打越さく良 (立憲民主党)

2026年7月14日・第221回国会 参議院 法務委員会 第20号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 213 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 375 発言)

そうはとても受け止められないというのが冤罪被害者、前川さんの重い訴えなんですよ。いらしてこなかったこと自体が非常にこの政府提出法案についての重い批判だと受け止めるべきだと思います。かたくなに、まるでこれで十分だというような、繰り返されることは誠に残念です。

そもそも、まだ向き合わなければいけない立法事実とは何かということを、その重さを受け止めてこの法案が準備されているとは到底思えません。この前川さんの冤罪被害を受けた事件、先ほど、本当に妹さんのことについて、いまだに真犯人が見付からないことについて胸を痛めておられる大橋さん、大橋宏子さん、その言葉にしても非常に重いものがございました。

福井女子中学生事件の再審無罪を受けて、名古屋高検が関わった検察官十五人への聞き取り調査を行ったと。そして、調査結果報告書をつい最近私たちも手にすることができました。ここからも更に多く学んで私たちは審議を進めるべきではないかと思います。

この調査結果報告書には、再審無罪の決め手となった証拠、目撃証言に出てくるテレビ番組の放映日、それが事件当日ではなかったことが記載されていました。しかし、この重要な証拠の存在を、原審に関与した一名の検察官、さらには第一次再審請求審に関与した少なくとも五人の検察官が把握していたと、そのことが認められています。このうちただ一人も、この証拠を裁判所にも弁護人にも明らかにすることはありませんでした。

それでは伺います。政府提出法案では、検察はこのような無罪方向の証拠の存在を認識した場合、迅速かつ確実に開示する義務を負うのでしょうか。

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