仁比聡平 (日本共産党)

2026年7月14日・第221回国会 参議院 法務委員会 第20号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 350 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 375 発言)

まずやるべきは、今後じゃなくて、この事件の捜査そのものを徹底して検証して、前川さんを始め関係者にわびることじゃないですか。もうメディアで数々指摘をされているけれど、この福井県警も、もちろん警察庁も、前川さんに対してわびる意思がないでしょう。

再審無罪判決、何と言っているか。本件においては、主要関係者において、その中心的な人物の供述に迎合するだけの動機があり、その立場や性行などに鑑み、被誘導性も強いものがあり、その一方で、捜査機関、起訴後は検察官も含む、においては、捜査や公判での立証に行き詰まりを感じ、被告人を立件して有罪に持ち込みたいという思惑を強く有していたことから、捜査機関による供述誘導などの意図も相当強かったと推認できるところもある。しかも、主要関係者の各供述に客観的な裏付けとなるような証拠に乏しいため、主要関係者に対し、捜査機関が見立てた筋立て、ストーリーに見合った供述ないし証言を求めていたことは容易に見て取れ、主要関係者においてもそれに迎合した具体的な供述をすることは決して不可能ではなかったと考えられると。

こうした捜査を行って、今日まで四十年間にわたって前川さんの人生を奪ったということについての真剣な反省があるなら、ちゃんと調査をする、そしてわびるというのが当然じゃないですか、警察庁。

前後のやりとり

346の発言を見る

354の発言を見る