
引き続き、国といたしましても、燃料デブリの取り出しに必要となる技術開発を支援するなど、前面に立って取り組んでいく所存でございます。
長くなりましたけれども、以上でございます。
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鬼木誠(立憲)
ありがとうございました。少しずつではあるが、確実に進捗しているんだというふうに受け止めたいというふうに思います。
その上で、僕は、やっぱり問題なのは、いつも言うんですけれども、中長期ロードマップの二〇五一年廃炉完了ということだと思うんですね。どうしてもこの二〇五一年廃炉完了という言葉が信頼性が高い言葉なのかどうかというところに疑問符が付くというのが、この間の、まあ全体的な作業の遅れがそういう受け止めにつながっているというふうには言えると思うんです。
これ昨年の予算委員会でも少し紹介をしましたけれども、今ありました損害賠償・廃炉等支援機構の更田廃炉総括…
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29山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えいたします。
最終的な廃炉の姿あるいは取組については、政府において決定をいたしましたロードマップに基づいて進められているものと認識しております。
原子力規制委員会としては、廃炉の監視、指導を行っているところでございますけれども、規制委員会として見通せる目標として十年後の目標を設定をいたしまして、そこからバックキャストをしてリスク低減マップを提示をさせていただいているところでございます。この低減マップに従って、東京電力といろんな議論を進めているところでございます。
一方、会見での私の発言、一技術者としての私見でございますけれども、最終的な廃炉の…
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鬼木誠(立憲)
ありがとうございました。
会見全文読むと、今委員長お答えになった、一技術者としてはやはり更地にして福島の皆さんにお戻しするというのが理想的な形だということを、二度、あるいは三度ぐらい繰り返されてありますよね。まさにそういうことだろうというふうに思うんですけれども、ただ、それに続けて、いろいろな御意見もあるようなので、対話をしながら決めていくことが必要というふうに、今御答弁にもありました、対話の中から最終の形というものを見出していくというような考え方も示されているところでございます。
私自身も、委員長と同じように、更地にして福島の皆さんにお戻しをすると…
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