仁比聡平 (日本共産党)

2026年7月16日・第221回国会 参議院 法務委員会 第21号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 154 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 282 発言)

その物言いが検察のおごりですよね。だって、確定した判決に強い不満を抱かざるを得ないと言い、被告人が犯人であることの立証は可能であるという言葉、表現をそのまま使い、そして、到底承服できないというわけでしょう。これが今の日本の検察のトップの姿勢であり、それを正当化しているのが、高市総理、今の発言ですよ。

これ、何もたらすのかと。冤罪、福井女子中学生殺人事件で、再審無罪判決は、検察、警察の活動についてこう言いました。あるまじき不誠実で罪深い不正の所為、捜査や公判での立証に行き詰まりを感じ、被告人を立件して有罪に持ち込みたいという思惑を強く有していたと。

ところが、名古屋高検の調査報告書では、この虚偽の目撃証言がどのように作られてきたのか、捜査の全容についての検証、解明というのは欠落をしています。社会的注目を集める重大冤罪事件にもかかわらず、検察官は、多数の事案の決裁を行う決裁官について、個々の事件記録の隅々まで精読、検討することは事実上困難であるなどとしているんですけれど、私は、これは組織ぐるみだという批判から逃げおおせようという弁明にすぎないのではないかと思うんですね。

国として、こうした事件、再審無罪事件についての第三者による検証を、総理、指示すべきではありませんか。

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